見出し画像

ネガティブケイパビリティは日本人の弱点なのか。答えがある社会で育つリスクと克服方法としての海外サマースクール

日本はとても優れた社会です。電車は時間通りに来る。ルールは明確。教育には正解がある。でも最近、私はこう思うようになりました。
ネガティブケイパビリティ(答えが出ない状態に耐える力)は、日本人の弱点になりやすいのではないか。教育移住4回の経験から、「コンフォートゾーンから出る体験」がなぜ重要なのかを書きました。

こんにちは。
教育移住4回、海外生活14年。リアル孟母ベティです。

最近、子育てや教育を考える中である疑問を持つようになりました。

それは

ネガティブケイパビリティは日本人の弱点になりやすいのではないか

ということです。

ネガティブケイパビリティとは

答えが出ない状態に耐える力

です。

つまり

曖昧さ
不確実さ
迷い

の中で考え続ける力。

AI時代に重要だと言われる能力です。

でも、日本社会を見ていると少し違う特徴があります。

この記事は、こんな親に読んでほしいと思って書きました。

子どもの教育について、真剣に考えている親。
英語、習い事、サマースクール、進路。

「これでいいのだろうか」と、
どこかで迷っている親です。

日本は、とても優れた社会です。しかし、もしかすると日本は、
「答えがある社会」すぎるのではないか。

そしてその環境は、
子どものネガティブケイパビリティ(答えが出ない状態に耐える力)を
育てにくいのではないか。

AIが正解を出す時代に、人間に残る力は
「問いを持ち続ける力」です。

その力は、
安全な正解の中ではなく、
少しだけ不安な場所で育つのかもしれません。

この記事では、
教育移住4回の経験から感じた

・日本社会の強みと弱み
・ネガティブケイパビリティという視点
・コンフォートゾーンから出る経験の意味
・海外サマースクールの本当の価値

について書いてみたいと思います。

もしあなたが今、

「子どもにどんな経験をさせればいいのか」

を考えているなら、
この話はきっと関係があります。

教育は、正解を教えることではありません。
正解がない世界で生きる力を育てることです。


日本は「答えがある社会」

日本は、とても優れた社会ですよね。

電車は時間通りに来る。
サービスは丁寧。
ルールは明確。

どんな仕事にもマニュアルがあり、そして教育も答えがある構造です。

テスト
偏差値
受験
正解

学校では正しい答えを出す訓練をたくさんします。

これは社会を効率的に動かすためにはとても優れた仕組みです。

でも同時にある能力が育ちにくくなる可能性があります。

それが曖昧さに耐える力です。

海外でよく起きる「答えがない状況」

教育移住をしていると日本ではあまり経験しない状況によく出会います。

例えば

電車が時間通りに来ない
役所の手続きが進まない
担当者によって言うことが違う
学校の連絡が曖昧

最初はかなりストレスです。
「どうすればいいの?」と思います。

でもこの状況では一つの力が必要になります。

それは状況の中で考える力です。

正解がない環境では思考が動く

答えが決まっている環境では思考はあまり必要ありません。
ルールを守れば問題は起きないからです。

でも正解がない状況では人は

観察し
試し
修正します。

つまり

思考が動くのです。

コンフォートゾーンから出る意味

私は最近教育の中でとても重要だと思う体験があります。

それは

コンフォートゾーンから出ることです。

コンフォートゾーンとは安心できる環境。

日本はこのゾーンがとても広く快適な国です。

でも快適すぎると人は考えなくなることがあります。

不便さは思考を生む

海外生活をしていると不便なことがたくさんあります。
でもその不便さは、実は思考の材料になります。

どうすればいいのか
他の方法はあるのか
自分ならどうするのか

この問いが

思考力を育てます。

AI時代に必要な経験

AIは正解を出すのが得意です。

情報を整理し
答えを出す。

つまり正解を出す能力はAIの方が強くなります。

では人間に残る能力は何でしょう。

それは問いを作る力です。

そして問いは曖昧さの中で生まれます。

子どもに必要なのは「少しの不安」

私は最近思います。

子どもに必要なのは完全な安心ではありません。

少しの不安
少しの未知
少しの不便

です。

それが

思考のきっかけになるからです。

教育は「安全」だけでは足りない

教育は安全であることが大事です。

でも安全だけでは思考は育ちません。

必要なのは安全な挑戦です。

親ができること

親にできることは

子どもを守りすぎることではありません。

少しだけ

未知に触れさせること。

迷う経験
試す経験
失敗する経験

この経験が

ネガティブケイパビリティを育てます。

日本はとても素晴らしい社会です。

でもその快適さの中で思考力を育てるには少しだけ
コンフォートゾーンから出る経験が必要なのかもしれません。

コンフォートゾーンから出る体験としての海外サマースクール

私はサマースクールについて
これまで何度も書いてきました。

実は私は

サマースクールにかなり課金した側の人間

です。海外サマースクールに計5回行きました。
(英語3回、北京語1回、スペイン語1回)

正直に言うと(北京語とスペイン語は)全然身についていません。
でも一つだけはっきり言えることがあります。

それは

コンフォートゾーンから出る体験

としては、親にとっても子どもにとっても、とても価値があるということです。
この意味でうちの子2人はとても鍛えられています。

海外サマーは「正解がない環境」

海外のサマースクールでは

日本のようにすべてが整っているわけではありません。

先生の指示が曖昧だったり
スケジュールが変わったり
文化の違いがあったりします。

最初は戸惑います。

「どうすればいいの?」
「これで合ってるの?」

でもこの状況こそ

ネガティブケイパビリティを培う瞬間

です。

答えが分からない状況で

観察し
聞き
試す。

この経験が

思考を動かします。

英語より大事なもの

サマースクールというと多くの家庭が英語のためと思います。
でも私が感じている本当の価値はそこではありません。

むしろ

・文化の違い
・ルールの違い
・人との距離感の違い

こういう正解がない状況を経験することです。

「安全なコンフォートゾーン脱出」

もちろんいきなり海外生活をする必要はありません。

でも短期間のサマースクールは安全にコンフォートゾーンを出る体験になります。

知らない国
知らない文化
知らない子どもたち

この環境で

子どもは

観察し
調整し
行動します。

親の安心ではなく、子どもの経験

ここで大事なのは目的です。

サマースクールは「英語を伸ばす投資」

として考えるとコスパは悪いことも多い。

でも思考の経験として見ると意味が変わります。

教育の目的は「慣れる力」

これからの社会は変化が速い。

国も
仕事も
環境も

変わります。

そのとき必要なのは完璧な準備ではありません。

慣れる力

です。

知らない環境でも

観察して
考えて
動く。

その力はコンフォートゾーンの外で育ちます。

サマースクールは英語のためではなく、
コンフォートゾーンを安全に出る練習なのかもしれません。

サマースクール情報交換オプチャを作りました

子どもは柔軟です。
そして小学校の夏休みは6回しか来ません。
その時間を有効に有意義に使えるように情報交換オプチャも作りました。
ご参加お待ちしていますね。

関連記事:


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集