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[WAIC2026]禾賽:LiDARから「Physical AIインフラ」へ

    LiDAR大手の禾賽科技(HESAI Technology)は2026年7月17~20日、上海で開催された世界人工知能大会(WAIC)に出展。

    空間知能プラットフォーム「Kosmo」、ロボット向け小型LiDAR「JTシリーズ」、RGB情報を融合する高性能LiDAR「ETX」などを展示した。

    今回の展示でHESAIが打ち出したのは、単なるLiDAR製品群の拡充ではない。

    同社は自らを、車両やロボットの周囲を測距するセンサーメーカーから、Physical AI(物理世界AI)が現実世界を感知し、理解し、行動するためのインフラ企業へ広げようとしている。

    空間を3Dデータに変換Kosmo

    その転換を最も明確に示したのが、現実空間を高精細な3Dデータへ変換するKosmoである。

    物理世界AIやEmbodied AI(身体性AI)の開発では、ロボットが物体を認識するだけでなく、その位置関係や距離、形状、材質、光の状態まで理解する必要がある。

    しかし、高品質な三次元データを作成する従来の工程は、専用機器や専門人材を必要とし、時間とコストがかかる。

    一般的な二次元画像では正確な奥行きや幾何構造を十分に取得できず、シミュレーションによる合成データにも、現実世界との差が残る。

    HESAIはこの問題を、物理世界AIの普及を妨げるデータ基盤上のボトルネックと捉えた。

    Kosmoとは?

    Kosmoは、AI空間カメラ・LiDAR・高精細映像システム・AIアルゴリズム・3D資産・クラウドサービスを統合し、現実の施設や環境を短時間でデジタル化する空間知能プラットフォームである。

     
     
    急速に進む中国のCASE(Connected&Cabin,Autonomous,Shared&Service,Electric)やAIについての最新情報。2018年から1日1本以上のレポート配信。毎朝8:00日刊中国モビリティレポートと適時号外レポート

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