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上汽智己「NEXT・2028」、全車種に3年先の次世代技術標準化

    [日刊]上汽集団傘下の智己(IM)は2026年8月21日、成都モーターショーで新たな製品戦略「NEXT・2028」を発表した。

    「2028」という名称だが、2028年までの将来構想を示したものではない。

    IMは「ユーザーに未来3年分の先進技術を前倒しで提供する」とし、今後投入する全車種に、次世代の電動パワートレイン、フル・バイ・ワイヤシャシー、AIエージェントを標準装備していく。

    第一弾となる新世代「LS6」は9月に正式発表する。今回の発表で特徴的なのは、個々の技術スペック以上に、「高価格車や上位グレードから徐々に下ろす」という従来型の商品展開を否定したことだ。

    IMは先端技術を一部の上位仕様に限定せず、今後の全車種へ共通基盤として展開する。

    そして、その対象はバッテリー・モーター・制御(三電)システムやシャシーだけではない。

    Momentaと共同開発する運転支援は「物理AI世界モデル」へ進化し、車内では複数のAIエージェントを束ねる「IM CLAW」を導入する。

    「電動車」から「ソフトウェア定義車」、さらに物理世界でAIが認識・判断・行動する「Physical AI」へ。

    NEXT・2028は、IMが今後の自動車をどのような技術体系で作ろうとしているのかをまとめて示したものとなる。

    中核の三本柱

    NEXT・2028の中核となるのは、NEO三電アーキテクチャ、フル・バイ・ワイヤシャシー、IM CLAWインテリジェントエージェントの三つだ。

    IMはこれらを今後の全車種へ標準装備する。

    同社はこれまでも、2022年に四輪操舵、2023年にLiDARを全車標準化し、その後もデジタルシャシー「霊蜥(Lingxi)」などを展開してきた。

    NEXT・2028では、この「先端技術を上位車だけに限定しない」という考え方を、車両全体の技術アーキテクチャへ拡大する。

     
     
    急速に進む中国のCASE(Connected&Cabin,Autonomous,Shared&Service,Electric)やAIについての最新情報。2018年から1日1本以上のレポート配信。毎朝8:00日刊中国モビリティレポートと適時号外レポート

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