『このままでいいのだろうか』何も行動できなかった私が、父親になって変わった話。
『このままでいいのだろうか』
10年以上、心の中で繰り返してきた言葉です。
頭のどこかに引っかかりながら
見て見ぬ振りをしていた本音でもあります。
高校を卒業してから、会社員として働き始めた頃から私には一つの夢がありました。
ーー独立。
いつか自分の会社を持ちたい。
そんなことを、ぼんやりと思い描いていました。
自分の中で大きな目標として考えてきたことです。
ただ、その夢に向かってなにか行動していたかというと、正直何もしていませんでした。
何も行動できないまま、なんとなく仕事をする日々を過ごしていたある日。
当時付き合っていた、彼女から突然の告白をされました。
『子供ができた』
頭の中が真っ白になりました。
23歳の若者には重すぎる現実。
正直、まだ子供だったと思います。
自分のことで精一杯の私には、誰かを支えていくことは考えられませんでした。
ですが、この現実から逃げることはしたくなかったのです。
『産まれてくる子供とこの人のために頑張ろう』
結婚して、家族のために働くと決意。
この決意と同時に、独立の夢を諦めることにしました。
心に引っかかったまま。
それでも、あの時の私には
それが”正しい選択”だと思っていました。
こうして私は、守るべき”家族”を優先することにしました。
子供が産まれてからの現実は、想像以上に厳しいものでした。
その時のことは、こちらで書いています。
子供とキャッチボールをしたり一緒に宿題ができる。
そんな未来を想像していました。
ですが、思い描いていたものとは違う現実が待っていました。
言葉が出てこない。
意思疎通もうまくできない。
そんな違和感を持ちながら生活をしていると医師から悲しい事実を告げられました。
『この子は自閉症の可能性があります。』
身内に発達障害の子がいた私は、落ち込みながらも心のどこかで受け入れてしまっていました。
ですが、妻は受け入れられなかったのです。
当然です。
我が子が発達障害であることなど、考えたくもありません。
この違いが、夫婦の中で大きな温度差を生んでしまいました。
その時のことは、こちらで詳しく書いています。
あの時の私たちが、どうすれ違っていったか。
妻にかける言葉が見つからない。
寄り添ってあげることができない。
そんな葛藤の日々を過ごしていました。
あの頃のことは、今でもうまく言葉で言い表せるものではありません。
どう向き合っていけばいいか、正直わかりませんでした。
それでも、このまま目を背けることはしたくなかったです。
時間をかけながら子供と向き合っていく中で、少しずつ状況が変わっていきました。
マイペースではありますが、子供の成長が見られるようになりました。
それでも、全てがうまくいくわけではありません。
今でも悩むことは多いです。
ですが、妻の心境も一歩ずつ前に進み始めたのです。
妻の心の変化に合わせて、私たちにとっては大きな一歩を踏み出してみました。
正直、不安なことだらけでした。
それでも、この一歩が家族の未来を確実に変えてくれたと思います。
その時の話はこちらで書いています。
『このままでいいのだろうか』
今でもこの言葉は私の中に引っかかり続けています。
ーー独立。
あの頃描いていた夢は、今は家族のために叶えたい夢になりました。
これからも迷うことや悩むこともたくさんすると思います。
それでも私は、この問いからもう逃げないと心に決めました。
これからもリアルな過程を発信していきます。
同じように悩んでる人の、キッカケになれたら嬉しいです。
