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断捨離で発覚!50代手前、シンプルライフのはずが、物は忍び寄る

知らないうちに増殖する物たち

私は元々断捨離が好きだ。
スッキリするから。
転勤族でもあったため、ちょいちょい物を捨ててきたので、家にはもうほとんど残っていないはず。
だから、今年の断捨離というお題を見て、初めは、
「参加できるほどの物はあるかしら?」
「シンプルすぎて、逆に暮らしに潤いがなくなったら困るな…」
「余白を作りすぎて、心までスカスカになったらどうしよう…」
と心配したほどだ。

そんな、シンプルに生きるミニマリスト的感覚で世の中を見ているつもりだった。

…が、意外とあった。
日々暮らしていると、知らないうちに物って忍び寄るんだな。
まるで家の中に小さなスパイでもいて、勝手に引き出しに隠れては、こそっと"要らないもの増殖計画"を実行しているみたい。




キッチンと服、そして「いつか使うかも」の小物たち

今年の断捨離では、キッチンや服、そして「いつか使うかも」と思ってずっと取っておいた小物を中心に整理した。

キッチンでは、昔娘が使っていた水筒や、消費期限切れの食材。
もう何年も賞味期限が過ぎていたのに、なぜか今まで存在を許していたとは…この食材、よくぞ生き延びていたものだ。

服は、古くなった下着やボロボロのTシャツ類。
思わず「君たち、もう任務完了だね」と声をかけたくなる。



ガジェットたちの最期

そして、使えなかったけれど捨てられなかったガジェット系にも、ようやく別れを告げた。

まずは1000円くらいで買った、スマホのガラスフィルムの替え。
電車の改札でSuicaアプリをかざすたびに、なぜか一筋、また一筋とヒビが増えていく。
改札を通るたびに寿命を削られる仕様なのだろうか。
百均のフィルムに替えたら割れなくなったから、替えの存在を忘れこけていた。

次に、食器洗い洗剤のディスペンサー。
押すと洗剤は出るけれど、その下に水が溜まり、いつの間にか謎の汚れが発生する。
見るたびに「……汚ない」と思い、そっと棚の中に追いやった。

そして、ドライペットの詰め替え容器たち。
娘たちのクローゼットは年中開きっぱなし。
湿気対策どころか、風通しは抜群である。
ここに入れておく意味、ないな?と気づいた瞬間、まとめて退場してもらった。

忘れがたいのは、旦那が10年ほど前に買った機械。
スーツのズボンの「センタープレスだけ」をするという、あまりにもニッチすぎる使命を背負った存在だ。
10年間、ほぼ出番なし。
それでも「いつか使うかも」という理由で鎮座していたが、今回ついに勇退。


右上がセンタープレス製造機
ギンガムチェックの自転車用カッパ




間抜けな自分に気づく瞬間

極めつけは、独身時代に買った自転車用のカッパ。
当時は8000円もして、作りもしっかりした“良い物”だった。
だから長いこと捨てられずにいたのだけれど、ふと気づいた。

「……私、自転車持ってないじゃん。」

そう、何年か前にもう捨てたのだ。
気づいた瞬間、自分の間抜けさに若干引いた。
しかも、今は電車通勤用の、軽くて小さくなる、おしゃれレインポンチョまで持っている。

使う予定のない未来を、律儀に保管し続けていたのだ。
長い間、棚を温めてくれてありがとう。


さぁ、お次は忙しくて、なかなか進まなかったクッションカバー作り。
ブロックプリントの生地は眺めてるだけでワクワクする🩷
直線脱いだけだから、あっという間に完成✨
右と左は3年前作ったもの。
キルト芯を入れたら、キルティングが大変だったので、
今回は入れずに簡単に作った。
因みに、後3つ作る予定。




思い出は心に残し、物は手放す


捨てられなかったのは、娘たちの昔のお弁当箱だ。
小中学校の二段弁当で、食洗機が使えず面倒なのに、思い出があってどうしても手放せない。
物理的には「ただのプラスチックの箱」なのに、私にとっては時を巻き戻すタイムマシンのような存在だ。

娘たちが小学生くらいまでは、服の買い替えや仕分け作業が毎年頭を抱えるほど大変だった。
小さいものは捨てたり、上の子には小さいけど下の子には大きいものをしまったり。
毎年「親の忍耐力テスト」状態だったけれど、今は娘たちも自分で整理してくれるようになった。

自分の物だけに集中できる今は、嬉しいような、ちょっと寂しいような、まるで子育ての“エンドロール”を観ている気分だ。

上の子の大学受験で右往左往する日々だが、再来年の下の子の大学受験が終われば、親の役目はほぼ「お金を稼ぐこと」だけになる。
子どもたちが小さかった頃は、子育ての終わりなんて永遠に来ないと思っていたのに、気づけばあっという間だった。
でも、私は自分なりに精一杯やってきたから後悔はない。

最後の仕上げになる大学受験も、どんな結果になろうとも、娘たちと毎日を楽しみながら見届けたいと思う。


疲れたから、夕飯は簡単スープと焼くだけつくね。
スープは玉ねぎ、小松菜、もやし、ベーコンを煮込んで、
コンソメとカレー粉で味付け。
つくねはコープの冷凍。
しそが嫌いな下の子。
そろそろ良いかなと思って出したけど、やっぱり美味しくないとのこと。
でも、嫌いでも何とか食べるようにはなった。
成長、成長💖




捨てたら軽くなった心、今日もスッキリ

今回の断捨離は、単に物を手放す作業ではなく、私の心の整理にもなった。
思い出は心に残し、物は必要なものだけ残す——そんな小さな決断が、日々を少し軽やかにしてくれる。
スッキリした部屋で、コーヒーを片手に「よし、今年も頑張ったな」とつぶやく瞬間が、私の密かな幸福だ。




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