病院みたいな食卓からの小さな反乱。金曜晩酌と1週間弁当
最近、金曜晩酌の記事を出すようになって、ふと気づいた。
私のテーブルコーディネート、病院食みたいじゃない?
白黒無地の皿しか持っていないせいで、シンプルを通り越して“業務用”の気配が漂っている。
別に、皿に興味がなかったわけじゃない。
むしろ、ハマったらとことん散財してしまうタイプだ。
だから、長年「散財怖い病」と戦ってきた私なりの守りの形として、手持ちの食器はシンプルなものだけを揃えてきた。
どの皿も喧嘩せず、チームワークを発揮できるように。
もちろん、ポイントになるお皿も欲しいし、メイン皿はいくつあってもいいなと思う。
でも、気の赴くままに買ってしまったら、きっと食器棚に収まりきらないだろう。
一度火がついたら止められない自分を知っているからこそ、長年あえて距離を置いてきたのだ。
そう、まだ本気出してないだけ。
……とはいえ。
人様に晩酌を見ていただいている身で、これはさすがに手抜きすぎる。
この皿たちで堂々と写真を載せている私は、ある意味すごい勇気を持っている。
いや、感心してる場合じゃなく、ちゃんと研究しようと心に決めた。
(※この記事で紹介しているアイテムには楽天アフィリエイトリンクが含まれています)
⸻
■研究の第一歩:藍凛堂、850円

福福福…って模様、買う前はあまり気に入らなかったけど、今見るとめちゃくちゃ可愛い
これも買えば良かった😭
他のアイテムでも福福柄あるから、そっちでゲットしよう
楽天のお買い物マラソンで購入したお皿がこちら。
柄に一目惚れした藍凛堂のお皿、1枚850円。
ネットを徘徊しているうちに気づいたんだけど、私は藍色の細い線と、控えめな縁取りが好きらしい。
盛り付けたときに“ちょっとだけ見える縁”って、本当に料理を引き立てるのね。
これだけで「お、料理うまそうじゃん」と錯覚できる。
研究成果、もう出始めている。
いきなり高いお皿に挑戦する勇気はまだないけど、
“我が家の雑なおてんば娘たちが即割っても泣かない価格帯”というのも大事なポイントだ。
お皿を割っただけで、可愛い娘に嫌な気持ちをぶち撒けるなんてことしたくないからね。
この皿と、棚に眠ってる皿たちで、まずはテーブルコーディネートを組んでみよう。
ちなみに料理そのものをおしゃれにするところまでは、まだ手が回らない。
目指すのは
「盛っただけでおしゃれに見える皿の力」
ズボラの矜持は曲げない。
⸻
■今日のお品書き
・白菜・玉ねぎ・エノキ・ちくわの“冷蔵庫の余り物”卵スープ
・豚肉と、貰い物さつまいもの塩バター炒め(先週かぼちゃの塩バターができなかったリベンジ)
・水曜日に大量に作った茄子の煮浸し

そして、箸置きも必要
我が家には一つも無い💦
お皿が可愛いだけで、いつもの料理が2割増しで美味しそうに見える。
あぁ、やばい。ハマっちゃいそう、これ。
1週間働き通して疲れた心に、ポッと蝋燭の日が灯ったような、そんな温かい気持ちになった。
850円でこんなに、じんわりと幸せを感じられるなんて、思わなかった。
お財布に無理せず、またこの気持ちを味わいたいな。
スープ皿がまだ“昔のニトリのサラダボウル”だから、そこだけ妙に殺伐としている気がする。
次はスープカップも探してみよう。
⸻
■今週のズボラ弁当
月曜日

祝日でも弁当の呪縛から逃れられない。
塾の娘から「持って行きたい」とのこと。
“大学受験に頑張る子に弁当くらい作らずどうする”と、自分に鞭を入れ、出来合いのミートボール(うずら卵入り)を入れる。
温めなくても、そのまま入れられるから常備してる"うずら卵を包んだ肉だんご"。
チーズバージョンもあるけど、近所のスーパーにはこれしかない。
あとはレンチンのベーコンエッグと冷凍ほうれん草の和物。
珍しくみかん缶も入れた。祝日に頑張ってるご褒美。
少しでも多くの栄養を摂って欲しい。
⸻
火曜日

豚ミンチのハンバーグ、冷凍しておいた卵焼き、塩昆布ブロッコリー。
野菜嫌いの娘たちの“食べられる野菜”を探すのに疲れて、レパートリーはなかなか広がらないまま今日も終わる。
あゝ、娘たちよ。こんなズボラ母でごめんね。
でも、広げるチャンスをウェルカムで受け止める、そんな心の窓はいつも開けてるからね。
⸻
水曜日

味付き鶏肉に白菜を入れてかさ増ししたおかず。
名前はまだ無い。
多分一生つかない。
冷凍卵焼きと、ほうれん草和物。
サンドイッチは硬めのカレーとマンゴージャム。
「今日はサンドイッチだよ」と言うと「やったー!」と幸せのハードルが低い娘たち。
昔から頑張らずに生きてきたの、正解だったかもしれない。
ハードルは低い方がいい。幸せを受け止める余白が多いってことだから。
⸻
木曜日

フライパン一つで作る豆腐チキンナゲット、煮卵、またブロッコリー和物。
瓶詰めそぼろを導入したら、娘たちから「美味しい」とのこと。
ズボラのままレパートリーを増やせて、しめしめ。
心の窓を全開に開けておいた成果が、早速でたのだろう。
⸻
金曜日

定番の鮭弁当。
鮭が少なかったので昨日の豆腐チキンナゲットも投入。
煮卵、ブロッコリー和物、茄子の煮浸し。
変わり映えゼロだけど、いつもよりニ品も多いから自分に拍手。
少しずつ色々入ってるお弁当って、憧れる。
蓋を開けて、彩り豊かさに「わー美味しそう」ってキュンとするあの感じ。
そんな存在に少し近づけた気がして、嬉しかった。
⸻
最後に
お皿を変えただけで、こんなにも気分が上がるなんて思わなかった。
料理そのものはいつも通りの“ズボラごはん”なのに、
藍色の縁取りのおかげで、ちょっとだけ丁寧に暮らしている気になれる。
弁当も晩酌も、私は相変わらず手抜きのまま。
栄養バランスも、見た目の統一感も、完璧にはほど遠い。
つい、完璧主義にり過ぎているのかもしれない。
もっと軽やかに考えて、甘い自分を許しても良いのかもしれない。
けど、娘たちの体を作る大切な"食"、人間の一番基本の楽しみの"食"に対しては、つい厳しい目を向けてしまう。
けれど、忙しい日々の中、なかなか理想に手が届かない焦りを抱えている。
そんな私でも「これならいい」と思える小さな工夫を見つけられた週だった。
きっと、これからも少しずつ自分の“ズボラ道”をアップデートしていくのだと思う。
無理せず、等身大のまま。
そしてまた来週も、いつもの晩酌と、いつものお弁当が続いていく。
こちらもご一緒に

