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松本・滞在する旅~夏(③夏山へ 千畳敷カールから木曽駒ヶ岳)

暑いですね。登山はしない私ですが、頂上近くまで歩かずに行ける山には行きます。絶景と涼しいを求めて。
信州には息を呑む風景が多々ありますが、千畳敷カールもその一つ。その先の木曽駒ヶ岳を、がんばって目指しました。

本連載は、通過する旅に物足りなさを感じ、“滞在する旅” を試した私の体験談と、その結論としての “2年間限定移住のすすめ” です。
信州ファンや滞在型の旅が好きな方の参考になれば、さいわいです。
私のライフワーク「昔の人びとの楽しみ方」の名残りも探っています。

(関連記事:2年間・2拠点居住のすすめ


1.千畳敷カールから木曽駒ヶ岳へ

絶対みたい景色ですが、景色が見えないなら絶対に行きたくない場所です。
交通費がお高いので。天気予報を見て、天気図を見て出発!

駐車場で専用バスに乗り換え、ロープウェイに乗り継いで千畳敷カールへ。

950mを一気に登り、2612mの千畳敷駅へ。伊那谷が小さく見えます。雲が湧いている。


これこれ、この景色。ロープウェイを降り、外へ出ると絶景(8月初旬)

上の景色が、いきなり現れます。みなさん、“うわ” と言っていました。
見せ方が上手だし、何より景色が圧倒的。

氷河が削った千畳敷カールを登り、乗越浄土(2858m)を越えて更に上へ。木曽駒ヶ岳を目指します。

岩が多い道を上へ。きつい。


せっせと登ります。駐車場代とロープウェイ代を取り返す景色が見たい!


乗越浄土の先に雷鳥。乗鞍岳から持ち込まれて増えたのですが、ポーズをとって我が物顔。


中岳(2925m)山頂から見た木曽駒ヶ岳(2956m)

山頂は目前でしたが、展望が期待できないので、下山。

山登りをする人からは、「なんでえ」と言われますが、山頂に立つことに興味がないのでしかたないですね。

千畳敷カールに戻り散歩。ここは観光気分で歩けます。

夏の山は雲が湧きやすいので、早起きできる人はロープウェイの始発に合わせて行くことをおすすめします。私は運転中に眠くなるので、いつもの時間に起きて出発。もったいないことです。



2.駒ヶ岳ふもとの光前寺

駒ヶ岳の麓は駒ヶ根市。ロープウェイ用駐車場と高速・駒ヶ根インターの間に古刹の光前寺、と、ソースカツ丼で有名な明治亭があります。

光前寺山門からは南アルプスが見えます(写真は2月)。


杉並木を通り、本堂へ。


2月に行った時は、本堂前の池が凍結


光前寺は、苔で有名。暖かい時期はヒカリゴケが見られるそうです。


三重塔の前に建つのは霊犬・早太郎像。塔の奥には早太郎の墓があります。

【霊犬・早太郎伝説】
約700年前、光前寺に山犬の早太郎が飼われていました。早太郎は、請われて遠州へ出かけ、娘をさらう化け物を退治。
しかし、早太郎も大傷を負いました。それでも、何とか光前寺に戻り、和尚に怪物退治を知らせるかのように、一声高く吠えると息をひきとりました。
近くの温泉は、早太郎温泉郷と名付けられています。


駒ヶ根から見る2月の中央アルプスは、雪化粧


(拡大写真)千畳敷カールは雪溜まり(ホテル千畳敷は通年営業です)。


南アルプス方面。4月に高遠の桜を見た後にも光前寺を訪れました。
中央アルプスと南アルプスの両方を見えるのが、伊那谷の良さですね。


明治亭のソースカツ丼。食べ応えあり。

明治亭、さすがに美味しいですが、飛び込みで入った蕎麦屋「なごみ」さんの(蕎麦+ソースカツ丼)もおすすめ。



おわりに

信州には、標高2000m以上まで歩かずに行ける「天空の楽園」があります。

乗鞍岳(標高3026m、2700mの畳平までバス)、
木曽駒ヶ岳(2956m、2612mまでロープウェイ:今回の記事)、
志賀高原・横手山(2307m、ほぼ山頂までリフト)、
北八ヶ岳(2237mまでロープウェイ)、
御嶽山(3067m、2150mまでロープウェイ)。

松本から日帰り圏の富山県・立山(3015m、2450mの室堂平までバス)、岐阜県・西穂高岳(2909m、2156mまでロープウェイ)もおすすめ。

絶景は素晴らしいのですが、展望がないと寒さに耐えるのみ。
ロープウェイや登山バスは高額なので、狙って出かけたいです。

私は、山を見たいときは2泊3日で現地へ行き、「晴れたら山、山が見えないなら街歩きや温泉」のパターンにしています(それでも月山&鳥海山は見えなかった~)。

滞在する旅なら、天気をみてGO! 絶景保証です。



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■連載最初の記事 松本暮らし、2年半(①松本へのあこがれ)

■私の書籍 2025年出版。江戸・明治時代の村人たちの楽しみ方と現代生活への応用、松本での暮らしについても書いています。

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■昔の楽しみ方の記事

■私のブログ つたない英語に日本語を併記しています。



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