松本・滞在する旅~夏(⑥ トウモロコシ街道から戸隠へ)
夏の味覚・トウモロコシを求めて、信濃町(新潟県との県境)の「もろこし街道」へ。そこから、南東に向い、パワーを感じる神社と蕎麦で有名な戸隠へ。
松本からは日帰りドライブ。8月下旬、トウモロコシ・シーズンは終わり間近でしたが、お天気がいい日を選んで訪れました。
本連載は、通過する旅に物足りなさを感じ、“滞在する旅” を試した私の体験談と、その結論としての “2年間限定移住のすすめ” です。
信州ファンや滞在型の旅が好きな方の参考になれば、さいわいです。
私のライフワーク「昔の人びとの楽しみ方」の名残りも探っています。
1.信濃町「もろこし街道」
信州各地でトウモロコシを作っていますが、信濃町の「もろこし街道」はローカルTVで再々取り上げられます。松本の人もおすすめの産地。高速を使って2時間、行ってみました。

信濃町ICを下りて、戸隠に向かう県道36号沿いに、トウモロコシの直売所が数軒あります。

TVでは、「生で美味しい」と言っていましたが、売り場のお兄さんは、「生で食べられますが、熱かけた方が甘みが増しますよ」とのこと。
そりゃそうですね。「煮てよし、焼いてよし」です。甘くて味が詰まっていました。
100年前にカナダから来た宣教使が甘みの強い黄色い品種を信濃町に伝えたのだそうです。トウモロコシの収穫は、陽が昇りきる前。夜の間に糖分を蓄えるので、甘く、みずみずしいものを収穫できます。
「信濃町だから甘いんだよ。同じ種で作ったって、長野市に行けばこんな甘くなりっこない。北信五岳に囲まれて標高が650〜700mくらい。一番いい条件。信濃町でなきゃこの味はでない」、「仁の蔵」代表・石川広之氏(71歳)。
「トウモロコシは鹿の餌を作っているようなもんだから、やらない!」と言う人も。甘くするために摘果して、残した大切な実を鹿が食べるのです。しかも、1口、2口かじるだけなので、怒りは収まらず。
2.戸隠へ
戸隠連峰と鏡池
信濃町から白い花が咲く蕎麦畑を通って、戸隠へ。
ぜったいに行きたかった場所のひとつです。


戸隠神社




戸隠神社五社の中で最も大きい中社。近くに蕎麦屋さんがありますが、2023年8月下旬は何処も行列で、入店できず。
平日に観光地へ行く「滞在する旅」では、珍しい混雑。
中社を離れ、鬼無里方面へ。

戸隠は善光寺に近く、参詣の人々を集めました。また、山の険しさから修験道の行場であり、忍者の里でもありました。宿坊も何軒かあります。

落ち着いた蕎麦屋は、宝光社参道の「よつかど」さん。2時近くに入店。有名店の一つです。
戸隠名物の「ぼっち盛り」での提供がなかったのですが、具材てんこ盛りの「西岳そば」を注文。もちろん、美味しかったです。
「トウモロコシ」「蕎麦」の実食&持ち帰りで、目的達成。
松本への帰路
高速道路はトンネルと高架で味気ないので、極力、した道を利用。安いし!
大望峠を越え、鬼無里集落を経て、小川村へ。

戸隠連峰がよく見えます(写真は5月上旬の訪問時)。夏は雲が多いので、山を見るには良い季節ではありませんね。

おやきで有名な小川村からは、山越しに北アルプスが見えます。
これも5月上旬。「山また山」で信州らしいですね。
山里を走りぬけ、松本へ戻りました。
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■私の書籍 2025年出版。江戸・明治時代の村人たちの楽しみ方と現代生活への応用、松本での暮らしについても少し書いています。

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