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松本・滞在する旅~夏(⑤ 花火、夏の訪問者&お盆)

ヘッダーは諏訪湖の花火。周囲の山々に音が反響して味があります。大会は8月15日ですが、相当な混雑と雨天中止のリスク。しかし、約10分間の花火が、夏の間、毎日、打ち上げられるので雰囲気だけは感じられます。

諏訪のことはさておき、松本の花火大会とアパートに現れる生き物(夏の訪問者)、松本のお盆を紹介します。

本連載は、通過する旅に物足りなさを感じ、“滞在する旅” を試した私の体験談と、その結論としての “2年間限定移住のすすめ” です。
信州ファンや滞在型の旅が好きな方の参考になれば、さいわいです。
私のライフワーク「昔の人びとの楽しみ方」の名残りも探っています。

(関連記事:2年間・2拠点居住のすすめ


1.すすき川花火大会

松本では、地域の祭りや高校の文化祭でも数発の花火を上げますが、約3000発を打ち上げる「すすき川花火大会」は、みなさんが楽しみにしている行事(2026年は8月9日開催)。
花火をバックにした松本城の写真がたくさんアップされます。

打ち上げ数は多くなく、時間も短め(今年は、19:20~20:05)ですが、借りていた部屋から見えたのです。

松本は盆地。すすき川は盆地の底です。しかも、高いビルが多くないので、家から花火見物をできる人が珍しくありません。でも、川原で上げる花火なので、真下に行った方が迫力ありますよー。



2.夏の訪問者(生き物たち)

さて、夏でも涼しい風がくる夜の網戸には、が来ます。たくさん来ます。
その虫を狙って、カエルもくるのです。

アパートの網戸

ベランダを住処にし、夜な夜な現れては虫を狙っていました。ただし、虫を捕るのは得意じゃなさそう。

夏の初めに訪れるのはホタル。かつては群舞していたそうですが、今も、田んぼ横の水路で見つけられます。
また、近くの浅間温泉などに生息地があり、蛍祭りをしています。

ホタルを探して近所を回り、戻ってきたら、家の前の水路にもいたのでビックリ。
上の写真は、地区の草刈り後に、ドアの前にいたホタル。瀕死の状態ながら、光をだしていました(6月中旬撮影)。


アパートの前の水路には、サワガニ(左下)もいます。
道路の左に並んでいるのはバスを待つ観光客ですが、右はサワガニを探している父子。地元のお嬢さんによると昔はドジョウもいたそうです。

コンクリート壁なのに砂利が敷いてあるのは、昔からの水路だったからなのでしょうね。エアコンを切り、窓を開ける夜は、水音が心地よいです。

上は、スズメバチにベランダの手すりまで運ばれて、つつきまくられて、分解された昆虫。

奥の木(水路の横)で巣を作っていた小鳥は、卵を狙いに来たトンビに夫婦で猛然と立ち向かい、撃退しました。
約5分間のバトルだったでしょうか、外が騒がしいので、私も妻もしっかり見てしまいました。

食うか食われるか、生物本来の姿を見せてくれます。

も出たのです。
昨年の8月27日、松本市から上のLINEが入りました。西の方で見かけたとの情報が段々アパートの近くへ。とりあえず、窓を閉め、部屋に居ました。

近くで熊が出たセキスイハイムスタジアム。松商の応援に行きました。ここに来たらいかん。
中日・巨人戦が行われたときは、屋台がでて大にぎわい

熊はいかんですね。私は、車の中からですが、野麦峠付近と秋山郷で熊を見ました。あれは、いかん。爪が長すぎ、筋骨隆々です。
昨年は地元の人も熊の出現に驚いていましたが、今年は、市街地での目撃情報が増えています。

鹿にも出会います。
奈良公園のイメージから鹿は、おとなしいと思っていたました。信号も守ります。しかし、松本ではアパート近くで車の前に飛び出してきたのでビックリ。夜8時ごろでした。(道端の鹿の死体は何度か見かけました。鳥獣保護区では犯罪になるそうで、警察への連絡が必要です)

カモシカも山ぎわで見ましたが、ボーッと立っていました。こちらは、飛び出さなさそう。ウシ科です。

はアパートの近くでは見ませんでしたが、松本には多数。
特に上高地・乗鞍方面へ行くと、見ない日が珍しいぐらい。車から降りて撮影している人がいますが、猿は泥棒なので、お気を付け遊ばせ。

は目撃していないのですが、近所の畑を掘り返しています。もちろん、モグラも。

みんな、生活がかかっていますからね。

大阪で育ち、千葉暮らしが長い私には、知らない世界&驚きの経験でした。



3.松本のお盆

とにかくイベントが多い松本では、お城盆踊りが開催されます。人出は多くなく、外国人が目立ちました。

松本城太鼓祭りは、7月下旬の土日に行われます。地元からは浅間温泉の火焔太鼓などが参加し、大迫力のプロチームをゲストでトリをつとめ、盛り上がります。

太鼓の音は武家屋敷の地域だけでなく、城下に響きわたります
音が少なく、遮る建物もない時代は、太鼓が集合等の通信手段として実用的だったことを実感。


お盆の迎え火で使う「かんば」が店頭に並びます。白樺の樹皮で油分が多くよく燃えるのです。

松本/信州のお盆といえば、饅頭の天ぷら
アンドーナッツがあり、揚げ饅頭も胡麻団子もあるのですから、饅頭の天ぷらがあっても不思議ではないのですが、全国的には珍しいと思います。

まだ7月30日なのに、スーパーに並んだ天ぷら用饅頭(こしあん&つぶあん)

信州では天ぷらがとにかくご馳走。饅頭の天ぷらは、ことに美味しいらしく、「食べ過ぎた~、胸がやけた~」という話を聞きます。あのヤマザキからも天ぷら用饅頭が販売されています。

お供えや進物用のスイカは、松本西部(波田地区、特に下原)のものが人気。水はけがよく、一日の気温差が大きいので甘いのです。
佐久の親戚からは、お盆のお供えに松本のスイカをリクエストされました。
作付面積が少ないので、全国的には出回らないのですね。

佐久のスーパーに並ぶJA松本ハイランドのスイカ(7月末)。
波田のJA直売所では、地元の人々が購入し、親戚などへの発送手続きをしています。


高い山にあこがれて、松本に2年半だけ住んだのですが、憧れの地に住むって、楽しいですよ


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■連載最初の記事 松本暮らし、2年半(①松本へのあこがれ)

■私の書籍 2025年出版。江戸・明治時代の村人たちの楽しみ方と現代生活への応用、松本での暮らしについても少し書いています。

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■昔の楽しみ方の記事

■私のブログ つたない英語に日本語を併記しています。


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