松本暮らし~春(⑪地元の集まりに参加~サークル活動)
松本で経験した ”滞在する旅” の魅力は、地元の集まり(サークル)に参加できること。知人ができ、楽しい旅になります。
この記事では、引っ越し後に知った集まり(週一ウォーク・現在は実施されていません)、引っ越し前にチェックしていた集まり(太極拳サークルと歴史サークル)について書きます。
最も関係が濃かった温泉銭湯の常連さんたちについては前の記事で。
本連載は、通過する旅に物足りなさを感じ、“滞在する旅” を試した私の体験談と、その結論としての “2年間限定移住のすすめ” です。
信州ファンや滞在型の旅が好きな方の参考になれば、さいわいです。
私のライフワーク「昔の人びとの楽しみ方」の名残りも探っています。
1.地元に馴染めた、週一ウォーク
地元の公民館(ヘッダー写真)で、「週一ウォーク」があることを知りました。
火曜日の9時集合。予約不要ですが、参加者名簿に町会名と参加者名を記載します。参加者は数十人。大半は高齢者で、子育て中の主婦が少し。
地区名の「里山辺」と書いた黄色いベストを着て、ラジオ体操して、長距離コース、短距離コースの順で出発。
コースは多彩で、毎回、地図とトピックスを書いたコースマップ(下)をいただけます。地区内をくまなく歩くので、地元の様子がよくわかります。

テーマは、「いにしえの都人が和歌を詠み、湯治に訪れたコースを歩く」



歩きながら、雑談をします。
転勤で松本へ来たら、家族が松本を気に入り、自宅を売って移住したBさん(松本は移住者が多いです)。
教師として県内各地を転勤したけど松本が気に入って住み着いたMさん。
槍ヶ岳の登頂経験がある登山愛好者も多数。
他の町会の話も聞けて、景色や空気とともに、おしゃべりは楽しみでした。
先頭を歩いた当時の公民館長さんは、ウォーキング好きで、郷土史好き。週一ウォークを始めた方です。
山麓を4~5kmぐらい歩きますが(長距離コース)、私ひとりでは歩かない距離でした。地元のみなさんと歩くことで、楽しみになりました。
完歩すると、日帰り温泉の割引券をいただけます。ウォーク後に、ひと風呂浴びることもしばしば。お金はかかりませんが、贅沢な時間でした。
2.太極拳サークル
自宅がある千葉で太極拳サークルに入っているので、松本でも参加。
こちらは検定があって、正確な動作が求められ、非常に勉強になりました。
参加者の多くは、農家の女性。長めの休憩時間には、話の花が咲きます。「炬燵出した」「ジベ終わった」など。
炬燵を出す、炬燵を仕舞う(かつては囲炉裏だったと思います)は、冬の始まり、冬の終わりの年中行事。かつては、10月初頭の神道祭りが終わったら炬燵を出したそうですが、温暖化の影響で時期が変化しているようです。
「ジベ」は、種なしブドウを作るためのジベクリン処理。松本盆地は扇状地で、私が住む山すそ(里山辺地区)は、ブドウ栽培が盛んです。
花火大会が始まると練習は中断。ブドウを自宅からもってくる奥さんもいて、ほっこりした時間を過ごせました。新鮮で美味しいけど、形が出荷基準に達しなかった美味しいブドウ。
11月には、野麦峠に近い奈川で、松茸の鍋、とうじ蕎麦を食べる合宿があり、先生に指導を受けている教室の生徒たちが集合します。



3.歴史サークル他
歴史好きの私は、松本まるごと博物館友の会に入会し、バスツアーや街歩きイベントに参加しました。安曇野の街歩きにも参加しました。
しかし、数ヶ月に一度の頻度なので、参加者の顔は知っていても、あまり会話はありませんでした。

集まりは、「一緒にいる時間の長さ = 親密度 ≒ 参加する楽しさ」ですね。
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■私の書籍 2025年出版。江戸・明治時代の村人たちの楽しみ方と現代生活への応用について書いています。

■昔の楽しみ方の記事
■私のブログ つたない英語に日本語を併記しています。
