「クリームって、季節で変えたほうがいいの?」 —夏・冬・花粉の時期。肌が求めるものは、実は全部違うー
前回の記事はこちら🧙🏻
洗顔、化粧水、乳液。ここまで習慣になってきた人、本当にすごいと思う。
でも、そろそろこんな疑問が出てきてないかな。
「クリームって、乳液と何が違うの?」
「夏はベタつくから使ってないんだけど、それでいいの?」
今日はこの2つに答えていくね。特に2つめ、実はけっこう大事な話だから、最後まで読んでほしいの。
まず、乳液とクリームの違いから
これ、シンプルに言うとこう。
違いは「油分の量」だけ。
• 乳液:水分多め、油分少なめ。軽いフタ
• クリーム:油分多め。しっかりしたフタ
役割はどっちも同じで、「化粧水で与えた水分を逃がさないこと」。ただ、フタの厚みが違うの。
だから「乳液とクリーム、両方いるの?」と聞かれたら、基本的にはどちらか片方でOK。肌の状態や季節に合わせて、フタの厚みを選ぶ、というイメージで考えてくれたらいいと思う。
そしてここからが本題の『クリームは季節で変えたほうがいいのか?』
結論:季節で変えたほうがいい
タイトルの答えを先に言うと、変えたほうがいい。というより、「使い分ける」のがおすすめ。
これ、女性のあいだではもう当たり前なんだけど、男性でここまでやってる人はまだ少ないの。逆に言うと、ここを押さえると一気に差がつくところ。
なぜ季節で変える必要があるの?
理由は、季節によって肌の状態がまったく違うから。
夏の肌
• 皮脂の分泌が増える
• 湿度が高くて、肌の水分も蒸発しにくい
• そこに重いクリームを重ねると、ベタつくし、毛穴詰まりの原因にもなる
冬の肌
• 空気が乾燥している
• 気温が下がると、皮脂の分泌そのものが落ちる
• 軽いテクスチャーだと、保湿が追いつかない
春先(花粉の時期)の肌
• 花粉やホコリなどの刺激が増える
• 肌のバリア機能が落ちて、いつもの化粧品がしみることも
• ちょっとした刺激で赤みやかゆみが出やすい、いわゆる「揺らぎ肌」の状態
つまり、1年中同じものを使っていると、どこかの季節で必ず合わなくなるんだよね。
意外な落とし穴は夏こそ乾燥してることがある
ここ、勘違いしやすいポイントなんだけど──
「夏は湿度が高いから保湿はいらない」というのは、実は正確じゃないの。
オフィスも家も車も、夏はずっと冷房が効いてる。冷房の効いた室内って、驚くほど乾燥してるの。デスクワークが中心の人は、1日の大半をその環境で過ごしてるわけだよね。
だから夏でも、保湿そのものは必要。ただ「重さ」を変える、というのが正解。「夏はベタつくから何もしない」ではなく、「夏は軽いものにする」が正解なの。ここ、覚えておいてね。
クリームの成分、ちょっとだけ知っておこう
クリーム選びで迷わなくなるように、代表的な成分を紹介しておくね。パッケージの裏を見たときに「あ、これ入ってる」と分かるだけで、選び方がぐっと楽になるから。
水分を「抱え込む」成分
• ヒアルロン酸:自分の重さの何倍もの水分を抱え込める保湿成分。みずみずしい仕上がりになる
• グリセリン:多くの化粧品に入っている定番の保湿成分。肌をやわらかく保つ
肌の「バリア」を支える成分
• セラミド:肌の細胞と細胞のすき間を埋めて、水分の蒸発を防ぐ成分。もともと肌にあるものだけど、年齢とともに減っていく。揺らぎ肌の人が一番注目すべき成分がこれ
• スクワラン:肌なじみのいい油分。ベタつきにくいのが特徴
フタをする成分
• シアバター:油分が多く、しっかりした保護膜をつくる。冬向きの成分
• ワセリン系:とにかく守ることに特化した成分
ざっくり言うと、夏はヒアルロン酸系の軽いもの、冬はシアバターなど油分が多いもの、揺らぎ肌のときはセラミド重視。この3つだけ覚えておけば十分だと思う。
その前に。「メンズ用」じゃなきゃダメ?
商品紹介の前に、ひとつ大事な話をさせて。
多くの男性が、ドラッグストアでも百貨店でも「メンズコーナー」の中だけで選ぼうとするの。でもね、その枠、外していいの。
そもそも、肌の構造そのものに男女差はないの。あるのは傾向の差。男性は皮脂が多くて、水分が少なくて、髭剃りで角層がダメージを受けやすい。メンズ化粧品は、その傾向に合わせて設計されているだけ。
じゃあ何が違うのかというと、主にこの3つ。
• テクスチャー:さっぱり、軽めに作られていることが多い
• 香り:シトラス系やメントール系など、男性が好みやすい方向
• 容器のデザイン:洗面所に置いても違和感のない見た目
つまり、技術的な中身の差というより、使用感と続けやすさの設計の差なんだよね。
そして正直に言うと、エイジングケアの高機能クリームは、圧倒的に女性向けラインのほうが選択肢が豊富なの。何十年もの研究が注ぎ込まれている。30代後半から気になってくる「ハリ」「乾燥小ジワ」に本気で向き合いたいなら、こちらを見ないのはもったいない。
選ぶときに気をつけるのは、この2つだけ。
1. 香り——フローラル系が強いものは、職場で気になるかも。店頭で一度確認してみて
2. 重さ——皮脂の多い男性がこっくりしたクリームを夏に使うとベタつく。季節で使い分けて
用途別に、おすすめのクリームを紹介するね
ここからは実際に、シーン別におすすめしたいものを紹介していくね。どれも30代から40代後半の男性が使いやすいものを選んだよ。
【夏用】キールズ「ウルトラフェイシャルオイルフリージェルクリーム」
夏はとにかく「軽さ」が正義。このジェルクリームは名前のとおりオイルフリーで、つけた瞬間すっと肌になじんで、ベタつきが一切残らないタイプ。
それでいて保湿力はしっかりあるから、冷房で乾燥した肌にも水分を閉じ込めてくれる。「夏にクリームなんて重すぎる」と思ってる人にこそ、一度試してほしい1本。
テカリが気になる人、皮脂の多い人にも使いやすいと思う。
【冬用】資生堂「エリクシールシュペリエルエンリッチドクリーム TB」
ここで、さっき話した「メンズ用の枠を外す」の実例。
エリクシールは、資生堂が1983年から40年以上コラーゲン研究を重ねてきたエイジングケアライン。女性向けとして展開されているけど、男性が使ってはいけない理由はどこにもないの。
このクリームは、手に取ったときはコクのあるリッチな感触なんだけど、肌になじませるとなめらかに伸びて心地よくフィットしてくれる。深いうるおいとハリで満たしてくれるタイプで、使い続けることで乾燥による小ジワも目立たなくなるとされてる。まさに冬の乾燥対策にぴったり。
ひとつだけ正直に言うと、香りは「アクアフローラル」系。爽やかさもあるけど、フローラルが苦手な人は店頭で一度確認してみて。逆に「スキンケアの時間くらい、いい香りに包まれたい」という人にはすごく心地いいと思う。
もし「シワそのものに向き合いたい」なら、同じエリクシールの**「エンリッチドリンクルクリーム S」**もおすすめ。純粋レチノール配合のシワ改善クリームで、目元や口元の気になる部分に部分使いできる。目元のシワが気になり始めた人は、こちらも検討してみて。
【花粉の時期・揺らぎ肌に】キールズ「アドバンストスキンバリアクリーム UF」
そして、これが今日一番おすすめしたいもの。
春先、花粉が飛び始めると「いつもの化粧品がなんかしみる」「頬が赤くなる」「かゆい」——そんな経験ない?
これ、肌のバリア機能が落ちているサイン。この状態のときに、いつもと同じケアを続けると、かえって悪化させてしまうことがあるの。
このクリームは名前のとおり「スキンバリア」に着目したもので、外部の刺激から肌を守りながら、肌本来のバリア機能を支えてくれる作り。揺らぎやすい時期の駆け込み寺として、1つ持っておくとすごく心強いと思う。
花粉の時期だけじゃなくて、疲れが溜まっているとき、季節の変わり目、寝不足が続いたとき。「今日は肌の調子が悪いな」という日にも使えるから、活躍する場面は意外と多いよ。
使うときのコツ
クリームは、量をつけすぎないこと。パール1粒分くらいを目安に、顔全体に薄く伸ばす感じで十分。
そして、手のひらで温めてから塗ると伸びがよくなって、肌なじみも変わってくる。ほんのひと手間だけど、これをやるかやらないかで仕上がりが違うから、ぜひ試してみて。
揺らぎ肌のときは、こすらないこと。手のひらでそっと押さえるように、優しくのせてあげてね。
今日のまとめ
• 乳液とクリームの違いは「油分の量」だけ。フタの厚みが違う
• 季節で使い分けるのが正解。1年中同じものは、どこかで必ず合わなくなる
• 夏は軽く、ヒアルロン酸系のジェルタイプ
• 冬はこっくり、シアバターなど油分多めのもの
• 花粉の時期はセラミド重視で、バリア機能を守るものを
「3つも買うの?」と思ったかもしれないけど、季節ごとに使い分けるから1本あたりの消費もゆっくりで、思ってるほどコストはかさまないの。まずは今の季節に合う1本から始めてみて。
ここまで来たら、あなたはもう季節に合わせて自分の肌を調整できる人。これって、実はけっこう上級者の領域なの。
次回は「日焼け止めって、冬もいるの?」について話していこうと思う。答えは先に言っておくと、いるんだけどね。その理由は次回、ゆっくり話すね。 焦らず、一つずつ一緒に整えて行こうね。
今回も読んでくださりありがとうございます^ ^
第六回の記事はこちら👒
