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17.力が使えない

今回は、小学校に入る直前、私が、これからどうやって生きていくかを決めた話です。

その頃、私はある実験をしながら、毎日を過ごしておりました。そう。生まれる前に使っていた力が、この世でも使えるのか。という実験です。

まずは、テレパシー。

頭の中で、色々な人に語りかけてみます。親や、動物たち、植物にも。ところが、うまく伝わりません。彼らの言葉も聞こえません。

たまに、何かを察する大人がおり、その人たちは、私を一人の大人として扱ってくれましたが、テレパシーで会話をすることはありませんでした。

次は、透視。

これもできません。ただ、この能力は、練習すればある程度、この世でも開発できることがわかりました。例えば、神経衰弱とかは、エネルギーを読むことで何が描かれているのかがわかります。

しかし、この能力はエネルギーを読む力を伸ばすため、人の発するエネルギーが見えるようになり、気持ち悪くて仕方がないという弊害を生みました。例えば、自分の部屋に誰が入り、何を触ったかが見えるのです。エネルギー酔いするため、やむなく封印。

最後は、イメージを現実化する力。

生まれる前の世界では、イメージしたものが全て起きます。即時に。これが、この世でも使えるか試しました。

ところが、これもうまくいきません。現実化できても、とっっても、遅い。そして、色々なものを介して、まわりまわってやってくる。

挙句の果てに、その反動として負の出来事を引き起こすこともわかってきました。力を使う時には、先に、軽めの負の出来事をいくつか起こしておいて、現実化するなど、手間がかかります。面倒くさい。

しかも、時間がかかるもんだから、今来たこの波が、いったいいつの何だったかどんどんわからなくなってしまうのです。ややこしい。

「これは、思ったより大変だ。」が正直な感想でした。

この実験結果に愕然とした私は、「まじかー」と思いながらも、この世のルールに沿った生き方に変更していきます。その時の決意は、次回に。

I love you.

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