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妊娠・出産がより自分ごとになった助産院での第二子出産#出産レポ

2025年9月10日、第二子の男の子が誕生しました。
長女は逗子市内の産婦人科クリニックでの出産でしたが、今回は「より自然なお産がしたい」と思い、横須賀市にある助産院(ぷくぷく助産院さん)での出産を希望しました。 

大きな一軒家で、お家で過ごすような安心感があります

40週と4日、予定日より4日過ぎてそわそわしていましたが、無事に助産院でのお産が叶い、家族立ち合いの元、3,150gの元気な男の子が生まれてきてくれました。

生後二週間が経ち、ぷくぷくと日々大きく育ってくれています。助産院での妊婦検診から出産、産後の過ごし方を中心に、お産の振り返りノートを書きたいと思います。(助産院でのお産、とてもよかったので出産場所の選択肢としておすすめしたい気持ちも込めて☆)


助産院を選んだ理由

なるべく医療に頼らず、より自然なお産がしたい

2022年7月に第一子を出産した際も、隣町の助産院やフリースタイル分娩をしているクリニックも検討しましたが、当時は都内への通勤、自家用車なし、夫も仕事が多忙、コロナ渦で制約が多い、初めての妊娠出産…ということから、一人でも歩いて通える逗子市内のクリニックでの出産を選択しました。

予定日から4日後の出産で、あと数日動きなければ促進剤と言われましたが、10キロ歩き家中ぞうきんがけをして陣痛が来て自然分娩。無事に元気に生まれてきてくれて何よりでした。
そして、娘と過ごす日々の中で、今まで以上に違和感をスルーしたくなくなり、より自然な暮らし方、働き方へ移行してきたこの3年。

規模はまだまだ小さいですが、畑を借りて家庭菜園を始めたり、保存食を作ったり、半農半X的暮らしを実践中です。

その中で授かった新しい命。
最初は長女と同じく市内の産婦人科クリニックで受診していましたが、マスク必須や家族の同席NG、2時間待ち2分診察、出産時の子どもの立ち合いできないなど、どうなのかな…と気になっていたことがあり、
違和感をスルーせず、どんなお産がしたいか考えてでてきた
「より自然なお産がしたい」

母子ともに無事に赤ちゃんが生まれてきてくれることが第一。
緊急時以外は医療の介入を受けず、赤ちゃんと自分の力で自然なお産がしたい。長女出産のとき、生まれた瞬間のかわいくて嬉しくてたまらないあの瞬間を、今度は夫にも、できれば長女とも一緒に味わいたい。

そんな思いから、
今回は隣町の助産院に通える体制も出来ていると思えたので、ぷくぷく助産院でのお産を決めました。

「自然なお産は自然な暮らしから」

『お産を楽しむ本』妊娠中に出会って読んで良かったと思った本の一つです。

妊娠中に出会った本『お産を楽しむ本〜どこで産む人でも知っておきたい野生のみがき方』。読んでいてハッとさせられることが多かったです。

「どこで産んでも産むのは自分。助産院を選んだから自然なお産ができるわけではない」
というところが特に、気が引き締まりました。お産も何事も誰かにどこかに正解があるわけでないし、○○をしたら上手くいく的なものもない。依存せず自分の中の野生を取り戻す感覚を呼び覚ましてくれます。

妊娠・出産・育児を自分ごとに取り戻す

マザークラスで院長が「自然なお産がしたいなら、普段から自然な食や暮らしをしているかが大事」と話していたのが本当にそうだなぁと。
助産院だから自然なお産ができるわけじゃない。産むのは私。だけど、助産院での妊婦検診〜出産を通して、自然なお産ができる在り方や過ごし方を作っていきやすくなり、妊娠・出産をより自分ごととして考えることができたなと感じています。

ぷくぷくさんのお祝い膳。毎食、産後の体が喜ぶ優しい味付け・食べ応えある、とっても美味しい食事でした。

助産院での妊婦検診

完全予約制・1時間の検診・赤ちゃんへの声かけ

助産院の妊婦検診は完全予約制で1時間たっぷりと診てくれます。診察する部屋も広いリビングのようなところで、3歳の長女も遊びながら待てるのも良かったです(お家のようにリラックスできるので、いつも元気いっぱいフィーバーしていましたが、それも許されるのが助かりました)。

エネルギーの塊、3歳児!

病院の診察では先生がエコーや診察で「異常なく順調です。無理しないように」という感じで終わりでしたが、助産院では毎回まずお腹の中の赤ちゃんに「赤ちゃんこんにちは!」と声をかけてくれて、赤ちゃんに聞こえるようにたくさんお話ししながら診察していました。

エコーで赤ちゃんを見ながら「ほっぺぷっくりしてるね、かわいいね〜」などと話しているのを聞いていると、確かにここにいるんだなと実感が湧いてきて、うれしくてじーんときました

こんなにじっくりとエコーを見るのも初めてで、お腹に新しい命が宿っている実感が強まり、長女のことも含めて出産後の環境などいろいろな話をできたことも心強かったです。(夫は妊婦検診の同席も今回初めてで、それも経験できてよかったと言っていました)

お腹の中の赤ちゃんが教えてくれる

妊娠中、赤ちゃんが逆子になった時期がありました。
まだ心配することはない時期でしたが、逆子により性別が確認できないことが2回ほど続き、やはり心配する気持ちも…。

逆子になりやすい原因ってあるのですか?と聞いたところ、
「お母さんの体が冷えてたり、あとは自分を大事にしていないとかもあるかな」と。
自分を大事にしていないことはないと思いつつ、なんだかその一言が心にひっかかり…
最近気にしていなかった自分の服を新調したり、お風呂上がりに体のケアをしたり、意識的に自分を大事にする時間を増やしました。

その後、無事に逆子がなおり、性別も当初言われていた女の子から、男の子の象徴がはっきりと見えて、男の子だとわかるサプライズも!

胎内記憶の池川先生

助産院では、採血など診察をする産婦人科クリニックと、もしものときのために産婦人科医がある病院との連携が必須だそうです。助産院に切り替えた当初、カルテを作りに大きな病院にも行きました。

連携先のクリニックは、「胎内記憶」研究の第一人者の池川明先生の池川クリニックです。長女を妊娠中、友だちから譲り受けた本の中に池川先生の『笑うお産』があり読みました。

長女の妊娠中にも読んでいた『笑うお産』。出産への不安や恐怖心を和らげてくれる本です。

出産は怖くない!赤ちゃんはお腹の中から話を聞いていて対話できる!ということを学んだ本です。今回も出産直前に読み返して、不安な気持ちを払拭できました。

診察の際、心配なこと(逆子や成長度合いなど)があると、池川先生は毎回、私と夫に「赤ちゃんは話かけると聞いてくれるから、毎日手を添えて話しかけてあげて」と。夫、娘も毎日お腹に手を当てて赤ちゃんに話しかけることが日課になりました。

マザークラスで他の妊婦さんたちとの交流

長女のときはコロナ、コロナで出産前に他の妊婦さんとの交流や母親学級など参加できず。ぷくぷくさんで初めてのマザークラスに参加しました。初回は、妊娠・出産にまつわる心構えや基本のお話し+お食事会(助産院の食事を体験)。2回目は妊娠中の鍼灸講座。3回目はパパと一緒に出産・育児にまつわるお話し。

予定日が近い妊婦さんと一緒にクラスを受けて交流ができ、妊婦検診の際に、先に出産したママと赤ちゃんにばったり会えたときの感激!お互い喜び合える嬉しさを得られました。

助産院でのお産

助産院では妊娠中期から「たくさん動いて」と言われていたので、娘と一緒に毎日のようにプールや海で泳いだり、山歩きをしたり、3人での最後の時間だねと新潟や長野に車旅にも出かけました。

長野のゲストハウス「地球宿」に泊まったときの一枚。一泊だけど濃い時間を過ごせました。

「二人目は早く生まれることが多い」とよく聞くこともあり、なんとなく予定日よりも早く生まれてくるのでは?と感じていました。臨月に入ってからは、朝の散歩の時間も増やし、家中を掃除したり、日々たくさん動き、準備万端な気持ちでしたが、予定日になっても動きなし…

お腹の中の赤ちゃんとの対話

予定日一週間前。長女のようちえんのイベントや、主催イベントも無事終わり、函館から助っ人のばあばとじいじも到着。家の掃除や片付けも終えて、焼肉も食べた。夫も仕事を調整し、立ち合いにも間に合う体制もできた。前駆陣痛もおしるしもある。そろそろじゃない?今日かな?明日かな?あれ?まだかな?と家族みんなそわそわする日々

予定日は池川クリニックの診察。モニターでは赤ちゃんは元気だけどお腹の張りはほとんどない結果(自分的には張ってる感じがするのに…)。

池川先生から「お母さんの体の準備はできてるから、あとは赤ちゃんのやる気だけだね」と。

赤ちゃんとの日々の対話でも「そろそろ生まれるよー」と言っている感じがしていたのに、赤ちゃんの声を聞けてなかったのかな、、と悲しい気持ちも。

そのことを池川先生に聞いてみると、「声が聞けてないことはないよ。赤ちゃんと大人では感じている時間の長さが違うだけ。そろそろが赤ちゃんには一週間後かなと思っているかもしれない。明日生まれてきて!今でもいいよ!とみんなで声かけてみて」

「感じている時間の長さが違うだけ」
すごく納得できて、心が軽くなりました。
池川先生の話を聞いていると、なんだか大丈夫だという気がしてくるから不思議です。温かく、安心感がすごい。

臨月ハイキング

予定日の診察に、たまたま別件でぷくぷくさんの院長も来ていて、一緒に池川先生の話を聞いてくれました(心強い!)。

歩いたり掃除したりおやつ焼いたり、いろいろやっている話をしたら、院長から「山歩いてみたら?」と提案が。
臨月ハイキングが良い話は聞いたことがあり、臨月に入ってから娘のようちえんのお当番に入って、一緒に山歩きもして、お腹は重いけど自然の中を歩くの気持ちよかったなぁと。

祇園山ハイキングコースから見渡す鎌倉の景色

予定日の翌日、家族みんなで鎌倉へ。低山ハイキングの定番コース「祇園山ハイキングコース」を歩きました。

1時間半とコンパクトながら、コースはなかなかに険しい山道を登ったり降りたり。子宮にずんずんと揺れを感じ、赤ちゃんもいい感じの振動を感じていたんじゃないかなと!

山に入ると活きいきする長女。一度も抱っこと言わず、元気いっぱい大人と一緒に歩きました。

嵐・満月を過ぎて40週4日目で陣痛来たる

予定日の前日は嵐、翌日は満月。嵐の夜か満月に合わせて来てくれるのではと、ぷくぷくさんの助産師さんたちも待っていてくれましたが、満月の日もまだ動きはなく。
夫と、満月を見ながら夜の散歩をして、満月パワーを浴びました。

40週3日目はぷくぷくさんの診察日。
お腹の張りが強くなっては来ている気がする。
モニターでも、お腹の張りがあることが出ていて、子宮口も柔らかい、「これは今夜には動くと思う!」と院長から言われて、ホッとしました。
「最後、もう一回たくさん歩くといいよ」と。

お昼に焼く肉ランチを食べて、再び家族みんなで鎌倉へ。
鶴岡八幡宮まで歩いて、階段を上りお参りしました。

暑い中、たくさん歩いたことが後押しになったのか、その日の夜、規則的なお腹の張りがきました。規則的ではあるけど、まだ痛みはそれほどないので、明け方かな〜と思いつつ、張る感覚を測りながら気になってあまり眠れず。
明け方4時。ついにズドンとする痛みに!
ああ〜これだ、陣痛ってこういう痛みだった!と思い出しました。
40週4日目の午前4時。待ちに待った陣痛が来てくれました。

夫と3歳の娘も立ち会って生まれた命

抱っこしてくれる顔はすっかりお姉ちゃん

5時にぷくぷくさんに電話して、準備出来次第行きますと(もう少し家事とかいろいろ動いてから行った方がよかったのかな?早かったかな?と思いましたが、「助産院でのお産が初めてで家族立ち合いなどを希望していたので、バタバタにならないよう電話が来たらいつでも来て良いよと言うつもりだったよ」と、院長は言ってくれました)。

朝ごはんのおにぎりや娘のおやつを準備して家族みんなで出発し、午前6時30分ぷくぷくさん到着。

分娩室は2階の和室。柔らかい灯りと布団。
(明るすぎない照明もリラックスできる要因の一つでした)
着替えて診察とモニター。子宮口は6センチ。
娘はばあば・じいじと別の部屋で遊んだり、たまに様子を見に来たりして過ごし、夫はずっとついていてくれました。

最初はしゃべりながらの余裕がありましたが、だんだんと陣痛の波は強く、間隔が短くなり、陣痛が来たらマッサージボールでお尻をさすってもらい痛みを和らげ。
大きなクッションに寄りかかりながら、陣痛と向き合う時間。だんだんインターバルがなくなってきて、意識が朦朧としてきた。バッチリなタイミングで励ましてくれてアドバイスくれる助産師さんたちと、ずっとさすってくれていた夫に本当に感謝…

院長の「これが2時間も3時間も続くとは思っていませんよ。破水したらそこからは早いよ」の声が聞こえる。とはいえ、あとどのくらいかわからない、終わりが見えないつらさ。

時間の感覚は最後の方はわからなくなりつつ、なんだか強い力が降りてくる感じがして、ぷちんと感じた(夫もさすっていて、パキッとしたと言っていた)。

12時35分、ついに破水。
娘とばあばも近くに来て、娘と夫が手を握ってくれる。娘の顔が近づいて「ママ、泣いてるの?がんばってね」の声に、意識がはっきりと戻りました。

そこからはあっという間で1回目のいきみで「頭が出てきたよ!」。2回目のいきみで「おでこでた!もう生まれるよ」の助産師さんの声と同時くらいに、12時46分、するり、つるんと生まれてきてくれました。

手際良くサポートしてくれる助産師さんたちの手を借りながら、そのまま胸に抱っこして、赤ちゃんの泣き声と温かさ、そして娘が赤ちゃんをちょんと触ったのを見て、一気に実感が沸き、その姿に涙が出ました。
無事に生まれてきてくれて本当にありがとう。本当によかった。

(今回、助産院での出産のため出産時の会陰切開することもなかったため、産後の痛みがなく体の回復も早い感じがしています…!)

この世界に生まれてきてくれて3時間後のぼくちゃん。

早く終わってほしいと思っていた陣痛も、振り返ってみると痛みは忘れ、じっくり味わえて良かったなとさえ思えています。子どもの力は偉大ですね。

助産院での産後時間

母子同室、同じ布団で寝ても大丈夫と思えた

産後の入院は、赤ちゃんとずっと一緒に過ごします。
部屋は和室を選んだので布団。
赤ちゃんも一緒に布団で添い寝です。

最初は、大丈夫かな?と少し不安もありましたが、
食事中は助産師さんが赤ちゃんを見ててくれるので、ゆっくり食べられて、夜も、添い乳を練習しながら一緒に寝られました。

初日は赤ちゃんもお疲れなので長めに寝てくれて、2日目、3日目とだんだん眠りは浅くなり、夜間1時間おきの授乳を乗り越え、入院中に射乳まで至り、母乳が起動に乗ったことが本当によかったです…!(長女のときは出産前に何も準備していなかったこともあり、出産後に母乳が起動に乗るまで時間がかかり最初はミルクとの併用でした。今回は出産前から助産師さん指導のもと、マッサージなど準備をしたこともあり、今のところ母乳だけでぷくぷく大きく育ってくれています)

家に帰ってから部屋割りどうしよう?と思っていましたが、一緒に寝ても大丈夫(むしろ一緒に寝る方が安心して寝られそう)と実感できたので、みんなで寝ている部屋で布団の上にクーハンを置いて寝ています。夜間は添い乳で泣くことなく、母も休めて家族も寝られて、これで良いな(これが良いな)と!

お昼寝中。お姉ちゃんも隣でゴロンと寝ています。

産後に食べたいご飯が毎回出る幸せ

前段でも書きましたが、毎食のご飯が本当に美味しく、体に優しく体も心も求めている味で、元気が出ました。
夜食用におにぎりを2個握ってくれるのもうれしいです。

和食中心のメニューは、産後の体が求めている食事!五味のバランスも良くて、ボリューももしっかりあって、大満足です。

↑入院中のごはんの記録noteです^^

常に自然体、ちょっと適当な感じも魅力

入院中は、私たちだけの貸し切りでした。様々な助産師さんたちがシフトで夜間も滞在してくれて、赤ちゃんのお世話や母乳育児の指導、母体のストレッチ、毎食の美味しいお食事など手厚くサポートしてくれました。

若い方からベテランの方まで様々な助産師さんたちがいて、層の厚さに驚き!いろんなお話しも聞けて、安心して過ごすことができました。

助産師のみなさん、自然体で良い意味でちょっと適当な感じもあって、こちらも気を張らずにいられたなぁと思います。

助産院=自然派で特別、という印象もありましたが、もっと身近な存在なんだなと思った第二子出産でした!助産院によって特色も様々かと思いますが、横須賀市のぷくぷく助産院さんは、より自然なお産がしやすく、妊娠・出産・育児をより自分ごととして考えていきやすい場所だと思いました☆

この世界に生まれてきてくれて三週間後のぼくちゃん。日々大きくなっています。

(6,700字と長文になってしまいました・・誰が読むんだと思いつつ、自分の備忘録として、また、育児に疲れたときなど読み返して自分を励ませたらいいかなと思いながら書きました。ここまで読んでくれた方がいましたら、大変うれしいです!読んでくださりありがとうございます^^)





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