見出し画像

アドバイスした瞬間に部下が閉じる理由|“正しさ”が逆効果になる本当の原因

「良かれと思って言ったのに、反応が悪い」

1on1でこんな経験、ありませんか?

・具体的にアドバイスしたのに、反応が薄い
・その場では「なるほど」と言うのに、その後変わらない
・次からあまり相談してこなくなる

実は、こういうこと、多くの現場で起きているんです。

いろんな現場の声を聞いていても、
「アドバイスしているのに、なぜか関係が悪くなる」という悩みは本当に多い。

でも、これってあなたの熱意が足りないわけじゃないんです。

単に、構造的なズレが起きているだけなんですよね。

アドバイスは、タイミングを間違えると逆効果になる

多くの上司は、こう考えています。

「問題があるなら、解決策を伝えるべきだ」

これ、間違ってはいません。

ただ、部下の側はどうなっているかというと、

・まだ気持ちが整理できていない
・何が問題か、自分でも分かっていない
・ただ話を聞いてほしい状態

こんな状態なんです。

この状態でアドバイスをしてしまうと、どうなるか。

ただ「理解されていない」としか感じません。

なぜ部下は閉じてしまうのか

部下が話すとき、伝えているのは「事実」じゃありません。

感情なんです。

たとえば、

「最近ちょっと仕事きついです」

この言葉の裏には、

・期待に応えられない不安
・ミスへの恐れ
・評価へのプレッシャー
・助けてほしい気持ち

こういったものが含まれている。

でもここで、

「じゃあ優先順位を整理しようか」
「こうやれば効率上がるよ」

と返してしまうと、どうなるか。

 「問題解決だけされた感覚」になるんです。

つまり、「私の気持ちはスルーされた」と感じてしまう。

関連記事:
👉 なぜあなたのアドバイスは刺さらないのか|“正しさ”が逆効果になる本当の理由


私の実体験

これ、私自身も全く同じ経験があるんです。

上司に相談したとき、

「なんでそれ分からないの?」
「ちゃんと考えてる?」

って言われたことがありました。

その瞬間、

・何を話そうとしていたか、飛びました
・頭が真っ白になりました
・言葉が出てこなくなりました

そして最後には、

「大丈夫です。了解です。」

としか言えなくなってしまった。

でも本当は、全然大丈夫じゃなかったんです。

むしろその一言で、

「この人にはもう相談しない」って、心の中で決めました。

関連記事:👉 話を聞いているのに信頼されない上司の特徴

本当の問題は「順番」にある

アドバイスがダメなわけじゃないんです。順番が逆なんです。

正しい流れは、こうです。

① 感情を受け止める
② 言語化して返す
③ そのあとに、必要ならアドバイス

この順番を守るだけで、

・部下が話し続けてくれる
・本音が出てくる
・アドバイスも素直に受け入れられる

こういう状態になります。

できる上司は、すぐに答えない

できる上司ほど、すぐにはアドバイスしません。

なぜなら、

👉 相手の中に、まだ言葉になっていないものがあると分かっているからです。

だからまず、

・整理を手伝う
・気持ちを言語化する
・安心させる

ここに時間を使うんです。

結果的に、そのほうが問題解決も早くなります。

関連記事:👉 部下の言葉の裏にある4つの感情

まとめ

アドバイスした瞬間に部下が閉じてしまう理由は、シンプルです。

「まだその段階じゃない」から。

・部下はまず、理解されたい
・感情を受け止めてほしい
・そのあとで初めて、解決策を求める

この順番を意識するだけで、

1on1の質は大きく変わります。

もし今回の内容に、少しでも心当たりがあるなら、

まずは「自分の1on1の状態」を知ることから始めてみてください。

部下が本音を話さない原因がわかる
【1on1診断チェックリスト】と、
タイプ別の改善フレーズをまとめています。

👉 3分で終わるので、そのまま試せます。
1つフレーズを変えるだけで、部下の反応が変わることがあります。

▼ 無料で受け取れます。
https://lin.ee/wSkNogN

合わせて読みたい記事:

👉 ココロ翻訳術とは何か

いいなと思ったら応援しよう!