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2026年4月を振り返る

つい先日3月の振り返りをしたと思っていたら、もうゴールデンウィークも終わってしまって、あっという間に5月。なんだか、最近は夏の雰囲気も醸し出してますよね。こんにちは、Fabricです。

4月のFabricは、大きなイベントが2本続いた、対話と学びの濃い月でした。どちらも「サステナビリティをどう事業の真ん中に据えるか」という問いを軸に、業種も規模も異なる実践者の方々をお迎えして開催。連続したイベントと実務の両立で、忙しい時期でしたが、今回はそのイベントを振り返ってみたいと思います!


April B Corp Night ― 認証の先にある「非財務資本」と事業のこれから

4月9日、新たにB Corpを取得した3社をお招きし、トークセッションと交流会をFabricのオフィスで開催しました。

登壇いただいたのは、窓・ガラスの流通から住環境を変えるマテックスさん、障害福祉領域でソーシャルフランチャイズを展開するデコボコベースさん、そしてロボティクスで人手不足の社会インフラを支えるugoさん。業種も規模もまったく異なる3社ですが、共通していたのは「売上や利益だけでは測れない価値を、どう経営に組み込むか」という問いでした。

印象的だったのは、3社ともB Corpを「ブランド装飾」ではなく「経営を見直すフレーム」として捉えていたこと。そして、取得はゴールではなくスタートだという感覚。ロゴを名刺に載せるだけでは社内に浸透しないこと、それでもロゴが営業の場で会話のきっかけになること、認証コミュニティそのものが取得後の最大の資産になっていること——取得企業ならではのリアルな手触りが共有された場になりました。
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ネイチャーポジティブのリアル ― 現場から見える実装のヒント

上記イベントの4日後の4月13日には、もう一本のメインイベント「ネイチャーポジティブのリアル」を開催。TNFDやSBTN、CSRDといったフレームワーク対応が進む一方で、現場で多くの方が抱える「で、実際どうすればいいの?」という問いに、業界・職種を超えて向き合う時間でした。

スピーカーは、サプライチェーン上流まで踏み込むキリンの美鳥さん、レストランをメディアとして捉えるPizza 4P'sの久保田さん、企業リーダーをフィールドへ連れ出すエコロジカルミーム/リジェネラティブリーダーシップジャパンの小林さん、そしてFabric代表のジェームス。

3者が口を揃えていたのは、「想像できる特定の場所と結びついていること」の力でした。椀子ヴィンヤード、Pizza 4P'sが直接訪れる農家、奥多摩の流域——会議室では生まれない感情的な繋がりを、具体的な「どこか」が生み出していきます。

そしてもう一つのキーワードが「遊び心と感性」。土に触れる、現地を歩く、体で理解する。論理より先に感覚を動かすアプローチが、組織の本気を引き出していく。日本の里山文化や「気候風土」という視点は、実はリジェネレーションのグローバル文脈に日本発の新しいスタンダードとして接続できるのではないか——そんな手応えのある対話の場になりました。

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おわりに

4月はどちらのイベントも、「フレームワークを知っている」から「実際に動いている」への移行をテーマに、現場の実践者の声を集める時間になりました。サステナビリティもネイチャーポジティブも、頭で理解するだけでは組織は動かない——そのことを改めて感じる1か月だったように思います。

4月後半から5月前半はゴールデンウィークもあり、アクティビティは小休止。今後のイベントについては、現在企画を調整中ですが、コンテンツ発信にも力を入れていきたいと思っております!