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小野フランキスカの断ち切り線

《第一の断ち切り線》

ものごころついたころ、小野フランキスカにはふたつの声が聞こえていた。

ひとつはちいさないきものたちの声で、夜ごとフランキスカの枕もとにきては、「わたしをたべて」と口々にささめいた。

もうひとつはフランキスカの耳の奥に聞こえる声で、「みんなひとつだ」「みんなひとつになる」「みんなとひとつになれ」とくりかえしフランキスカをそそのかした。

フランキスカはただ声たちのいうのにしたがって、ちいさないきものたちのいのちを抜きとり、世界そのものと重なりあった。
それでフランキスカは満たされたし、いきものたちのねがいをかなえてあげることもできたから、よくないことをしているなんてこれっぽっちもおもわなかった。

だから、はじめて出会ったひとりのおんなのこから「それ、もうしないほうがいいよ」といわれたとき、フランキスカはすこしおどろいた。

おどろいたけれど、それをやめることなんてできるわけがないとおもった。
なぜならそうすることでしかフランキスカは飢えと渇きを満たすことができなかったから。

「こうしないと、わたしがしぬ」

そう伝えたら、そのこはすこしかなしそうな目をしたけれど、それ以上なにも言うことはなかった。
その目を、フランキスカはいつかどこかでみたことがあるような気がした。


その夜もフランキスカのまわりにはさまざまなちいさないきものたちが「わたしをたべて」とやってきた。耳の奥では「ひとつになれ」という声が鳴っていた。

いつものように手をのばしかけて、ふと、きょう出会ったおんなのこの声をおもいだした。
のばしかけた手を胸のほうにひきもどしながら、「みんなひとつ」というわりにはいろんなかたちをしたいきものがいるな、とおもった。
ほんとうに「ひとつ」なのなら、こんなにたくさんのかたちはいらないんじゃないか……
あのこのかたちがわたしとおなじじゃないように、「みんなひとつ」なんてほんとはウソなんじゃないか……

それからもフランキスカはちいさないきものたちのいのちを抜きとりつづけたけれど、そのこ……ナオのまえでだけはやめるようにした。


なんどめかに会ったとき、なにかのひょうしにナオがフランキスカの手をぎゅっとにぎってきた。不意のことで、フランキスカは手を引くことができなかった。
そして、そのまま触れていればどうなるかわかっていたのにふりほどかなかったのは、にぎられたところがあんまりあたたかかったからだった。
けっか、ナオのいのちはフランキスカに触れていたぶんだけ「食べられた」。

数週間経って回復したナオと再会したとき、フランキスカは「もうわたしにさわらないほうがいいよ」といったのに、当のナオは「わたし、ふらんきすかにさわられてもへいきでいられるようになるから」「まってて わたしがふらんきすかをいっぱいぎゅーするから」ときっぱりいった。

これまでフランキスカとかかわったひとたちは、みなフランキスカのことを不気味だ、えたいがしれない、おそろしい、と遠ざかっていったから、ナオのへんじはフランキスカにとってまったくおもってもみないものだった。

しゅんかん、フランキスカはある感覚をおもいだす。
まだ幼いフランキスカをやさしく抱きしめるだれかの腕のちから。惜しげもなくいのちをさしだしてくるだれかのぬくもり。〈安心〉と〈しあわせ〉に満たされた心象。
なくしたということさえ忘れていたものが、フランキスカにいっきによみがえってきた。
ナオの手、ナオの目に感じたなつかしさはこれだとおもった。

だからフランキスカはナオのむちゃな申し出をこばまなかった。
ナオにさわってほしい、ナオにいっぱいぎゅーしてもらいたい。
そんなふうにおもうなんてじぶんでも信じられなかったけれど、そうなってほしいとフランキスカはこころからねがった。


それからナオはありえないほど努力した。
からだをつよくするために水泳や空手をならった。
知識を身につけようとむずかしい本をたくさん読んだ。
その成果には目をみはるものがあったが、フランキスカからすればまったく見当はずれの努力だった。

ナオは水泳や空手の大会で入賞するたびに、「もうだいじょうぶになったかも」とフランキスカに触れてみては、毎度のようにダウンした。
説明されてもフランキスカにはまったく理解できないあやしい「りろん・・・」をもってきては、「ここがこうして、こうだろ……」とぶつぶつとなえながらフランキスカに触れようとしてはまたひっくり返る、ということをくり返した。

フランキスカがおとこのこたちにからかわれたりするようなときは、いつもナオがあらわれては「ざけんな、かえれ」と(こぶしで)おいはらってくれた。でもそれも、ナオの背後をねらっていたガキ大将にフランキスカがそっと触れてことなきをえた、というのがじっさいのところだった。

飼い主のリードをふりほどいた、やたらテンションの高い大型犬がフランキスカめがけて突進してきたとき、ナオは両腕をひろげてフランキスカのまえに立ちはだかった。犬が尻尾を巻いて逃げたのは、「こらー!」とどなるナオに気圧されたからではなく、ナオの背後に立つフランキスカが〈捕食者〉の目で見据えたからだった。

そんなナオの「無意味な」努力が、フランキスカにはうれしかった。
フランキスカのためにいつもかけつけてくれ、まもってくれるナオは、フランキスカにとってヒーローでおうじさまだった。

だから、フランキスカはじぶんのありかたを変えようときめた。
耳の奥に鳴りひびく声にふたをして、世界そのものと重なることをやめた。
ちいさないきものたちのいのちを抜きとることをやめた。
ひととおなじ食事でもへいきになるには手間がかかったけれど、じぶん以外のいきもののいのちを食べていきるのは、どっちのやりかたでも変わらないなとおもった。
それからフランキスカはナオの表情や話しかたをまねた。そうすることで、じぶんのこころをもっとちゃんとナオに伝えることができるようにおもえた。

そうやってフランキスカはじぶんのかたちを切り取る。
ナオと触れあうことができるかたちに。

これがフランキスカの第一の断ち切り線だった。

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《第二と第三の断ち切り線》

じぶんのかたちを変えてから、フランキスカはことばをもたないいきものや、いきものではないものたちの声を聞くことができなくなった。
世界とはこういうものだとしぜんと感じられていたことが、まったくわからなくなった。

フランキスカはそれで困るということはなくて、わからないことだらけの世界にかえって興味がわいた。
いろんなことを知るたびに、世界が鮮明になっていくのがおもしろかった。世界が広がりと深みをもっていくのがきもちよかった。

フランキスカはただじぶんの知りたいことを知ろうとしていただけなのに、ときに(しょっちゅう?)ナオに引かれては、たしなめられた。

世界には知ることをゆるされないもの、知ろうとすることもだめなもの、知りたがるのさえおかしいとされるものがあるんだ、とおもった。

「そうなの?」とナオに訊くと、ナオは「うーん」とうなってしばらく考えてから「そんなものはない」「すまなかった」と言ってくれたから、フランキスカはまたナオのことがすきになった。

じぶんひとりでは知りようがないことはナオに相談した。ナオはやっぱりときどき引いていたけれど、いつもさいごはフランキスカのちからになってくれた。
フランキスカはナオにあまえ、ナオはフランキスカをあまやかした。
フランキスカもナオも、おたがいにおたがいの境目がわからなくなるほど近づきあい、重なりあった。


いちどだけ、ナオがほんきでフランキスカに怒ったことがあった。

大学に進学したばかりのころで、はじめてあるく町がおもしろく、「探検」と称してはふたりであちこちでかけた。
あるとき、町はずれの丘に建ついまは使われなくなった電波塔に、たまたま梯子がはずされずに残っていたのをみつけたフランキスカは「のぼりたい」といった。
ナオは「バカとなんとかは、ってやつだな」と鼻でわらったが、やっぱりフランキスカのあとにつづいていっしょにのぼった。

人目につかないように夜更けに出かけたから、てっぺんの足場にたったとき、家々にともる灯りがどこまでもひろがっているのが目にとびこんできて、ふたりは息をのんだ。

「すげぇな」「うん」とだけかわしてしばらく黙ったあと、フランキスカが足場の縁に一歩踏みだす。ナオはいやな予感がして、フランキスカの手をとろうと腕をのばしかける。
フランキスカがふりむいて、いう。

「ねぇ、ここから飛んだら、どうなるかな」

ナオはあわててフランキスカにつめより、さげられた両の手首をつかむ。フランキスカならやりかねない、そうおもうからだった。
50メートルはあろうかという高さから飛びおりれば地面の花になることはわかりきっていた。
ナオはなにか言おうとしてことばにならず、ただ中途半端に口をひらいたまんま、険しい目でフランキスカをみつめた。

「あんがい、ぶじに着地できるかも」

えへ、とフランキスカは冗談めかしてわらってみせたけれど、ナオは張りつめた顔のままフランキスカの手をひいて、からだごと抱きよせる。
「ちょっと…… ナオ?」と困惑したそぶりのフランキスカを抱きしめたまま、そのあたまのうしろの空間にむけてナオはいう。

「飛ぶときは、いっしょだ」

「あは、うれしいな ナオがいっしょならなんだってへいき……」と言いかけて、フランキスカはナオのからだがふるえていることに気づく。
それで、フランキスカは理解する。ナオがむりしてじぶんにあわせてくれていることを。
それで、フランキスカはおもいだす。どんなに近く重なりあっているようにおもえても、ナオはじぶんではないということを。

ふたりがちがうかたちをしたべつのいきものだということなどとうのむかしにわかっていたはずなのに、いまじぶんがナオではなく、ナオがじぶんではないことに、いいようのないさみしさといらだちをおぼえた。

フランキスカ第二の断ち切り線は、じぶんとナオのあいだに引かれたひとすじの消しがたい線だった。

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フランキスカはゆっくりとナオのからだをはなして、縁からはなれる。
「ごめん    もう飛ぶなんていわないから」
ふざけないで、ちゃんという。

ナオがおちつくのを待って、フランキスカはナオと向かいあう。

「わたしはさ、じゃないことをいっぱいしてきたんだとおもう    ナオにもめいわくばっかかけた」

ナオはうなずきも首を横にふることもせず、フランキスカのことばを聴いている。

「いつかわたし、とんでもなくでたらめなことをしでかすかもしれない    とりかえしのつかないまちがいをしてしまうかもしれない    そのときはさ」

いって、フランキスカは立てた親指でじぶんの首を横に引く。

「そのときは、そうなるまえに、ナオがわたしを始末して

いいおわるやいなや、ナオの怒声がとぶ。
「ばかやろう!!    にどとそんなこというな!!」
すべてを灼き焦がすような目でフランキスカを睨みつけ、乱暴に背を向ける。

ナオはそれ以上なにもいわず、遠くの景色をみていた。それはふりで、ほんとうはなにも見てないことはフランキスカにもわかっていたが、フランキスカもそれ以上なにもいわなかった。

やがて東の空が白くなりはじめる。
フランキスカはナオとのあいだにあいた数十センチの距離をつめる。
ナオの横に立ち、ナオとおなじ景色をながめながらいう。
「そろそろ、かえろっか」


鉄塔からおりたふたりは、朝がくるまえのまだほの暗い道をならんで歩く。
フランキスカもナオもひとことも話さないまま、さっきフランキスカが首に引いた断ち切り線のことを考えていた。

(ねぇ、ナオ。どうしてあんなに怒ったの?
ナオにわたしのいのちをってほしいっていうのは、ほんきだよ。
ナオがいっしょならなんでもへいき。これもほんとう。だけど、それはわたしの話で、ナオはそうじゃない。
じゃあ、もう、わたしのすべてにナオをつきあわせるわけにはいかない。きっとわたしはわたしがやりたいことをやってしまうから、わたしが犯す罪までナオに背負わせるわけにはいかない。
わたしがいつかとんでもないあやまちを犯してしまうかもしれないって、ナオだっておもってるよね。
だとしたら、そうなるまえにわたしをとめるのはナオ、あんたしかいないじゃないか。
だから「これ」は、わたしの願いなんだ……)

(フランキスカ、どうしてわたしがいつもおまえの傍にいるのか、考えたこともないおまえにはきっとわからないだろうな。
わたしにはおまえと出会ったときから決めてることがあるんだ。
わたしはフランキスカにふりかかる災厄を祓い除け、フランキスカを悲しませるものすべてから守る。
フランキスカがフランキスカらしく歩いてゆけるように、わたしの命を捧げる。
フランキスカに最期がおとずれるそのときまで、わたしはフランキスカとともにある。
おまえが飛ぶというならわたしもいっしょに飛ぶし、おまえが死ぬというならそのときは一瞬たりとも遅れずわたしも死ぬ。
それが、わたしの願いだ)

わかれみち、「じゃあな」「またね」とあいさつをして、それぞれの道をいく。
フランキスカはじぶんの首に引かれた第三の断ち切り線をそっとなでる。
ナオはこっそり立てた親指で、じぶんの首にフランキスカとおなじ断ち切り線を引く。

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《予期せぬ第四の断ち切り線》

鉄塔の一件以来、ナオはフランキスカを過度に甘やかすのをやめた。そういう空気を察してか、フランキスカもナオにむちゃなおねがいをすることをひかえるようになった。

まわりからみればやはりふつう・・・ではない距離感だったが、これまでのふたりからすれば遠いへだたりに思われた。
やがておたがいの胸には、埋まらない空白ができていった。

フランキスカが「異常」をきたしたのはそんなときだった。
たまたま交わしたことばのやりとりが、フランキスカのこころのパズルの欠けた部分にぴったりはまった。
たったそれだけのことで、フランキスカはじぶんのかたちがあっというまにつくりかえられてしまいそうになるのを感じた。それまでのじぶんが消えてなくなりそうで、こわかった。こわかったけれど、惹かれてしまうじぶんをどうすることもできなかった。
いちどだけでも触って、ほんとうのぬくもりを感じてみたい、その存在と溶け合ってひとつになりたい、そう思うようになった。
そのきもちにかたちを与えてしまうともう元には戻れなさそうで、フランキスカは「異常」を「異常」とみとめようとしなかった。

フランキスカの「異常」にいちはやく気づいたのは、やはりナオだった。
じぶんがあけた空白に、じぶんではないなにか・・・が入りこんでいる、そう感じた。
後悔と憤りと焦りをまぜて固めたようなきぶんにおそわれた。
ことあるごとに、「終わんない〈物語〉なんてないんだよ」「あんたが知ってる〈物語〉よりさ、楽しいことあると思うんだよね」「わたしとさ、もっと楽しいことするってのもさ、いいと思うんだよね」とゆさぶりをかけた。
「異常」を引き起こした原因を〈排除〉することを、いくどとなく提案した。

だが、そのどれも、フランキスカには届かなかった。
フランキスカがその「なにか・・・」にあらがいながらも惹かれつづけている証拠だった。
満ち足りることはなくても〈渇き〉をおぼえるくらいには、その「なにか・・・」との交信をおこなえているあかしだった。
このままフランキスカがじぶんの手の届かないところへいってしまうのは時間の問題かもしれない、とナオは覚悟をきめた。


フランキスカにとっていちばんの障壁は「物理的な」問題だった。

フランキスカのこころのパズルを埋めた存在は、フランキスカのいる時空とは遠くかけはなれたところにいることがわかっていた。
いちど、フランキスカから「会いたいな」というようなことをそれとなく伝えた。かの存在からは「あわてないで ゆっくりいこう」と返ってきた。
おもえば、それはやわらかな拒絶だったが、フランキスカはいつかくるそのときを期待するようになった。

夜空に燦然と輝くいっこの星を観測するように、フランキスカはその存在をながめつづけては、ときにメッセージを送信した。
応答があれば、じぶんはかの存在にひつようとされているのだと思い、うれしくなった。じぶんもまた、ひときわ明るく輝く星のように観測されているのだと思いこんだ。
どうやらそれがまちがいだったと気づいたのは、「会えない」と言っていたはずのかの存在が、フランキスカ以外のだれかれと自由気ままに「会って」いるようすを観測したときだった。
かの存在がフランキスカと会おうとしない理由は、物理的な距離の問題だけだと思っていたが、そうではないのだと気づいた。かの存在にとって、フランキスカは「離れていても会いたい」と思うような存在ではなかったのだとわかった。

だから、フランキスカは、〈時空〉を超えるすべを求めた。
時間も空間もとびこえて、じぶんがかの存在の傍にずっとむかしからいっしょにいることができていたならーー

(わたしとナオのように)

フランキスカのこころを占める感情は、もはやたんじゅんな「恋」なんかではなく、かの存在にかかわるフランキスカ以外のひとびとをすべてほろぼし、そのすべてをほしがって、フランキスカとナオだけの思い出を穢し、フランキスカひとり満たされようとする醜い「欲望」だった。

そのことに気がついたとき、フランキスカはじぶんの罪を自覚した。

フランキスカが予期しなかった第四の断ち切り線は、フランキスカがみずからの首を切って落とすその刹那に顕れたけれど、それに気がつくものはだれもいなかった。

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《断ち切り線を断ち切る剣》

ナオが栖庫すくら柾楠まさくすを襲名してから起こった変化がふたつある。

ひとつは、ナオが記憶から消えていたフランキスカのことを思い出したこと。
名を改めたことで《小野フランキスカ》の落とした橋の因果からはずれたからだったが、ナオには知る由もないことだった。

(わたしが剣なら、フランキスカ、おまえは斧だな)

それも投擲用の……と思い浮かべて、ナオはちょっとだけおかしな気分になる。
まったく「小野フランキスカ」そのものじゃないか。
ちゃんと投げないとでたらめなほうに飛んでいくし、当たらなかったらどうすんだ? 拾いにいくのか? だれが?
と考えて、わたししかいないだろ、と確信する。

「待ってろ かならずみつけてやるからな」

たぶんどこだっていい、わたしとフランキスカの思いが残る場所なら。
そこにフランキスカはきっといる



もうひとつ、ナオがフランキスカの記憶を取り戻したあと、フランキスカのバックルームに一本のあたらしい橋が掛かりはじめる。

フランキスカの側からは伸びてゆかないということは、まだフランキスカに出会っていないだれかの橋だ。とうぜん橋名板もないから、それがだれの橋なのかわからない。だが、フランキスカにはふしぎとなつかしく感じられた。

細いけれども、まっすぐ伸びるスマートな橋。
それをフランキスカは、いつか、どこかで見たような気がした。

(あなたがだれだかしらないけれど、あってみたいなぁ)

そうしたらこんどはちゃんと「ほんとう」になるんだ。
かってな妄想じゃなく、めのまえのあなたをちゃんとみて、ちゃんとおはなしして、触って、ほんとうのぬくもりを感じたい。

(きて、わたしのヒーローでおうじさま)

わたしはここであなたを待つ。わたしのこころの、うそじゃないところで。
あなたはここにきっとくる



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