シューマン「クライスレリアーナOp.16」限界まで攻める演奏っていいよね。マルタ・アルゲリッチ
作曲者:シューマン
曲名 :クライスレリアーナ Op.16 第1曲 第7曲 第8曲
演奏者:マルタ・アルゲリッチ
アルゲリッチの第1曲の始まりは激しい。
激しいけどもそれを十分に制御できていることが大事だ。
それくらいの暖急をつけなければこの第1曲は途中で飽きてしまう。
飽きるかどうかがこの演奏を聴く上での一つの目安になると思う。
Schumann: Kreisleriana, Op. 16: I. Äußerst bewegt
Schumann: Kreisleriana, Op. 16: VII. Sehr rasch
Schumann: Kreisleriana, Op. 16: VIII. Schnell und spielend
この演奏はアルゲリッチが曲にしっかりとハマっている。
アルゲリッチ特有の前ノリ感がしないのがその証拠だ。
アルゲリッチが曲にハマらない時は、
その前ノリ感が不自然に浮いて聴こえるから直ぐわかる。
アルゲリッチがいいのはその攻めの姿勢だ。
常に限界を狙ってくる。そこが素晴らしい。
シューマンの演奏は割とアルゲリッチと相性がいい。
本当はライブ録音で聴きたいところだけども、
スタジオ録音ででもアルゲリッチの熱情が伝わってくる。
シューマンのピアノ曲は重点的に探してるんだけど、
これだっていうのがなかなかない。
見つかったと思ったらアルゲリッチだったりが多い。
あぁアルゲリッチは他の人のシューマンより1枚上手なんだなと思う。
音楽の記事の場合に書くことが思い浮かばないことがある。
でもそれはその取り上げている曲を
ちゃんと聴いていないから理解が足りてないことが多い。
何度でも聴くことによって、見えてくる世界ってあるよね。
