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ベートーヴェン「ピアノソナタ第20番 」解釈の違いで違う曲になる。アルフレート・ブレンデル

作曲者:ベートーヴェン
曲名 :ピアノソナタ第20番 ト長調 Op.49-2
演奏者:アルフレート・ブレンデル、エミール・ギレリス

この曲は古典のソナタぽくていい曲ではあるんだけども、
リズムを中心にした演奏をするとどうなって、
逆に旋律を中心に演奏したらどうなるかの比較のような
記事にしてみようと思う。

ブレンデル:Beethoven: Piano Sonata No. 20 in G, Op. 49 No. 2: 1. Allegro ma non troppo

ギレリス:Beethoven: Piano Sonata No. 20 in G Major, Op. 49 No. 2: I. Allegro ma non troppo

この曲ってモーツァルトの影響を受けていそうな古典的なソナタなんだけども、そこは年代が新しいだけに解釈の違いでかなり違って聴こえる。
今回はリズムを中心にしたブレンデルの演奏と旋律を中心にしたギレリスの演奏を比較してみた。

まず言っておくと、どちらの解釈も良い演奏だ。
リズムを重視した演奏も気持ちがいいし旋律を重視した演奏も満足感が出やすい。だけども難易度で言うとブレンデルのほうが理解しにくいリズムというものを扱っているだけ不利なんじゃないかと思う。

ブレンデルの演奏は普通に上手いねで済まされてしまう場合が多いんじゃないかと思う。なぜならこの曲のリズムがどうなっているかを詳しく聴く人はそんなにいないと思うからだ。
だから一般的ウケを狙うなら旋律を重視したギレリスの解釈が正解なのかもしれない。だけども私のようなタイプにはブレンデルはいい仕事をしてますね。と聴こえるわけだ。

ブレンデルの演奏を聴くと旋律にも演奏能力を割くという判断が無い。
だからこの演奏の場合はリズムを聴いてくれる人向けに演奏しているという極端なものになっているから、私とかは気づきやすかったわけだ。

ベートーヴェンのピアノソナタでここまで解釈が違うと面白いなと思って紹介してみた。どちらの演奏を選ぶかは好みだけど、旋律重視のほうがちょっと聴く分には聴きやすかなとは思う。
音楽って解釈の違いで物凄く別の曲に聴こえる。
だから余り良い曲じゃないなで諦めるのではなくて、良い解釈で名曲に変化させている演奏はないかと探すほうが当たりが見つかりやすいと思う。


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