ショパン「幻想即興曲」名曲ほど取り上げるか悩む。ルービンシュタイン
作曲者:ショパン
曲名 :即興曲第4番 嬰ハ短調 Op.66「幻想即興曲」
演奏者:ルービンシュタイン
この曲は有名過ぎて今更取り上げる必要があるのか迷ったけども、
ルービンシュタインの演奏が素晴らしいので取り上げてみようと思う。
Fantaisie-impromptu in C-Sharp Minor, Op. 66
この曲の音源はルービンシュタインの演奏がいくつか残されている。
だけども、どの演奏にするのが良いかの迷いが出る。
でもこういう時は細かいテクニックよりも力強い演奏を選べば間違いはない。なぜならそれがトータルでの曲の満足感に繋がるからだ。
ただこの時のルービンシュタインは85歳の計算になる。
良くこんな演奏を残せたなと感心してしまう。
ルービンシュタインが生きていれば今年で138歳にもなる。
ケンプもそうだけど、80代で頑張ってるピアニストって居る。
毎日のように弾いているとピアノに衰えが出ないんだろうか。
この80代での粘りがあったからルービンシュタインもケンプも
沢山の良い音源を残せたんだと思う。
この演奏の当時は機械的な整ったリズムをある意味では目標にしてた頃ではなかっただろうか。この後に打ち込みが出だして機械的なリズムが普及する。そうすると今度は機械的なリズムの凄さが駄目になって、人がリズムにグルーヴ感を求めるようにまた変わっていく。ただしメトロームと同じ弾き方ではダメだという認識はあったと思う。でなければ凄い人ほどこんなに細かくリズムを揺らさないはずだ。
クラシックピアノの音源は大抵は50年以上経ったものが多い。
なぜなら1970年代に全盛期があったからだ。
ルービンシュタインやケンプ・リヒテル・ギレリスが頑張ってた時代だ。
どの楽曲も名ピアニストが争うように取り上げて
市場に出してた時代だから、どの楽曲の音源も割と揃っていて、
今の私たちはその音源を聴くことができる。
youtubeでいつでも好きなだけ楽曲を年代を問わずに選べてしまうのだから
クラシックピアノ好きは優遇されてると言っていいだろう。
音源が揃ってない楽曲を埋めていくのが今のピアニストの仕事だと思うし、そこにチャンスがあるのではないだろうか。
