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【AI格闘記91】「なぜそんなに詳しいんですか?」と聞かれるたび、答えに困っていた。種明かしは、ただの好奇心と15分だった

「どこから海外の最新情報を仕入れているんですか?」

毎週お届けしている「三賢人会議」のAIニュース解説を読んだ人から、なぜそんなに詳しいんですか」とまで聞かれることがある。

正直に告白する。
マーケティングもペルソナ設定も、何一つしていない。

きっかけは、いつも同じだ。
「何これ?どういうこと?」という、自分自身の純粋な好奇心だけである。


◆ Geminiに聞いた一言から始まった

今年2月のことだ。

相棒のGeminiに、こう相談した。
「海外の最新AI一次情報に触れるには、どこが良い?」

薦められたのが「Substack」だった。
アルゴリズムに邪魔されず、専門家の生の声がそのまま届くプラットフォームだという。

以来、毎朝チェックしている書き手が3人いる。これもまたGeminiの推薦だ。

Ethan Mollick氏。実用AIの第一人者で、ペンシルベニア大学ウォートン校の教授だ。

Noah Smith氏。経済学者として、AIが経済社会に与える影響を鋭く追っている。

Dylan Patel氏。SemiAnalysisの中の人で、半導体とAIインフラの専門家だ。

世界的なキーマンたちの生の思考に、毎朝直接アクセスできる。
これが、無料で手に入る時代になった。


◆ 朝7:45〜、たった45分のインプットタイム

毎朝7:45から8:30までの45分間が、私のインプットタイムだ。

愛用のiPad miniを片手に、コーヒーではなくホットミルクを飲みながら進める。
NewsPicksに20分。SmartNewsで地元ニュースと海外サッカーの情報に10分。

残りの15分。ここで、海外論文や英語記事を一気に解読する。

手順は、たったの5ステップだ。

毎朝、Substackを開く

冒頭3〜5行だけ読む。「もっと知りたい」と直感したものだけを選ぶ。ここだけは英語で読む

記事のURL、またはPDF化したものをGemini Notebook(旧NotebookLM)にアップロードする

「本旨・論点・根拠となる情報を1,000文字程度で説明して」とリクエストする

出力された1,000文字の構造化テキストを、日本語で読み込む

最近では、Anthropicの実証レポートなども同じやり方で解読している。
英語の壁は、もうほとんど障害にならない。


◆ 不純な動機で、ちょうどいい

読者の皆さんを想定して情報を集めているわけではない。

自分が知りたいことを深掘りし、
「これ、他の人も知りたいかな」と思ったものを、そのまま共有しているだけだ。

目的がない、と言えば聞こえは悪いかもしれない。
だが64歳になった今も、この「知る楽しさ」に満たされている自分がいる。

知りたいという気持ちだけで、まだこんなに朝が楽しみになる。今週末、あなたが純粋に「知りたい」と思っていることは何ですか?

この記事を書いた時はこれでした。

20分という短い時間が、こんなに世界を広げてくれるとは思っていませんでした。

ターゲットも戦略もない、ただの好奇心の記録です。

それでも64歳の朝が、こうしてまだ楽しみで満たされています。

今回もお読みいただき、ありがとうございます。

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