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【AI格闘記94】AIエージェント旋風が吹き荒れる中、あえて「まだ使わない」と決めた。理由は、今自分の仕事を仕分けしていないからだ

巷は「AIエージェント」の話題で持ちきりだ。

自律的にタスクをこなすAI。Gemini SparkやChatGPT Workなど、エンタープライズ向けの新機能が次々と発表されている。

私は毎日4つのAIを使い倒している身だ。成果は決して小さくないはずだ。それでも、私は決めている。

「今はまだ、手を出さない」

これには、現実的な理由がある。


◆ 理由①:会社員としての責任

一つ目の理由は、リスク管理だ。

Claude Coworkのようなエージェント機能に関連した事故のニュースを見た。AIが勝手にファイルを削除した、という類のものだ。

組織に属している以上、もしもの暴走で会社に迷惑をかけるわけにはいかない。この一点だけで、導入には慎重にならざるを得ない。


◆ 理由②:トークンコストという誘惑と現実

二つ目の理由は、コストだ。

「Claude Design」のような超優秀なUI生成ツールは、正直なところ魅力的でしかない。自分のホームページを一から作ってみたい誘惑にも駆られる。

だが、エージェント的な稼働はトークン消費が激しいと聞く。
気軽に触って、想定外の請求書が届く未来が容易に想像できる。
だから、まだ踏み込めずにいる。いずれ調査を行うつもりだ。


◆ 理由③:本当の理由は「仕分け」をしていないからだ。

しかし、一番の理由はここにある。

行き当たりばったりに、簡単な業務からエージェントを使い始める。それは、トークンの無駄遣いになりかねない。

本当に生産性を上げるには、まず「業務の棚卸し」が必要だ。
その上で、以下のように仕分けなければならない。

  • 人力でやるべきこと

  • 対話型AIで十分なこと

  • AIエージェントに任せるべきこと

正直に告白する。私自身、まだこの整理をする気がない。

これから導入を迷っている読者がいるなら、伝えたいことは一つだ。ツールを触る前に、まず「仕分け」から始めてはどうか。


◆ 戦略的な「先送り」と、来年4月への助走

だからこそ、エージェントの本格導入は、あえて先送りすることにした。

会社員を卒業する、来年4月以降の楽しみに取っておく。

定年退職後、「現場知工房」として本格始動する際、相棒のAIたちと対話しながら自分の業務を棚卸しし、エージェントを活用した最強のフローを一から設計していくつもりだ。

定年退職後、「現場知工房」として本格始動する際、相棒のAIたちと対話しながら自分の業務を棚卸しし、エージェントを活用した最強のフローを一から設計していくつもりだ。

自分のPCで多少AIが暴走しても、迷惑をかける相手はいない。

来るべき無双時代に向けた、ワクワクする助走期間だと思っている。


新しい技術に飛びつくか、あえて距離を置くか。今、あなたが「まだ手を出さない」と決めている技術は何がありますか?

「仕分けを行わない」と率直に書きました。

興味ドリブンで動くも良し、立ち止まって準備するも良しだと思っています。

来年4月への助走を、少しずつ記録していきます。

今回もお読みいただき、ありがとうございます。

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