点字note #6│ナンバープレートは楽しい♪ ─ 「筥迫」の漢字を点字で語る
原本記事
点訳後記
グーグルの読み上げ機能で毎回誤読される「時代物」と「我ながら」が気になったので、異例の投稿直後の点字化です。
「ジダイブツ」「ガナガラ」という読み上げを耳にする度にもどかしさがつのります。
読み上げ性能の向上のためには何らかのフィードバックをすべきなのでしょうが……
そもそも私が読み上げ機能を利用するのはnote記事の投稿事前確認のみ。何となく出しゃばっちゃいけないような気がして……
点字でこれだけ出しゃばってる人間が今さら?って感じですが。
点訳者のつぶやき
「ハコセコ」という漢字について、点字で語ってみたくなりました。
「ハコセコ」は漢字2文字で表されます。1文字目がたけかんむりにお風呂の呂(以下「ロハコ」)、2文字目が迫る(しんにょうに白い)。
「筥迫」という言葉自体の意味は「せまい箱」。「ロハコ」は、たけかんむりに相手の相と書かれる「箱」と同様に「物を入れるための器」を意味し、その中でも特に「丸い箱」を指すようです。
しかし、筥迫そのものは今でいう長財布のような見た目。ずいぶん分厚いので、確かに平たい(せまい)箱といったところです。つまり……四角いじゃん!と思うのですが(笑)
筥迫は元は武家の婦人の象徴的アイテムだったのだそう。一般人には無縁の代物。丸いものを表す漢字って「宝玉」の「玉」もそうですが、「貴重なもの」を表すことがありますよね。だから、ハコセコのハコの字にも丸い箱を意味する「ロハコ」が用いられたのかなと想像する言葉オタクなのでした。
……いかがでしたでしょうか?
墨字で読む分には必要のない説明が多々混じっているのは、点字での執筆を試みた結果。
点字の文章が墨訳(直訳)されたものを読む機会って滅多にありませんよね? なかなか面白い体験になるのではと。
もちろん、執筆者が当たり前に「見る」生活をしている私ですので、優柔不断さゆえの説明過多に陥っている可能性もなきにしもあらず。
まあそれでも、一般的な文章にはない違和感は感じて頂けたことでしょう。
点訳にしても、その逆の墨訳にしても、「直訳」では読書の質が変わってくる ── 私がこれまで抽象的に語ってきたことの具体例として認めてもらえるでしょうか?
……と、墨字で読んでくださる方に向けた文章を点字で綴るのもおかしな気分です(笑)
参考までに筥迫のくだりを墨字で読みやすいように整えた文章も最後に掲載してみます。
「筥迫」という漢字について語ってみたくなりました。
「筥迫」という言葉自体の意味は「せまい箱」。「筥」は「箱」と同様に「物を入れるための器」を意味し、その中でも特に「丸い箱」を指すようです。
しかし、筥迫そのものは今でいう長財布のような見た目。ずいぶん分厚いので、確かに平たい(せまい)箱といったところです。つまり……四角いじゃん!と思うのですが(笑)
筥迫は元は武家の婦人の象徴的アイテムだったのだそう。一般人には無縁の代物。丸いものを表す漢字って「玉」もそうですが、「貴重なもの」を表すことがありますよね。だから、ハコセコにも丸い箱を意味する「筥」の字が用いられたのかなと想像する言葉オタクなのでした。
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