誰かの灯りがまぶしく見えたので、歌にしてみました。 -16曲目-
夜、窓の外を見るのが好きです。
マンションの明かりや、
遠くの家の窓の光を見ていると、
みんなそれぞれの場所で、今日を終わらせようとしているんだなと思います。
でも時々、
その灯りが少しまぶしく見える夜もあります。
誰かの暮らしは、ちゃんとして見える。
誰かの言葉は、前に進んでいるように見える。
画面の向こうで流れてくる
「変われた」
「届いた」
「ここまで来られた」
みたいな言葉が、
今日の自分には少し強すぎることもあります。
急いでいるつもりはないのに、
呼吸だけ浅くなる。
そんな夜に、
「急がなくていい」と言いたくて、この曲を作りました。
灯りの数だけ、暮らしがある。
明るく見える窓の奥にも、
きっと言わないままの迷いがある。
大きく変わることだけが、
前に進むことではなくて。
洗ったコップや、たたんだ洗濯や、
何とか終えた一日も、
ちゃんと今日の私を作っている。
正解じゃなくて、
今日の私にちょうどいいほう。
胸が少し息をしやすいほう。
そんな選び方でいい日もあると思います。
この曲は、
何かになるためではなく、
今日は私でいるために明かりをつける曲です。
誰かの灯りに置いていかれそうな夜に、
自分の部屋の小さな明かりを、
消さずにいられますように。
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もう少しだけ言葉のそばにいたいときのために、
続きの置き場所を残しておきます。
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