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途中の時間が、けっこう好きなので歌にしてみました。 -17曲目-

できるようになることは、
もちろん嬉しい。

終わることも、
悪いことじゃない。

でも、何かが完成する少し手前にある、
あのざわざわした時間が、
私はけっこう好きです。

まだうまくできない。
まだ形になりきらない。
まだ人に見せるには早い。

そういう途中の時間には、
完成したあとには残らない熱みたいなものがある気がします。


早く進んだほうがいい。
ちゃんと形にしたほうがいい。
終わらせたほうがすっきりする。

たぶん、それはそうです。

でも、全部をすぐ終わらせてしまうと、
その途中にしかなかった音まで、
消えてしまう気がする時があります。

できないからこそ、
何度も試したくなる。

整っていないからこそ、
まだ遊べる。

完成していないからこそ、
少しだけ長く、そこにいられる。


この曲は、
「早く終わらせなきゃ」ではなく、
「まだこのままでいたい」と思った時の曲です。

進めるのに、進まない。
終われるのに、終わらせない。

それは逃げではなくて、
今を少し長く味わうための選択なのかもしれません。

途中がいい。
終わる前が、いちばんいい。

できないままでも、
ちゃんと進んでいる。

そんな気持ちを、歌にしてみました。


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ここまで読んだあとに、
もう少しだけ言葉のそばにいたいときのために、
続きの置き場所を残しておきます。

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