洗濯物は干してあった。なのに息子は学校にいなかった。
高校2年生になりました。
娘が卒業して忘れもの大王との二人暮らしが始まりました。
新しくルールを決めて、順調な滑り出しだった、、、はずでした。
朝、洗濯物、干してたよね???
ぎっくり腰で、今日は立ったまま仕事。
そんな朝に限って、息子の担任から電話が。
「息子さん、まだ来ていません」
え、嘘でしょ。
だって私が家を出る前、息子はちゃんと洗濯物を干していたのに。
息子との約束
・朝は私は起こさない
・家事分担として、息子は洗濯担当
・夜ではなく、朝洗濯してから学校へ行く
これは、昨日、息子が自分で決めたルール。
今朝、起きる予定の時間には起きていなかったけど、
「お風呂ついでに洗濯機回すけど、干すのはお願いね」
とだけ声をかけた。
そして息子は、私が出かける前にちゃんと洗濯物を干していた。
ここまでは順調だったはず。
なのに、なのに、である。
まさかの二度寝
電話して、LINEして、また電話して、またLINEして、
メッセージ送って、さらに電話して、ようやく出た。
「今から行く」
……やっぱり二度寝していたな。
息子はサボり魔じゃない。むしろ学校ラバーである。
まず言わせてほしい。
息子はサボりたいなんて1ミリも思っていない。
むしろ、学校が好きすぎるタイプである。
昨日も、一昨日も、
土日なのに学校に行っている。制服を着て。
息子は“悪意ゼロの勝手”を持つ男である
息子は嘘をつかない。
ズルをしない。
親を騙す必要があると思っていない。
ただ、
私と意見が食い違っても、そのまま思い通りにやっちゃう。
反抗じゃない。
ただの“直進力”である。
なぜか二度寝する
洗濯物は干していた。
つまり、確実に起きていた。
でも、なぜか二度寝する。
私は仕事に出ているから気づけない。
息子は行く気があるから連絡しない。
そして学校からは私に電話が来る。
この三角関係が、いちばんしんどい。
“息子史上最大の革命”
先生の電話を受けて、私は息子に連絡した。
そしたら息子、
寝起きの声でこう言った。
「……今から行く」
え?
行くの?
遅刻して?
あなたが?
今までの息子なら、
・遅刻=もう無理
・失敗=その日は終了
・「行けなかった」=ゲームオーバー
だったのに。
今日は違った。
遅刻してでも行くと言った。
そして本当に行った。
これはもう、
息子史上最大の成長。革命。新ステージ突入。
先生の言葉が“光”だった
新しい先生はこう言った。
「遅刻しても来たほうが、息子さんが安心できるから」
“学校のため”でも
“私のため”でもなく、
息子のため。
この一言で、私は救われる。
前の担任とはまったく違う。
息子の気持ちを中心に置いてくれている。
息子は今日、確実に一歩前に進んだ。
・嘘をつかない
・ズルもしない
・思ったらそのまま動く
そんな子で、
・二度寝はした。
・遅刻もした。
でも、
・朝は自分で起きると約束した
・洗濯物も干した
・そして今日は、遅刻してでも行った
・先生は息子の気持ちを中心に見てくれた
大進歩。大収穫。大勝利。
できることはトコトンできる。
できないことはトコトンできない。
成長には人の倍以上かかる、
でも——
“できるようになること”は、確実に増えていく。
