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【教養】漫画の神様、手塚治虫ってどんなもん? ほぼスルーしてきた40代ママが令和の今読んでみた感想


◾️実はあまり読んだことなかった手塚マンガ

ちゃんとしてない系教養ママの
harukaです。




突然ですが
手塚治虫の漫画って
みなさん、読んだことありますか?




手塚治虫(1928-1989)は
『鉄腕アトム』『火の鳥』
など
昭和を代表する漫画家・アニメ監督。




「漫画の神様」という
異名でも知られています。




私が子供の頃は
伝記にもなっていましたし
図書館や学級文庫にも
手塚作品が置いてありました。





だから、全く読んだことがない
という訳ではないはずなのですが




それでも
率直な体感としては
「今までほとんど読んだことがない」😇




ところが、最近
「娘が喜ぶかな〜」という
ほんの出来心で




ぬり絵アニメ作り体験ができる
手塚治虫記念館に足を運んだのを機に





娘が手塚治虫記念館を
いたく気に入ってしまい😇






今日は2度目の訪問にして
ついに手塚作品を
令和8年の今
改めて読む機会に恵まれました。




◾️『アドルフに告ぐ』が面白い!

今回、読んでみたのは
手塚治虫の後期の代表作
『アドルフに告ぐ』




第二次世界大戦下の
ドイツと日本を舞台にした
アドルフ・ヒトラーにまつわる
歴史サスペンスです。





いやーーーー流石の面白さ!!!!!




まだ1巻しか
読んでいないんですが




序盤からグイグイと引き込まれる
衝撃の展開の連続




ナチスドイツ社会の
「誰も信用できない」絶望感が
凄まじいスピード感で味わえ
一瞬で虜になりました🥹





手塚治虫は
16歳で敗戦を迎えており
大阪大空襲をはじめ
戦争経験を語れる世代です。




手塚治虫自身の
実際の戦闘経験や
ドイツへの滞在経験などは
なさそうですが




それでも
ベルリンを舞台にした
緊迫のサスペンスや




戦時中の神戸で
実際にあったかもしれない
在日ドイツ人たちの日常生活は




身近にそういう方が
いらっしゃったのかしら
と思うほどの緻密さ、リアリティで




フィクションとはいえ
自分の知らない物語を
知る面白さもありました。




◾️令和の今、読むと引っかかるポイント

ただし
個人的に引っかかったポイントは
ゼロではありませんでした。




端的にいうと
昭和の倫理観が
いっそ斬新すぎて😇




気に入らないことがあれば
女性や子供は特に
すぐ殴られるし




ベッドシーンや
レイプシーンも
えらいカジュアルに出てくるし😇




女性はあくまで
性的な対象、あるいは
美的であるべき存在といった
印象を与える描写が多く




子供に至っては
父親を前にすれば
ほぼ何の権利も
持っていないような😇




家父長的世界観が
平然と居座っているようで
読んでいて「ひえー!」と
なりました😇




あとは
「日本人だからって舐めやがって!」
「日本の女性は貞操を大事にする」など




登場人物のセリフに
やたら「日本」「日本」と
引き合いに出されているのも
印象的でした。




戦争で
連合国にコテンパンにやられてから
追いつけ追い越せ精神で
欧米を追い続けた反動なのか




当時の日本社会が抱えていた?
ある種のコンプレックスすら
感じさせました。




◾️他の漫画でも

手塚漫画における
倫理的ジェネレーションギャップは
他の漫画でも感じました。




どれもチラ見程度の
浅い読み方で見たシーンばかりですが




ユニコーンの子供・ユニコが登場する
『ユニコ』という作品では




可愛らしいユニコが
心無い人間に「犬」扱いされ
水だか液体だかを
ぶっかけられて邪険にされたり
(いまどき犬にもそんなことしない😂)




他の漫画でも
虫の居所の悪かった人間が
平気で暴力を振るったり
雑な判断で相手を罵ったりと




人や生き物の扱いが
全体的に雑だな、と感じました😇
(個人の印象です)




ある意味、これも
昭和という時代を捉える
歴史的側面と言えるかもしれません。




そうした倫理観が
当時の読者に対する「ウケ」のために
必要な演出だったのか




それとも、手塚治虫自身が
無意識レベルで
そういった倫理観の
持ち主だったかも分かりません。




いずれにせよ




手塚漫画には
現代とは違う「昭和の倫理観」が
生々しく紙面上に露わになっていて




子供に読ませるには
親としてのスタンスが
試されるなぁと
感じました🥹





◾️『アドルフに告ぐ』は読み続けたい、けど…

というわけで
手塚治虫記念館で読んだ
『アドルフに告ぐ』は




漫画作品としても
また昭和の倫理観を味わう史料としても
とても興味深かったです。




ただ、女性という立場で見ると
やはり読んでいて「しんどいな」
と思う場面もあり🥹




シリアスな歴史物である
『アドルフに告ぐ』でこれなら




よりエンタメ要素の強そうな作品や
人間の本質を抉るような作品は
ちょっと躊躇してしまっているのが
正直なところです🥹




小学校時代は
学級文庫で『ブラックジャック』も
読んでいたはずなんですが
むしろ今の方が無理かも……





物語の本筋は
別のところにあるのだから
そこに集中して読めばいい
という見方もあるでしょうが





平然と人が殴られたり、馬鹿にされたり
尊厳を傷つけられるような場面を
「瑣末なディテール」として
片付けられるほど、私は器用ではない模様。




とはいえ、今個人的に
「戦争」を調べるのに
めちゃんこハマっている
という事情もあるので




『アドルフに告ぐ』は
ぜひ最後まで読んでみたいと思います!




もし他におすすめ作品や
手塚作品の捉え方について
何かアドバイスがありましたら
どうぞよろしくお願いします!





以上、ここまでお付き合いくださり
ありがとうございました!




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【haruka プロフィール】

演劇研究10年、高校教師13年。ぜーんぶ辞めて、家族で世界一周に出た41歳。大阪生まれ、京都育ち。幼少期にアメリカ3年🇺🇸

国際学会、進路指導、国際交流支援……一見ちゃんとしてそうなのに、博士論文を出せずに大学院を単位取得退学。

「どこにも使えなくなった知識と教養」を育児・旅・自分のために注入中。

育児のモットーは、「親のメンタル死守」。自分の心を大事にしつつ、子どもには豊かな世界を見せたい。

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