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経済を学ぶ!混迷するホルムズ海峡封鎖での投資スタイルとは❶

この記事はnoteマネーにピックアップされました

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自由貿易が形骸化した投資法とは

「戦火が各地に飛び火し、ポピュリズムが台頭、自由貿易は形骸化する。世界を豊かにしてきたはずの、グローバリゼーションが逆回転し始めている」
 
この文章は2025年の元日、日経新聞の第一面のトップ見出し「逆転の世界」と言うタイトルの記事を転写したものです。
 
僕らは秩序と民主主義が人を幸せにすると信じ、それこそが正義だと習って来ました。
 
しかし今、世界の民主主義国家は、完成な民主主義とされる国が世界の8%以下。一方、権威主義国家は39%なんだそうです。
 
そんな序章が1年前の元日記事として掲載されていて、それから1年後の今年、米国が国際秩序を破る事態で、ベネズエラでの政変に加担しました。
 
その後イスラエルと共謀し、イラン攻撃に…それに対して、イラン側のホルムズ海峡封鎖と言う、呪縛の中で、世界は更に混迷を深めています。
 
この事態に株価は翻弄され投資家は悩んでいます。1年前の日経新聞の記事は、この事態を予測していたのかなぁと、思ってしまう展開です。 

日経新聞が教える方向性

日経新聞の「逆転の世界」と言う見出しが示した通り、私たちが信じてきた「民主主義、自由貿易、国際秩序」と言う前提が大きく揺らぐ、まさに混迷の時代を迎えています。

1月の米軍によるベネズエラでのマドゥロ大統領拘束、そして2月下旬の米国・イスラエルによるイラン攻撃と、

それを受けたホルムズ海峡の封鎖リスクは、エネルギー価格の暴騰を招き、マーケット(市場)に強い不透明感という冷や水を浴びせ続けています。

投資家として非常に苦しい局面ですが、この「新冷戦・多極化」と呼ばれる暗雲の中でも、長期的な視点で見れば、

いくつかポジティブな「構造変化の兆し(投資の道標)」を見出すことができます。

混迷の中で芽吹く「3つの明るい兆し」

1. 「ディフェンシブな成長セクター」の再定義

地政学リスクが常態化する世界では、これまでの「グローバルな効率性」から「自国(または同盟国)での完結性」へと資金の向かう先がシフトしています。
 
クリーンエネルギー・次世代電力: ホルムズ海峡の地政学リスク(化石燃料への依存リスク)は、逆に言えば、各国の「エネルギー自給」を国策として猛烈に加速させる引き金になります。

防衛・安全保障・サイバーセキュリティ: 国家の存立に関わる分野は、景気後退や戦争のリスクに関係なく、

予算が削られない(むしろ増額される)強力なディフェンシブ・グロース分野として市場に認識されています。

2. 「AI・技術革新」による生産性向上

地政学の混迷の中でも、テクノロジーの進化は逆回転していません。

むしろ、エネルギー危機や労働力不足を克服するために、生成AIや自動化技術への投資は「死活問題」として加速しています。

こうしたイノベーションを握るハイテク企業や、それを支える半導体・インフラ産業は、世界の枠組みが変わっても、長期的には力強い成長のエンジンであり続けます。

3. 歴史が証明する「市場の復元力」と外交の泥臭い動き

市場は「不確実性」を最も嫌いますが、「最悪のシナリオ」を織り込むと、やがて冷静さを取り戻します。

直近でも、パキスタンなどが仲介に入り、米・イラン間で停戦に向けた覚書や交渉の動きが(二転三転しつつも)模索されています。

過去のオイルショックや冷戦期も同様ですが、

「混迷の極み」にある時ほど、資産価格は実態以上に売り込まれ、中長期的な絶好の仕込み時(バーゲンハンターの好機)になると言うのが、歴史が教える最大の明るい兆しです。

今は、世界が壊れていく「崩壊」のプロセスではなく、新しい秩序(ニューノーマル)へと移行する「生みの苦しみ」の時期と言えます。

全世界へのインデックス投資だけでなく、「国家が何に必死でお金を投資せざるを得ないか(エネルギー、防衛、先端技術)」と言う国策の方向に、少しずつ目線を移していくのが賢明かもしれません。

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本記事は筆者個人の調査・分析に基づく見解をまとめたものであり、特定の金融商品や銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。

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