記憶にも記録にも残る、GWに過ごした最高のキャンプ場はココだ
我が家のゴールデンウィークはキャンプが恒例行事になっています。
2020年のGWは妻の実家に帰省しましたが、2021〜2025年はキャンプづくしでした。
その5年間のGWで8回キャンプに行き、20泊しました。
その中で最も記憶に残っているキャンプ場を紹介したいと思います。
そこでは最高に楽しいキャンプをすることができました。
そして、記憶だけではなく、過去最高の記録としても残っている点があります。
一体、どんな記録なのか。
早速紹介していきたいと思います。
記憶に残る理由①:前回キャンプとのコントラストが鮮明だった
そのキャンプ場に行ったのは2022年のGW後半、5月3日〜5月6日の3泊4日でした。
実は2022年のGWは前半にもキャンプに行っていたのですが、そのキャンプでとんでもなく辛い思いをしたのです。
その詳細については過去の記事に任せるのですが、端的に言うと2泊3日の予定だったにも関わらず1泊で帰らざるを得ないぐらいにテントが強風でボロボロになったのです。
そんな過酷な体験から一転、今回の記事で紹介するGW後半に過ごしたキャンプ場では楽しいことばかりで、幸せな記憶しか残っていません。
この前回キャンプとの対比、地獄から天国への劇的な振り幅、これがあったから2022年GWのキャンプは強く記憶に残っています。
記憶に残る理由②:とにかく遠かった
2つ目の記憶に残る理由は極めてシンプル。
とにかく遠かった、です。
当時の息子は「恐竜」にハマっていて、LaQというブロックで恐竜を作ったり、着る洋服も恐竜柄を好んで着たりしていました。
だから、その時行きたいと思っていた場所があったのです。
そうです。
恐竜好きの子どもを持つ親なら知っている人も多いハズ。
「福井県立恐竜博物館」です。
その年のGWをどう過ごすかを家族で検討していた際に「長期休みじゃないとなかなか行けないし、恐竜博物館に行ってみようか」という話を妻としていたのですが、どうせ福井まで行くなら近くでキャンプをしたい、と思ったのです。
そんなわけで、恐竜博物館近くの、と言っても恐竜博物館まで1時間ほどはかかるキャンプ場を予約して横浜の家から車で向かいました。
日程は5月3日〜5月6日。
GWで最も渋滞が予想される日程です。
そのため、私たちは5月2日の深夜3時に家を出ました。
家から仮眠休憩や朝ご飯休憩を取りながら車を走らせること9時間。
なんとか12時ぐらいにキャンプ場に着いたのでした。
家からの距離は過去1番遠いキャンプ場でした。
そのキャンプ場は、記憶だけでなく、過去最も遠かったという記録にも残ったキャンプ場になります。

記憶に残る理由③:とにかく安かった
3つ目の記憶に残る理由もまたシンプル。
とにかく安かった、です。
実は、福井恐竜博物館に行こう、だからその近くでキャンプをしよう、と決めてからキャンプ場を探し始めたのですが、なかなか良さそうなキャンプ場が見つかりませんでした。
「なっぷ」というキャンプ場検索サイトやGoogle Mapを利用して探してみたは良いものの、良さそうだと思ったキャンプ場は閉鎖されていたり、恐竜博物館から近いキャンプ場はウェブサイトの口コミがイマイチだったり、逆に口コミが良さそうなキャンプ場は恐竜博物館からはちょっと遠かったり……。
「なかなか良いところが見つからないし、ちょっと遠いけどコテージ泊できそうなところがあるから、そこにしようか」
諦念と共にそんな妥協をしようとしていた矢先のことです。
「見つけたよ」
妻が言いました。
「ここでいいんじゃない?」
そう言って、スマホで見せてくれた場所。
それが、この記事で紹介するキャンプ場でした。
福井でのキャンプ計画が暗礁に乗り上げそうになっていたところに現れた救世主、それは妻だったのです。
よくよく見ると口コミの星数はさほど高くはないし、価格もえらい安くて若干の不安を覚えたのですが、もうこれ以上探すのがしんどかったので、そのキャンプ場を予約することにしました。
宿泊費用はなんと家族4人で1,000円!
駐車場代が500円なので、合わせて1,500円!
とんでもなく安い……。
GWのハイシーズンなのに、この価格……。
ここまで安いキャンプ場は聞いたことがありません。
この価格についても記憶に残っただけでなく、我が家史上最も安い価格のキャンプ場という記録を残しました。

記憶にも記録にも残るキャンプ場はココだ!その魅力3点
さて、そんな記憶にも記録にも残る福井県のキャンプ場。
早速紹介したいと思います。
そこは「麻那姫湖青少年旅行村(まなひめこせいしょうねんりょこうむら)」というキャンプ場になります。
こちらのキャンプ場、とても良かったです。
とーーっても良かったです。
想像を遥かに超えて良かった。
とにかく、めちゃくちゃ良かったのです!
訪問前に抱いていた若干の不安は軽く吹き飛ばされました。
このキャンプ場の何が良かったのか。
その魅力をたっぷり書いていきたいと思います。
まず1つ目は「広大な草原サイト」です。
芝生広場、多目的広場、遊び広場、という場内の3つの広場を合わせると、その面積は97,000m2にも及びます。
これは東京ドーム2個分とのこと。
さらに、私が訪れたGWには「ケビンサイト」と呼ばれるコテージの下にある広場も臨時のフリーサイトとして開放されており、私はそこを利用させていただきました。
そのサイトはとにかく広くて、裸足で走って遊べるぐらいに綺麗な芝生で、そして周囲が山に囲まれているためどこを見ても素晴らしい眺めが目に飛び込んできます。
とにかく居心地が良くて、天国のような場所でした。

続いて2つ目は「圧倒的な質量感を伴う自然」です。
サイトは原っぱで広いのに、その周囲はとてつもなく迫力のある木々で囲まれていて、サイトにいるだけで自然にすっぽりと包まれている感覚を覚えます。
広場にいるにもかかわらず、木々の圧力を感じるほどに力強い自然を感じることができました。
その「自然を目一杯感じられる」気持ち良さはここでしか味わえません。
有名キャンプ場である「ふもとっぱら」も広大な草原のサイトで気持ち良いのですが、サイトを囲む自然の量で言えば間違いなく「麻那姫湖青少年旅行村」に軍配が上がります。
さらにGWは新緑の季節。
瑞々しく茂った緑色の葉が織りなす、息をのむような光景。
美しいの一言。
感動の景色でした。
そんな絵画のような景観の中に身を置くことができる。
これほど幸せなことはなかなかありません。


余談ですが、私が利用したフリーサイトから最も近いトイレはこの階段を昇った先にありました。
トイレに行くたびにこの階段を昇ったのも良い思い出です。
また昇りに行きたいなぁ……。
この記事を書きながら、しみじみとそう思っています。
さて、話を戻しましょう。
このキャンプ場の魅力3つ目、それは「場内を流れる綺麗な川」です。
「麻那姫湖青少年旅行村」の中には複数の川が流れています。
中でも芝生広場と多目的広場の間に流れる川は浅い部分があり、多くの人が川遊びを楽しんでいました。
例に漏れず、我が家の子どもたちも水の中に入ります。
もちろん私も水の中に入ります。
最初は透明な水の流れや冷たさを味わっていただけでしたが、行動はどんどんエスカレート。
水を掬って、かけ合います。
ドラマで見るやつです。
あははは、あははは、と笑いながらやるやつです。
結局最後は全身びしょ濡れ。
まぁ、そうなるでしょう。
それでも良いのです。
だって、気持ち良いのだもの。
人間だもの。
山々に囲まれた場所での水遊び。
暑い日には最高の「そとあそび」なのです。


ここまで「麻那姫湖青少年旅行村」の魅力を3点書いてきました。
その全ては詰まるところ「自然」です。
このキャンプ場の最大の魅力、それは「自然」を目一杯感じることができる、これに尽きます。
自然に包まれながら過ごす心地よい時間。
自然を感じながら、自然の中で遊ぶ楽しいひと時。
我が家から遠く離れた福井県の山奥に、こんな素晴らしいキャンプ場があるなんて、思いもしませんでした。
それは嬉しい驚きでした。
何回も行きたい、そう思えるキャンプ場なのですが、流石に片道9時間かかるとなると、おいそれとは行けません。
それでも、またいつか行きたいなぁ、と心から思っています。
だって、本当に楽しかったから。
思い出深いエピソード
このキャンプ場で過ごした時間の中で、忘れられないエピソードがあります。
それは、子どもたちが初めてキャンプ場で友達を作ったこと。
私たちが過ごしていたサイトのすぐ隣に、父と息子2人でキャンプに来ている家族がいました。
我が家の息子と娘がバドミントンをしていたら、隣の家族の男の子が少しずつ近づいてきたのです。
彼はとても人懐っこくて、うちの息子に話しかけたと思ったら、すぐに2人は打ち解けて仲良くなりました。
子どもってすごいなぁ、そんなすぐに友達になれるんだなぁ、と感動を覚えながら眺めていたのを思い出します。
そして、その時に友達になった彼から教えてもらったのがポケモンカードゲーム(ポケカ)です。
私たち家族はこれまでカードゲームなどあまりしてこなかったため、ポケカの存在もやり方も知りませんでした。
その時、男の子とそのお父さんの2人からポケカのルールを教えてもらい、芝生のキャンプフィールドの中みんなでポケカを楽しみました。
それがすごく楽しかったのでしょう。
キャンプから帰ってきてから、我が家の子どもたちもポケモンカードを欲しがるようになり、実は私も欲しかったこともあり、ポケカを買い集めました。
今では当時友達になった彼と同じぐらいの量を持っているのではないでしょうか。
また、キャンプで知らない人と友達になれた、という経験も息子や娘に何かしらの影響を与えたのでしょう。
今では時折、キャンプ場に行った時に他の家族の子ども達とその場で友達になって一緒に遊ぶようになりました。
「麻那姫湖青少年旅行村」での経験があったから、その後のキャンプで友達を作りやすくなったのではないかと考えています。
そして「キャンプ場で友達を作る」という経験はその後に息子の人生を変えることになりました。

この地に纏わる悲しい伝説
最後に、キャンプ場の名前にある「麻那姫(まなひめ)」の伝説を紹介します。
今から約1200年前のこと。
この地方を大干ばつが襲いました。
稲作は大打撃を受け、人々は飢えで苦しみ、飢え死にする人まで出てきました。
この地方に住む十文字という長者は、なんとか村を救いたいと考えていました。
ある夜、長者がうとうとした時、枕元に女神が現れ、長者にこう言いました。
「この干ばつは竜神の怒りによるものです。そなたの娘である麻那姫を竜神に捧げるならば、雨が降るでしょう」
夢から覚めた長者はかわいい一人娘を犠牲になんてできないと苦しみました。
そんな父をみかねた麻那姫は「人々の苦しみを救えるならば、喜んで竜神の元に行きます」と言うと、その日のうちに、白衣の姿で竜神の住む川へ身を沈めたのです。
するとどうでしょう。
空は曇り、雨が降り始め、干からびた田畑に潤いが戻りました。
村人たちは心優しく美しい麻那姫を慕い、毎年姫を弔う祭りを行ったそうな。
竜神酷すぎ。
女神も酷すぎ。
そんな麻那姫湖のほとりには、麻那姫の像が建てられています。
キャンプ場からの帰り道に寄ってみるのも一興と思います。



この記事を書きながら、改めて「麻那姫湖青少年旅行村」は最高のキャンプ場だったなぁ、と思っています。
また行きたい。
いつか、また行こう。
遠いけど。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ひろあそび
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