癖(へき)
うどじょ氏から『#エッセイしりとりコンテスト』のバトンを拝受し、これから記事を書くわけですが、タイトルから記事内容を考えるというのも初めての試み。受け取ったしりとりの指定文字は「へ」。へ。霹靂、遍歴、平成、平和…ふうむ。色々とお題は浮かぶのだけれど、まず真っ先に浮かんだ単語は「変態」。うどじょ氏、ごめんなさい。先日のすけべ話が頭から離れません。
こんな誤った紹介をしてしまうとうどじょ氏が誤解されてしまいそうですが、彼女はすけべなわけではありません。いや、そうじゃない。すけべなのだ。いや、違う。男女誰しもすけべ心は持っているものであって、誰もがすけべ心を秘めているわけで、それをnoteを通して心の暖簾をくぐらせてもらうということが新体験で面白いと思ったのだった。そんな体験をつい先日してしまったばかりということもあって、「へ」から連想される言葉が「変態」に行き着いてしまった。
もはや誰に何を謝ったらいいのかわからない。
うどじょ氏が暖簾の向こう側を見せてくれたわけだから、僕もここですけべ心の暖簾の向こうをさらけ出そうか考えた。有料記事にして"ド"すけべ記事を書こうかまで考えた。しかしそれをしてしまったらリレー企画を立ち上げてくれたマイキーさんに申し訳が立たなくなってしまう。それでは企画の趣旨から逸脱した文字通りの自慰行為になってしまう。
考えた末、「癖(へき)」の話をしようと思う。「変態(へんたい)」の話をし始めたらおそらく取り返しがつかないことになってしまいかねない。
癖。癖と言えどもいろいろ解釈のしようもあるが、まずはどんな女の子が好きなのかを考えてみる。
分かりやすいところでアニメや漫画のキャラクターを例に挙げてみよう。女性キャラクターで自分が過去に好きだった子は誰だったか。
思春期まで遡るとおそらく最初に好きになった女性キャラクターは、『いちご100%』の東城綾だった。登場初期は三つ編みで眼鏡をかけた芋っぽい女の子だったが眼鏡を外すと美少女になる。そして抜群のプロポーションをした美少女である。成績優秀だがドジっ子でおとなしい女の子。思春期男子がまず好きになりそうなポテンシャルを盛られた女の子。
『いちご100%』はすけべ漫画として有名かもしれないが、思春期男子の心に刺さる純度の高いラブコメ漫画だ。最後に読んだのはもう10年も前だけど今読んでもキュンキュンしそうで、三十路すぎのおっさんが『いちご100%』を読んで美少女にキュンキュンするのが怖くて読み返せないまである。河下水希先生の『りりむキッス』や『初恋限定。』も大変名作であるのでいずれまた紹介したい。

東城綾に惚れて、次に惚れたのは『化物語』の羽川翼だった。キャラクターの説明をしようとすると、東城綾とまるっとかぶってしまう。登場初期は三つ編み眼鏡の芋っぽい学級委員長キャラとして登場し、後に眼鏡を外した短髪美少女姿を拝むこととなる。もちろん作中屈指のナイスバディの持ち主だ。性格も共通する部分がある。

彼女らに共通する部分は外見内面だけではない。東城綾も羽川翼も「負けヒロイン」なのだ。もしかしたらここが僕の「癖」なのかもしれない。
正直、彼女らの何に一番ときめいてしまったかと言えば、主人公に選ばれなかった時の「泣き顔」に、ときめいた。いや、言葉を変えよう。興奮した。
感情表現が苦手な、気持ちを伝えることが苦手な女の子が、好きな男の子を前にはばからずに泣きじゃくって感情を表に出す姿に、ごめんだけど興奮した。いや、言葉を選ぼう。心動かされた。
誰よりもチャンスがあったはずなのに、そしてもっと素直になれば結果は違っていたのに。そんな女の子が失恋から学んで成長する姿に僕の心は動かされてしまうのだと思う。
そして勘違いをしないでほしいのだが、僕は別に胸が大きい子が好きなわけではない。もちろんそこに浪漫は詰まっているかもしれないけれど、僕は胸の大きさで女の子をはかったりはしない。女の子の胸には大きさに関係なく浪漫がある。そして一番重要なことは感度だ。秘められたものを解きほぐし、その神殿の奥に隠されたものを暴くことこそ浪漫ではないだろうか。
……おっと、失敬。これより先は有料だ。
負けヒロインでくくると、ちょっと違うかもしれないけれど『名探偵コナン』の灰原哀や、『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム、『五等分の花嫁』の中野三玖あたりも好きなキャラクター。きっと不憫キャラが好きなんだろう。
そういう意味では『H2』の古賀春華や、『冴えない彼女の育てかた』の加藤恵は負けヒロイン属性であれど、作中勝利した稀有な女の子たちだ。恋破れた泣き顔にときめくとは言ったけど、好きな女の子の恋が報われて幸せになってくれるパターンも大歓迎だ。
本題に戻ろう。癖の話だ。
僕は女の子の泣き顔が好きである。それは苦しみ悶えているアヘ顔が好きなわけではない。いや、そういったアダルトビデオは好きだが、これまた有料記事にしなければいけなくなるので割愛。
心の葛藤。恋に仕事に夢に打ち込んで、それでも叶わず溢れ出る涙。これほど美しいものはない。
涙が流れてしまうほど、人や物に気持ちを向けられる女の子に僕はときめく興奮する。
成就せずとも人生は続き、立ち上がって前に進む強さを備えた女の子のことが僕は好きだ。(良い話に転換するのは無理があった。)
今回の記事はマイキーさんの『#エッセイしりとりコンテスト』という企画で、うどじょ氏からバトンを受け取り記事を書かせていただきました。
大変盛り上がっている企画に参加できて嬉しく思ってます。
☟今回受け取ったバトンの記事☟
☟企画概要☟
そしてバトン先ですが、僕のバトンはここでストップさせてください。
バトンを渡してくれたうどじょ氏にもマイキーさんにも大変申し訳ないのですが、この半月旅に出ていてあまりnoteを開けていなかったこともありフォローしている方の記事を全く読めていませんでした。なので誰がすでにバトンを受け取っているかや、誰がどんな近況なのかもあまり把握できていないので安易にぶん投げられないと思いました。
企画自体は8月31日まで続いているようなので、読者として引き続き追わせてもらいます!
