医学部不合格の日、親がまずするべきこと。
もしあなたが
「医学部 不合格 親 声かけ」
「医学部 落ちた 親 どうする」
こう検索して、この記事に辿り着いたのなら。
きっと今、
とても動揺しているのではないでしょうか。
自分は何を言えばいいのか。
親としてどう振る舞えばいいのか。
頭が混乱している。
それはとても自然なことです。
医学部受験
合格発表の日。
「不合格」
結果を見た瞬間、
頭が真っ白になったのではないでしょうか。
動揺するのは当然です。
それだけ、親子で懸命に
この受験に向き合ってきたのですから。
人は適当にやった結果には
心は動きません。
まずは自分がそれだけ真剣であった。
その事実を大切にしていただきたいです。
ここでは
試験当日(もちろん翌日でも大丈夫です)の
お子さんへの声掛けについて
少し変わった目線で
お伝えできればと思います。
今日は「決断の日」ではない
まず最初にお伝えしたいこと。
今日は何も決めなくて大丈夫です。
浪人するのか。
別の進路にするのか。
そういう話は
今日する必要はありません。
そして
思うように勉強が進まなかった。
サボってしまった。
不合格の理由を探す必要もありません。
医学部受験に落ちた直後は
親も子どもも、まだ気持ちが整理できていません。
反省と
大きな決断は
もう少し落ち着いてからで十分です。
合格を目指して
ひたすら努力した。
結果が伴わなかったのには
何か理由があるはず。
そう考えるのは自然。
そして
早く先に進まなくては。
とにかく決めなくては。
そう思う気持ちもよく分かります。
不合格の理由がわからない。
未来が空白。
不安でたまらなくなりますよね。
それでも
決めないことが大切な場合もあります。
人は動揺すると視野が狭くなる。
自分の不安が解消される選択をしたくなる。
でもそれをグッと耐える。
家の中で嵐が過ぎ去るのを待つイメージです。
どうか今日はできるだけ
「考える」ということを横に置いてみてください。
子どもは想像以上に傷ついている
本人が平気そうに見えても、
心の中ではかなりダメージを受けています。
一番頑張ったのは本人。
そして
試験の手応えは本人にしか分からない。
解けた!と思ったのに…
ちゃんと書けたはずなのに…
試験はある意味孤独です。
不合格という結果は共有できても
試験までの道のりや当日の状態について
それをはっきりと意識できるのは
本人しかいない。
だから結果発表当日は
・責めない
・分析しない
・来年の話をしない
ただそれだけで十分です。
無理をしてでも
優しく接してあげてください。
特別なことを言う必要はありません。
むしろ
「いつも通りの空気」
を作ってあげることの方が
ずっと大切です。
親は無理してでも「いつも通り」で
受験生を多く見てきた塾講師の方から
こんな話を聞いたことがあります。
受験の最初は
「気楽に受けてみよう」
「ダメでも来年がある」
そんな雰囲気だったのに
直前になると
「今年で最後だから」
「絶対に受からないと」
「予備校代がこれだけかかっている」
と、親の態度がどんどん硬くなっていく。
そして不合格の日に
親が先に泣いてしまう。
これは
子どもにとってとても辛い出来事だそうです。
一番頑張ったのは子ども。
「誰よりも落ち込んでよい」ポジションを
どうか奪わないであげてください。
この記事を読んでいるあなたが
お子さんにどう関わってきたか。
筆者には分かりません。
だからこそ
「最悪を防ぐ対応」を
ご提案したいと思います。
でも、影では自分にもやさしく。
お子さんの前では
無理にでも平静を装ってくださいと
お願いしました。
しかしそれは、あくまで「お子さんの前」だけ。
落ち込み動揺している自分にも
どうか優しくしてください。
私の関わりが悪かったのか。
食事の管理が不十分だったのか。
受験校の選択に口を出したのがいけなかったのか。
自分を責めていらっしゃいませんか?
それは
「自分のせいでこの子の能力が発揮できなかった」
と思っているからです。
つまり、あなたは
お子さんの力を信じているということです。
もしお子さんが医学部に合格できないと
最初から思っていたら、
自分のせいで…とは思わないはずです。
そして。
試験結果は実力だけではありません。
多くの「運」と呼ばれるような要素が関与しています。
たまたま前日解いた問題が出題された。
試験前日普段にない快眠が得られた。
電車に乗っていたら何となく勇気が湧いてきた。
電車が遅延した。
隣の席の受験生の咳がひどくて気になった。
暖房の風が直接当たる席だった。
医学部受験は1点を争う世界。
実力はあっても発揮しれない「運」の世界があります。
あなたは頑張った。
そしてお子さんも頑張った。
まずはそこを認めてあげてください。
そして自分が元気になる何かをしてみてください。
散歩に出かける。
お気に入りのお店のケーキを食べる。
とにかく寝る。
もちろん仕事や家事で
思うようにいかないかもしれません。
それでも。
どうか「私はよくやった」と自分に声をかけてあげてください。
今日は、結果がそこに「ある」日
医学部受験に落ちたその日は、
これからの進路を決める日ではありません。
まずは
結果がそこにあると認識する。
結果を受け入れなくて構いません。
まずは
医学部不合格をそばに置く。
時間が経つと
親子の状態も少しずつ変わってきます。
不合格後3日後、1週間後の記事もあります。
