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医学部不合格から3日。親にできること。

 医学部受験の合格発表から  
数日が経ちました。

不合格という結果に
頭が真っ白だったかもしれません。

親子ともに  
ただ毎日を過ごすことで精一杯。
そんな時間だったのではないでしょうか。

そして3日ほど経つと  
少しずつ状況が変わってきます。

落ち着いてくる家庭もあれば、
まだまだ混乱中…という家庭もあるでしょう。

親子の状態は  
本当にさまざまです。

そして
どの状態が理想的で、
何が問題かということではありません。

状態はあくまで「状態」です。

「うちは大丈夫」
「うちはダメかもしれない」

どうか評価をしないでください。

ここではお子さんと親の状態を
4つに分類して
この時期の親の関わり方を整理しています。

よければ  
ご家庭の状態に近い部分だけでも  
読んでみてくださいね。

もし、少しだけ余裕があるという方。
不合格当日の関わりについても記事があります。
流れとして参考になると思うので
ぜひお読みください。


① 親子ともに元気


 不合格を受け入れ
前を向こうとしている。

「ダメだったね。でも次頑張ろう」

そんな会話ができている家庭も  
あると思います。

ひとまず心配ないと言えるでしょう。

ただこの状態のとき  
一つだけ注意があります。

それは  
焦って次の決断をしてしまうことです。

医学部受験は  
一年の環境で結果が大きく変わります。

予備校  
寮  
生活環境  
勉強方法

どれも大切な要素です。

気持ちが前向きだからこそ  
「早く決めて前に進まないと」と  
思ってしまうこともあります。

ですが  
まだ数日です。

本当に必要なのは  

少しだけ立ち止まる

時間です。

そして

不合格の中身を見つめる

ことです。

親も子どもも
不合格の原因を分析してみましょう。

そしてそれを共有する。
思わぬすれ違いがあるかもしれません。

子どもは
「もう少し声をかけてもらいたかった」
親は
「ペースを崩さぬようなるべく見守ろうと思った」

これから先を決めるためにも
まずは

不合格をみつめて
親子で共有する。

その後ようやく
情報を集めるようにする。

このプロセスに数日かけることで、
次にやることが見えてくるはずです。


② 子どもは元気、親が落ち込んでいる


まずは
「子育て成功」と思ってください。

お子さんは元気になったのですから。
医学部不合格という落胆から
立ち直る力があった。
親が落ち込んでいても
自分のペースで元気になれた。
これはとても大きいことです。

元気になったお子さんには
不合格の原因を分析するよう
促しましょう。

そして親は何をするか。
とにかく元気になることが先決です。


③ 子どもが落ち込み、親は比較的冷静



 この場合  
親として一番大切なのは

急いで励まさないことです。

もしかしたら
「早く元気になって前を向いて欲しい」
と思っていませんか?

親なら誰しもがそう願いますよね。

しかし

「励ます」とは
「元気なのが良い状態である」と表明すること

と似たような意味を持ちます。

つまり
「大丈夫だよ!元気出して!」という言葉が

「まだ落ち込んでいるの?早く前を向きなさい」

と言われているように感じてしまう恐れがあるのです。

落ち込んでいる時、
人は認知の歪みが起きやすくなります。

励ましが相手を追い詰めることもあります。

まずは
お子さんが好きなこと
気分転換になりそうなことを
無理なく勧めてみる。

焼肉を食べに行く。
旅行に行く。
好きなだけゲームをしてみたら?と提案する。

一度受験から離れることを
親として許可する。

どうか
お子さんが自分のペースで立ち直れるよう
見守ってあげてください。

さらにもし親に余裕があるなら。

「この子はまた前を向く」

そう信じてあげてください。




④ 親子ともに落ち込んでいる


 これは  
一番つらい状態ではないでしょうか。

家の中の空気が重くなり  
会話も減ってしまう。

どうしていいかわからない。

そんな家庭も  
少なくありません。

でも  
これは決して特別なことではありません。

医学部受験は  
それだけ重い挑戦です。

親も子も  
心が疲れてしまうのは  
当然です。

まずはお互いが元気になることをやってみましょう。

一緒に行動しなくても大丈夫です。

「今はお互いにとても落ち込んでいるから、
この1週間は、とにかく休んだり、
気分転換になることを優先しよう」

こう共有して過ごしてみてください。

そして、もし1週間経っても落ち込んでいたら。
もう1週間ゆっくり過ごしてみてください。

親も子も元気がなくなってしまった場合、
最悪の事態だと思うかもしれません。

しかしよいこともあります。

それは
親子一緒に落ち込んだという気持ちの共有
です。

「あの時本当に辛かったよね」
と親子が一緒に振り返ることができたら
自然と親子の関係も変わってくるからです。



親が元気になる方法


 親になるとどうしても子ども優先の生活になりますよね。
その上、仕事も家庭での役割もある場合、
自分のことは後回しになりがち。

もしかしたら
「どうやったら元気になるのか分からない」
そう思われているかもしれません。

それだけあなたは、
子どもの受験を応援し、
子どものために最善を尽くしてきた。

元気になるとは
活力が湧く
生き生きするというより

「自分の意思を自分で確認することができる」
これが近い状態だと思います。

まずは小さいことから
自分の意思を大切にしてあげてください。

例えば
夕飯のメニューは自分の食べたいものにする
気になっていたカフェに行ってみる
家族に休みを公言して1日中休む

小さいことで構いません。

もしかしたら
それをしても気分が変わらないかもしれません。

自分を優先にすることに慣れていないと、
「自分のしたいことをしたのに
元気になれないなんて申し訳ない」
と思ってしまうことがあります。

どうか
気分転換の結果を評価せず、
「やってみた」ということを大切にしてください

そして少しずつそれを増やしてみる。

仮にお子さんが浪人をして
また頑張るとしても、
親が落ち込みを引きずったままでは、
お子さんにとって負担になりかねません。

子どもは何歳になっても
親が元気だと安心する。
親が元気がないと心配する。

仮に1ヶ月自分を優先しても
あなたが元気になったとしたら、
お子さんにとって良い影響になります。

お子さんと同じように
あなたのことも大切にしてあげてください。



3日後は、まだ途中


 医学部受験に落ちて  
まだ数日。

この時期は  
まだ途中です。

気持ちが整理できていなくて  
当たり前です。

ただ  
時間が経つと

親子の状態も  
少しずつ変わっていきます。

そして  
1週間ほど経つころには

少しずつ  
次の一年を考える余裕も  
出てくるかもしれません。

もし今、まだつらい時間の中にいる方がいたら。
どうか「まだ途中なのだ」と思ってみてください。


不合格から1週間後の記事もあります。

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