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医学部不合格から1週間。親が子どもにお願いしたい「受験分析」

医学部受験の合格発表から1週間ほど経つと、
少しずつ日常が戻ってきます。

同時に、

「これからどうするか」

という現実を考え始める時期です。

ここでは医学部不合格から
1週間後にやるべきことを解説します。

もし、
そんな気持ちになれない…という方は。
こちらの記事が参考になるかもしれません。
不合格後の気持ちの整理について書かれています。

予備校や生活(寮か一人暮らしかなど)
1年間どう過ごすか。
具体的に決めるために
資料を集めようとしているかもしれません。

しかし
この1週間で必要なのは、

検索や決断ではなく、分析です。

まずは、今回の受験について
丁寧に振り返ることをおすすめします。

分析がなければ
方向性を決めることはできません。

なんのために医学部を目指すのか
何ができて
何ができなかったのか

これは本人でなければ分析できません。

急がば回れです。
1年の設計をする前に
この1年を去年とはどう変えるべきなのか
しっかり把握することが大切です。


子どもにお願いするのは「受験分析」

可能であれば、子どもに次のことを言語化してもらいます。

・できたこと
・できなかったこと
・その理由

できるだけ具体的に書いてもらうのが理想です。

振り返りというと
できなかったことに注目しがちですが、
できたことも同じように
書き出してもらってください。

できたことは
おそらくその子の強みの部分。
そして努力した部分。
そこをまずは大切にする。
しっかりできたと受け止める。
これも大切です。

さらに、少し勇気のいる話ですが、
親の関わりについても聞いてみてください。

・親の関わりで良かったこと
・正直しんどかったこと

医学部受験は受験の中でも特殊です。
予備校や家庭教師等の経済的負担が大きく、
その分他の受験より親が関与しているケースも。

親は子どもにとってかなり大きな存在です。
直接勉強の管理はしなくても、
その子の精神状態を左右します。

今後を決めるために重要な資料になります。
忖度なく書いてもらうようお願いしてください。


振り返りには大きく2つのパターンがあります

①かなり具体的に分析できている

例えば、

・数学は微積ばかりで整数問題に手が回らなかった
・模試の復習が一度きりで終わっていた
・英語は単語の積み上げが不足していた
・親と生活リズムが合わず話す時間が取れなかった
・毎日寝る前に化学の一問一答を継続できた
・物理の力学は大きく崩れなくなった
・焦っていても友人に優しくできた
・1年間健康でいられた

など、かなり具体的な振り返りが出てくる場合があります。

この場合、

自分の状況を俯瞰できている状態

次のステップとしては、

この分析を予備校や家庭教師など第三者に見てもらい、
「ではどう修正するか」を一緒に考えていく段階に進めます。


②振り返りが抽象的

一方で、

・頑張れなかった
・メンタルが落ちた
・忙しかった
・なんとなくうまくいかなかった
・やる気はあった
・楽しいこともあった

といった、少し抽象的な振り返りになることもあります。

これは悪いことではありません。

ただ、まだ自分でも
「何が起きていたのか」を
整理できていない可能性があります。

この場合は、親が一緒に

・いつ頃から崩れたのか
・どの科目が特に難しかったのか
・生活面で変化はなかったか
・勉強時間ではなく勉強内容はどうだったか
・得意な分野は何か、どうやって積み上げたのか
・風邪を引かなかった要因は何か
・比較的笑顔の時間が多かったのは何故か

といったことを、少しずつほどいていく必要があります。

そして、
このような振り返りをする子の多くは
「頑張ったけど落ちてしまった」と自覚しているものの、
勉強内容や生活管理を客観的に見ると
バランスに欠いているケースが多いです。

受験勉強は
少なくとも受験科目をバランスよく
穴なくできるようになる
記憶や横断理解する力を発揮するために
生活リズムを整える
ことが重要です。

抽象的な振り返りをする子は
毎日◯時間勉強したと自覚はしているものの、
その内容や科目全体のバランスを
俯瞰できていないことがあります。

整理が難しい場合は、
予備校や家庭教師など、
第三者の力を借りるのも一つの方法です。


筆者が考える、最も重要な振り返り


ここまでの振り返りに加えて、
もう一つだけ確認しておきたいことがあります。

誰かを責めるためではありません。

医学部受験という長く厳しい道を歩むうえで、
一度だけ確認しておきたいことです。

少し酷に聞こえるかもしれませんが、
あえて提案します。

「本人は、本当に医学部受験を望んでいるでしょうか。」

親の期待ではなく、
周囲の空気でもなく、
本人の意思として。

もし答えが「はい」であれば、
この振り返りは、次の一年を支える大きな材料になります。

もし迷いがあるなら、
その迷いを無視したまま進むことの方が、
本人にとって辛い時間になるかもしれません。

時々
「医学部にこだわらないが難しいことに挑戦したい」
という子がいます。

そのような子は
努力したいという意志があるため
問題ありません。

しかし
「家庭の事情で医師になることを要請されている」場合、
背負うものは大きいと言えるでしょう。
クリニックの開業等でどうしても後継者が欲しい。
それは否定しません。
その要請がそこの子にとってどれだけの負担なのか。
立ち止まって考えることは大切です。

また
「これまでかけたコストを回収しなければ」という
ケースも少なからずあります。
確かにこれまでの予備校や家庭教師代、
本人や家族がそれに向かって我慢してきたこと
医学部受験をやめれば
それらが全て無駄になるように感じるかもしれません。
しかし本当にそうでしょうか?

学んだ内容
努力したことは決死で無駄にはなりません。


医学部受験は、長い道のりです。

だからこそ、
次の一歩を踏み出す前に、
この1週間で少しだけ立ち止まってみてください。

もし分析方法にお困りの場合は、
医学部受験サポート寮が相談に応じております。
お気軽にご連絡ください。
現役医学部予備校講師が丁寧にお答えいたします。



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