【医学部浪人】親は何浪まで許すべき?その前に考えて欲しいこと。
医学部受験の相談を受けていると、
このような質問は少なくありません。
「医学部浪人は、何浪まで許すべきでしょうか?」
親としては当然の悩みです。
医学部受験には時間もお金もかかりますし、
先が見えないと不安になります。
そして目標設定はとても重要です。
しかし、この質問には大きな穴があります。
「浪人すれば合格に近づく」という前提です。
確かに
勉強時間が増えれば、それだけ積み上がる。
単純な算数のように思えます。
しかし実際は異なります。
「しっかりとした勉強方法に基づき、
生活管理をしながら浪人生活を送れれば合格に近づく」
つまり、「浪人」という言葉の中には
・適切なペースで適切な方法で勉強する
・勉強するための環境が整っている
ということが含まれるのです。
つまり、
浪人したから医学部に受かるという保証はありません。
浪人を許すかどうか。
何年までか。
それを考える前に
「この子は今年浪人して、しっかりと積み上げることができるか」
「生活リズムを崩さず走り切れるか」
この確認が欠かせません。
受験生の多くは「頑張って」います。
お子さんもそうでしょう。
しかし「頑張る」というのは
力の大きさであり
方向ではありません。
そして「頑張る」の基準は人それぞれです。
ある子は
志望大学の過去問を完全に再現できることを
「頑張った」と言うでしょう。
それに対し、
机に5時間向かっていたことを「頑張った」と言う子もいます。
もし、
お子さんの浪人を許すかどうかで迷っているなら、
浪人生活の詳細を想定し、
合格に近づく道を歩めるかどうかで判断してください。
そして。
今「浪人を許す」と言いましたが、
果たして
浪人は「許す」ものなのでしょうか?
「許す」という言葉には
本来は進学なり就職なりをして
社会的な立場を得るのが望ましいものの、
自分の夢のために何者でもない状態でいることを許可する。
そう言う意味合いが含まれます。
おそらくですが、
2浪までは当たり前の医学部受験に
「許す」かどうかで迷うのは
3浪以上だからではないでしょうか。
そして、
お子さんが何をどのように積み上げて、
どのような生活をしているのか。
合格というゴールに対してどの地点にいるのか。
それが分からないから「許す」かどうかで
迷われているように思われます。
だからこそ、浪人を考える前に、
一度立ち止まって確認してほしいことがあります。
それは
「今のやり方で、本当に変化が起きそうか?」
という点です。
・勉強量は十分か
・勉強方法は合っているか
・勉強を中心とした生活リズムか
・進捗を確認してくれる人はいるか
このあたりが整っていないと、
合格はどうしても遠のきやすい。
浪人生活を具体的に想像できれば
それは「許す・許さない」ではなく
「応援できるか」
という問題であることに気づかれるかもしれません。
具体的な分析についてはこちらの記事が参考になります。
予備校をお探しの方はこちらの記事がおすすめです。
春の関わりについて悩まれている方は、
こちらでも整理しています。
