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「ファミリー・スイッチ」を観たかめちゃん 〜古典的"入れ替わり"が描く現代家族のリアル〜 【感想】

どうも、かめちゃんと申します🐢

さて、昨日は腰も痛かったし、そもそも忙しくて映画やドラマを観る余裕なんぞなかったのですが、今日は隙があったので映画を観ることにしました。
今日観たのは「ファミリー・スイッチ」。
これを観た理由は後述するので、お待ちあれ。

▼映画・ドラマの感想はこちら▼

今回は短めかも?
よろしくお願いいたします🙇


概要

本作は2023年にNetflixで配信されたコメディ&ファンタジーの1.5時間程度の映画です。

本作の主人公は1つの家族。
音楽教師の父、キャリアウーマンの母、サッカーのナショナルチーム候補の長女、若くしてイェール大学に飛び級で挑む長男、赤ちゃん、そして1匹の犬。

世間はクリスマスムードの中、家族はそれぞれにとっての人生の岐路となるはずの運命の1日を迎えようとしていました。
両親は近づくクリスマスを楽しもうとしますが、子どもたちが大きくなってきたこともあって冷めたように見受けられます。

そんな運命の日を迎えようというある日、家族はなかなかお目にかかれない「惑星直列」という宇宙の奇跡を記念したイベントに行くことになります。親子はなんだかギスギスしながらも望遠鏡の前で写真撮影。
...と思ったら謎の現象に巻き込まれて、気づいた時には家族が入れ替わっていて???
というところまでは、よくある「入れ替わり(スイッチ)」ストーリーです。

そんな本作に登場する長女CC役を務めるのはエマ・マイヤーズ。そう、エマたそです。僕が本作を観ようと思ったのはエマたそが出演するからに他なりません。

そのCCは、まさにサッカーのナショナルチームスカウトが観戦しに来るという試合を迎えようという中で母と入れ替わってしまいます。
当然、焦るCCは母に、もしボールが回ってきたらパスするだけでいいと釘を刺します。

そんな母は母で、働く建築会社の重要なプレゼンを迎える日であり、これによって昇進がかかっている大一番という日でした。
でも入れ替わった人格の娘は当然、専門的な知識も社会人経験もなく、こちらも大慌て!


父は父で大学の面接試験を迎える息子と入れ替わってしまいますが、焦っているのは息子の方。父は任せろ、と言うのですが息子とはキャラクターが違うタイプなので、息子側からすると気が気でありません。

それなのに息子が人格を務める父の身体は、所属するバンドのオーディションを迎えることになっていました。人格は引っ込み思案の息子であるためこちらも気が重くなってしまいます。

基本的には親子4人のドタバタをコメディとして楽しむというストーリー。入れ替わりを通してそれぞれの想いや大切にしたいことが見えてきます。
でも、家族には赤ちゃんと犬もいて、この2人(1人と1匹)も入れ替わっていて...??


感想

さて、まずはこれを言わねば始まらないでしょうね。
エマ・マイヤーズが可愛い。
本作はこれだけでも観る価値があります。

ウェンズデーでも観れるのですが、エマ・マイヤーズはダンスができます。
僕が本作で大好きになったシーンはまさにそうした彼女の持ち味を生かしたところでして、この映画の一つの華やかなシーンと言えるでしょう。

超個人的な偏見ですが、映画などでのダンスとかみたいなノリって邦画でやるより、洋画の方が文化的にナチュラルさが感じられて良いですよね。異文化感がある行動だから、映像で観る時に洋画の方がスッと入ってくる。このノリを通して非日常のエンタメを味わえるのが洋画の良いところだなと思います。

閑話休題。

さて、本作のテーマは「家族の絆」であると思うのですが、まさしく"親の心子知らず"であり、"子の心親知らず"なところを「入れ替わり」というファンタジーを通して理解していくという物語であると言えます。

割と構造としてはシンプルで、メタファーではなく入れ替わるという直接的な体験を通して気づくという流れですね。だから、話の流れは誰でもわかりやすく、コメディだから明るく笑って観れるライトな作品です。

でも、扱っている家族像は古典的な「入れ替わり」という手法に対して、現代的に映ります。
一昔前のステレオタイプで言えば、プレゼンを迎えるのは父だろうし、サッカーのパートは息子が請け負っていた役割かもしれません。
多様性の時代になってきたからこそ、こういうステレオタイプ的な旧来の家族像ではなく、現代的なものの中で古典的手法を取り入れたことによって新鮮さをもたらしていたのかなと。


その上で得られた気づき自体も特段に新鮮なものであったわけではないかもしれません。
でも、現代家族が抱える課題に対して、古典的な手法と王道の気づきという構造を通して改めて問題提起と視点の転換を促すものになっていたのが本作なのではないかと思います。

現代はデジタル社会の進行により、コミュニケーションの在り方も変わってきているように思います。
人と人との情緒的な繋がりも、例えばお隣さんとか地域の自治会とか、そういう枠組みも減ってきているのではないでしょうか。
もちろん、それが悪いと言うことではないのですが、それが家族の絆をも希薄にさせてしまうのだとしたらなんとも寂しいことだなと思います。

僕も最近人生の岐路を迎えた人間です。
だから、本作の登場人物のように、"その時"にかける想いはある程度わかる立場かなと思います。
その上で、何が大切なのかは改めて立ち返ってみる時間も大切だなと感じます。
その時々の勝負を投げ出すという意味ではなく、その勝負にかけるにあたり犠牲にしたり蔑ろにしてしまっているものはないか。意識的にしているのなら取捨選択として良いのでしょうが、本当は大事にしないといけないものを、知らず知らずのうちに切り捨ててしまっている瞬間っていうのがあるかもしれません。...例えば、それが家族とか、ね?

僕には全くその通りだなと思う節があります。
まさしくこの正月は体調不良もありましたが、忙しさにかまけて実家に帰りませんでした。
帰らなくても家族であることは変わらないから、と思っていないかと言われたら嘘になります。

本作を観て、僕は今なんだか温かな気持ちになれたなと感じています。
それはエマ・マイヤーズが可愛いからということだけに限らず、月並みな表現ですがやはりそうした家族の大切さに触れられたからかもしれません。

過ぎ去った時間は変えることができないけど、せめてもこれからをどうしていくかは考えることができるはずです。
少し恥ずかしいですが、母親に久々にLINEを送りました。ほんのちょっとの、そういうことからで良いよね、とりあえず!


総じて本作は、現代家族と古典的手法の組み合わせによって起きる化学変化を通して、従来言われていることかもしれないけれど改めて立ち返って胸に置きたいメッセージを再認識させてくれる、温かく笑える映画だったなと思います。


さいごに

いやはや、最近がドラマシリーズばかりだったので映画でサクッと終わるとなんかまた違った味わいですな〜

とりあえず今Netflixで観れるエマたそ作品はこれまで、という感じらしいのですが、Amazonプライムで課金すれば1つ観れるのがあるみたい...う〜む悩ましい。
ウェンズデーを観たところでもあるのでアダムス・ファミリーを観るのもありかな?と思っていますが、あれもAmazonプライムなんですよね。一旦里帰りもありか?

里帰りで言うと、この作品を見たこともあって実家に一度顔を出そうかな?とも思った次第。いつになるやらですけどね。

まぁそんなこんなでそろそろ週末です。
福岡に行く予定は仕事やなんやかんやで叶いませんでしたが、少しでも隙があれば映画を差し込んでいきたい今日この頃です。
花粉症がきつい日々ですが、皆様もご自愛くださいませ。それでは!

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