第3部 第1章 "宇宙にお任せ"の真実|欲しいものは決めた。あとは信じて待つだけ。——でも、その方法が効くには、条件があった
第3部 注意点編――引き寄せを遠ざける七つの思い込み
第1章 "宇宙にお任せ"の真実|欲しいものは決めた。あとは信じて待つだけ。——その方法が効くには、条件がありました
決めたのに、何も起きないまま過ぎていく
「今年こそ、これをやる。」
そう決めた日のこと、覚えているでしょうか?
ノートに書いた人もいるかもしれません。誰かに宣言した人もいるかもしれません。決めた瞬間は、確かに「これで、何かが動き出しそうだ」という感じがあったと思います。
それから、どれくらい経ちましたか?
1ヶ月? 半年? 1年?——それとも、もっとでしょうか?
そして今、あなたが「決めたこと」は、どこまで進んでいますか?
——ほとんど、何も変わっていない。
もしそうなら、こう思っているかもしれません。
「決意が甘かったのかな。」
でも、少し待ってください。あなたはおそらく、言われた通りにやっているんです。
引き寄せや自己啓発の世界には、こういう定番の言葉があります。
「どうやって実現するかは、考えなくていい」
「方法は宇宙が決めてくれる。ゴールだけ決めればいい」
「信じていれば、タイミングよく必要な情報がやってくる」
——聞いたこと、ありますよね?
この三つは、言い方が違うだけで、中身は同じです。ひとことにすると、こうなります。
「方法はわからなくていい」
決めた。信じた。あとは待っている。
これをやっている人は、本当に多いんです。
でも、叶っていない人も、同じくらい多い。
なんででしょうか?
第2部 第7章の終わりで、こうお伝えしました。世の中で言われている引き寄せの常識は、完全な嘘ではない。半分は当たっている。でも、間違っているほうの半分が、動きを止めてしまう、と。
ここから、その常識を、一つずつ取り上げていきます。どこまでが本当で、どこからが思い込みなのか。
では、まず一つ目です。
「方法はわからなくていい」は、どこまで本当か
「方法はわからなくていい」——よく聞く言葉ですよね。では、半分本当で半分嘘とは、どういうことか?
——この言葉は、ゴールを決める段階では、"本当"なんです。
ゴールを決める段階で、実現の方法まで分かっている必要はありません。
というより、分かる範囲でしかゴールを決められないとしたら、そのゴールは、今の自分の延長線上にしか置けないということになります。それでは、大きくは変わりようがないですよね。
だから、方法が見えないままゴールを掲げるのは、正しいんです。
ただし、これは「何も知らなくていい」という意味ではありません。
第1部 第6章で、知らないものは、存在しないのと同じ、という話をしました。江戸時代の人にとって、東京タワーは、世界のどこにも存在しなかった。でも、その存在を知った瞬間、実態を持ったものに変わる——そういう話です。
ゴールそのものを知るための情報は、要ります。要らないのは、そこへどうやって行くか、という方法の情報のほうです。
問題は、その後でした。
ゴールを掲げたあと、何をしているか。
ここに、「方法はわからなくていい」という言葉が効く人と、効かない人の分かれ目があるんです。
おそらく多くの人は——決めたあと、「方法はわからなくていい」のまま、待っています。「宇宙が決めてくれる」と言われたのだから、当然です。
でも、そこで一つだけ、確かめてほしいことがあるんです。
そうして待っているあいだ、あなたの中では、何が起きているでしょうか?
実は、ここに、「方法はわからなくていい」という言葉が効くかどうかを分ける条件が、そのまま出ているんです。
しかも、それは自分で確かめられます。
では、その条件とは何なのか?
そして、自分がそれを満たしているかどうかは、どうすれば分かるのか?
解説していきますね。
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