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AIの文章が「自分らしくない」理由|正体は4つに分けられました

AIに書いてもらった文章、間違ってはいないのに自分のじゃない。

あの違和感、正体は4つに分けられました。

私はずっと「なんか違う」としか言えなくて、
毎回「もっと自然に」と頼んでいました。

でも、どこが違うのか自分でわかっていなかったんですよね。
だから伝わらなかったんです。

前回、文体を覚えさせる手順を書きました。
今回はその前段の話です。
そもそも何が「自分らしくない」のか。

🌷 整っているのに、自分のじゃない

最初に出てきた文章は、こういうものでした。

この方法を活用することで、効率的に記事作成が可能です。

読みやすいです。
間違ってもいないです。

でも、私はこんな喋り方をしません。

友達に説明するとき、こんな言い方はしないですよね。
もっとこう、「これだけで書けるようになりますよ」みたいに言うと思います。

同じことを言っているのに、片方は自分で、もう片方は自分じゃない。

その差が何なのか、しばらくわかりませんでした。

🌷 違和感の正体は、4つに分けられました

自分の記事とAIの初稿を並べて、違うところを探しました。

出てきたのは、この4つです。

並べてみたら、4つに分けられました

① 自分が使わない言葉が入っている

いちばん多かったのがこれです。

・活用する
・効率的に
・〜することが可能です
・〜について解説します
・結論として

どれも間違っていません。
でも、私は普段こういう言い方をしないんです。

「活用する」なんて、たぶん人生で数えるほどしか言ったことがないです。

こういう言葉が1つ入るだけで、文章全体が急に他人のものになります。

② 語尾が単調になる

AIが書くと、同じ語尾が続きます。

「〜です。〜です。〜です。」

自分で書くときは、無意識に崩しているんですよね。
「〜なんですよね」を入れたり、体言止めにしたり。

読んでいて気持ち悪くなるのは、内容ではなくリズムのほうでした。

たとえばこういう文章です。

skillファイルは日本語で書けます。
中身はメモと同じです。
特別な知識はいりません。

言っていることは正しいです。
でも、平坦なんですよね。

自分で書くと、たぶんこうなります。

skillファイルは日本語で書けるんです。
中身はメモと同じ。
特別な知識はいりません。

真ん中を体言止めにして、
最初を「〜んです」にしただけです。

それだけで読んだ感じが変わります。

私は同じ語尾を3回続けない、というルールにしました。

③ 段落が長い

私の文章は1段落3〜5行です。
でもAIの初稿は、7〜8行の段落が続きます。

スマホで見ると、これがけっこうきついんです。
文字の壁になります。

改行を増やすだけで、だいぶ自分の記事に近づきました。

コツは、言い切ったところで1回切ることです。

意味のまとまりで切るより、息継ぎで切る感じですね。
声に出して読んで、息を吸うところで改行すると、だいたい自分のリズムになります。

④ 読者との距離が遠い

これが最後に気づいたものです。

AIは何も言わないと、読者を「あなた」と呼びます。

「あなたも同じ経験がありませんか」
「あなたの文章を分析してみましょう」

私は、読者を「あなた」と呼んだことが一度もありませんでした。

分析してもらって初めて気づいたんです。
無意識にやっていました。

AIは何も言わないと「あなた」と呼びます

代わりに、こう書いていました。

「同じところで止まっている方」
「非エンジニアが最初につまずくのは」

相手を名指しせず、状態で呼ぶ。
上から話しかけている感じにならないのは、
たぶんこれが理由なんですよね。

🌷 いちばん効いたのは①でした

4つのうち、直して変化が大きかったのは①です。

使わない言葉を禁止リストにする。
それだけで、初稿の印象がかなり変わりました。

②③④は「気をつける」系のルールなので、効き方がゆるやかです。
でも①は「この言葉を使うな」という単純な命令なので、確実に消えます。

私が実際に禁止しているのは、こういう言葉です。

・本記事では
・結論として
・まとめると
・〜することが重要です
・〜について解説します
・〜することが可能です
・ご紹介します
・〜してみましょう

最後の「〜してみましょう」は、上から目線に聞こえるので入れました。

このリストは、書きながら足していけば大丈夫です。
私も最初から8個あったわけじゃないです。

ひとつ注意があります。

他の人の禁止リストを、そのまま借りないでください。

使いたくない言葉は人によって違います。
私が「使わない」と決めた言葉を、普段から使っている方もいると思います。

その場合、借りたリストのせいで自分らしくなくなります。
逆効果なんですよね。

私は一度これで失敗しかけました。
その話は前に書いています。

→ 【非エンジニア向け】Claude Codeのskillを自分で作る方法

🌷 全部直さなくて大丈夫です

4つ全部を一度に直そうとすると、たぶん途中でいやになります。

私も①から始めました。
②〜④は、記事を書きながら気づいたときに足しています。

そして正直に言うと、いまも完璧ではないです。
出てくる初稿は70点くらいで、赤字を入れています。

でも、前は半分くらい書き直していたのが、
いまは何か所か直すだけになりました。

ゼロにはなりません。減らせるだけです。
それでも十分ラクになります。

🌷 今日やるなら、使わない言葉を10個

いちばん効く①だけ、今日やってみてください。

やることは1つです。

自分が普段使わない言葉を、10個書き出す。

思いつかないときは、AIに書いてもらった文章を読み返してください。
「うっ」と思ったところに線を引くだけでいいです。
そこが自分の言葉じゃないところなので。

10個そろったら、それを渡して「この言葉は使わないで」と伝えます。
ファイルに保存しておけば、毎回言わなくてよくなります。

保存のしかたは前に書きました。

→ AIに自分の文体を覚えさせる方法|過去の文章1本あればできます


「なんか違う」を、言葉にできるようになると直せます。

私はここに気づくまで、
毎回「もっと自然に」と言い続けて疲れていました。

伝わらないのは当然だったんですよね。

同じところで止まっている方の、ひとつの参考になればうれしいです。

こういう「実際にやってみて詰まった話」を、
noteでこつこつ書いています。

次は、ChatGPTで書いたnote記事がそのまま使えない理由について書く予定です。
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