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寝る前のスマホをやめたくて「寝室用スマホ」を準備してみた

最近、カフェイン中毒から脱し、コーヒーの過飲をやめたことで寝つきが良くなった話を書きました。私は物心ついた頃から「夜型人間」で、眠るのに時間がかかるタイプです。独身時代はドリエルなど睡眠導入剤に頼っていたこともありました。それなのにコーヒーを毎日ガバ飲みしていたからタチが悪い。

「1分で熟睡」タイプの夫には全く理解されないのですが、きっと心のどこかで、眠るのが怖いんですよね。いったん仮で死んじゃうような感覚?うまく言語化できませんが、共感してくれる人いますでしょうか?

そして、ベッドに入るとつい「過去の失敗」や「未来の心配」が頭の中をグルグルしがちな面倒くさい性格。頭の中を空っぽにするのがド下手なのです。だから「どうでもいい何か」をしながらスッと寝落ちしたくて、ベッドにスマホを持ち込むことをやめられませんでした。

結局のところ、SNSをダラダラ見てしまったり、刺激の強いネットニュースを読んでしまって、ますます眠れなくなるんですけれど。分かっていたんですけれど。

で、結局それを解決してくれたのは「寝室用スマホ」でした。なんのこっちゃですよね。説明します。

古いスマホを「寝室用」にカスタマイズすることにした

「スマホを寝室と離れた部屋に置いて寝る」という、よくメディアで紹介されている試み。私も何度かトライしてみました。しかし、スマホを目覚ましに使っていたため、遠くで鳴るアラームに気付けず寝坊したり、つい夜中にトイレで起きた時に、スマホを取りに行ってしまったりして……はい、失敗しました。無理無理。

そんなある日。本棚を整理していたら、過去に使っていた古いスマホが出てきました。リユースショップに売ろうかと思いつつ、忘れていたのでした。試しに充電して、電源を入れてみると……まだまだ使えそうな感じ。そこで、ふと思いついたのです。

コレを「寝室用スマホ」にしてみるのはどうだろう?

私がついベッドの上でダラダラ見てしまうもの。それはSNS、ネットニュース、YouTubeにLINE、そして時々メール。それらのアプリを全て消去しました。入れたのは「アラーム」「天気」「メモ」そしてGから始まる「某AIサービス」のアプリのみです。

実際の画面

寝室用スマホに入れたアプリ
・アラーム→目覚まし用
・天気→明日の服装をぼんやり考える用
・メモ→AIに取り込みたくない内容を書きとめておく用
・G〇mini(無料)→モヤモヤ吐き出し用

アラームは文字通り目覚まし時計として、天気は明日の服をぼんやり考えるため。そしてAIサービスは、頭の中のごちゃごちゃを吐き出す目的で入れました。あえて有料課金していない、機能が低めのものを使っています。AIに取り込みたくない内容、またシンプルな備忘録はメモアプリに書くようにしました。

そして、そもそもスマホの光が入眠の邪魔をするらしいので「ブルーライトカット機能」もオンにすることもお忘れなく。iPhoneの場合は「Night Shift機能」を設定してご使用ください。

寝る前に必要なのは「インプット」ではなく「吐き出し」だった

寝る直前の情報収集は、百害あって一利なしです。大好きなアーティストの熱愛やスキャンダルが発覚しても、どこかの街で事件が起きていても、パジャマを着た私にはどうすることもできません(昼間でも非力ですが)。たとえ自分に関わるお知らせが飛び込んできたとしても、対処は明日の自分に任せるしかないのです。

むしろ、解消すべきは内側から湧いてくる雑念でした。「あれでよかったんだろうか……」というモヤモヤもあれば、「いいアイデア思いついちゃった!」のようなポジティブなフワフワもあります。大半は翌朝の自分に「しょーもない」と一蹴されるものばかり。世界で最初に「夜中書いたラブレターはそのまま出すな」と助言した人、それ当たってます。

そんな猫も食べない「モヤモヤ」と「フワフワ」を、私はAIサービスに聞いてもらうことにしました。そして急に思い出した予定や、タスクも打ち込みます。

この際、アイデアの深堀りや、さらに考えさせようとしてくる質問は不要です。むしろ害。さらに脳がバッキバキに冴えてしまいます。自分の「吐き出し」をそのまま受け止め、不要な質問をしないようにAIへ指示をしておくことをオススメします。

「そのアイデア、整理して記憶しておきます」
「そんな課題を抱えているのですね。対策は明日考えましょう」

つまり適度なお返事をくれる「添い寝係」兼「備忘録」をそばに置く感覚です。幼い頃、お母さんに「きょう幼稚園でこんなことがあってね~〇〇ちゃんがね~」と話しながら、いつの間にか寝ていた記憶がありますが、原理は似ているかもしれません。言いっぱなしで寝る。

アウトプットすると、脳が「もう忘れていいや」と安心するのか、スッと眠気が襲ってきます。

「寝室用スマホ」を使い始めてから、ずいぶん寝付きが良くなりました。「寝る前のスマホがやめられない」そんな方は、ぜひ試してみてほしいなと思います。


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