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クレオパトラ物語:第2話 王位を継いだ18歳――弟との共同統治

父王プトレマイオス12世が亡くなります。
若きクレオパトラは、わずか18歳ほどで王位へ。しかし彼女を待っていたのは、栄光ではありませんでした。共同統治者となったのは、まだ幼い弟。
そして王宮では、新たな権力争いが始まろうとしていました。


紀元前51年。エジプト王プトレマイオス12世が亡くなりました。
その王座を受け継いだのは、まだ18歳ほどの王女でした。
クレオパトラ7世です。彼女は、この瞬間からエジプトの女王となります。

しかし、一人で王座に座ったわけではありません。父王が残した後継者は、
クレオパトラだけではなかったのです。もう一人。彼女よりはるかに年下の弟、プトレマイオス13世がいました。

当時のプトレマイオス朝では、女性だけで王位を継ぐことを避け、王族の男女が共同で統治する形がとられることがありました。そのため、クレオパトラと弟プトレマイオス13世は、共同統治者となります。クレオパトラは18歳前後。弟はまだ10歳ほどの少年でした。年齢だけを見れば、政治の主導権を握るのはクレオパトラの方が自然です。そして実際、クレオパトラは積極的に政治を行いました。彼女は自ら王として振る舞い、公文書や貨幣にもその存在を示していきます。

さらに、エジプトの民衆との関係を重視しました。彼女はプトレマイオス朝の王族でありながら、エジプト語を話したことで知られています。これは大きな意味を持っていました。歴代のプトレマイオス朝の王たちは、ギリシャ系の文化を強く保っていました。しかしクレオパトラは、自分自身をエジプトの女王として見せようとしたのです。

ところが、王宮の中では別の動きが始まっていました。幼いプトレマイオス13世を支える側近たちです。少年王の後見役となったポティヌス。軍事を担当するアキラス。そして王子の教育係だったテオドトス。彼らは、幼い王を中心に政治を動かそうとしていました。一方、クレオパトラは自分自身の判断で政治を進めようとします。ここに、大きな亀裂が生まれました。女王と弟。本来なら、二人で王国を守るはずでした。しかし現実には、二つの権力が並び立つことになったのです。

そしてクレオパトラの独立した政治姿勢は、側近たちにとって危険なものでした。もし女王が完全に政治を握れば、自分たちの影響力は失われます。
やがて、王宮の中で権力争いが激しくなっていきます。そして紀元前49年頃、事態は決定的に動きます。クレオパトラはアレクサンドリアを追われ、エジプトから逃れることになります。18歳ほどで王座についた女王は、わずか数年で王宮から追放されたのです。

しかし、クレオパトラは諦めませんでした。彼女は国外へ逃れ、軍隊を集め始めます。王座を取り戻すためです。ここから、一人の若い女王の反撃が始まります。

そしてその頃、地中海の世界では、ローマ共和国そのものを揺るがす巨大な内戦が起きていました。二人のローマの巨人、ユリウス・カエサルとポンペイウス。その争いが、やがてエジプトへと流れ込んできます。クレオパトラはまだ知りません。自分の王座を取り戻すための戦いが、やがてローマ最強の男、カエサルとの運命的な出会いにつながることを。

ナイルの王女は、王宮から追われました。しかし、彼女の物語はここから、さらに大きな歴史へと動き始めるのです。


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こう爺ワールドのご紹介
監督:こう爺
お話とプロンプト:ChatGPT
画像と動画:Flow (Nano Banana 2)
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