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幼稚園の先生が、私の初恋でした

私の初恋は、

幼稚園でした。

……いや、

幼稚園児が誰に恋するんだよ(笑)。

普通なら、

同じくらいの年齢の女の子を好きになるんでしょう。

でも、

私の初恋の相手は違いました。

幼稚園の先生です。

今になって思います。

なんで先生だったんだろう?

今日は、

そんな昔の記憶を少し思い出してみます。


種子島の幼稚園

幼稚園当時、

父の仕事の関係で、

私は種子島の幼稚園に通っていました。

あの、

鉄砲伝来で有名な種子島です。

今思えば、

そんな場所で幼稚園時代を過ごしていたんですよね。

その幼稚園には、

お寺のお堂がありました。

毎日、そこで手を合わせていた記憶があります。

そんな幼稚園で、

私は一人の先生に恋をしました。

綺麗で、

優しい先生でした。

今振り返ると、

私はかなり分かりやすい子どもだったと思います。


とにかく先生の気を引きたかった

先生に気づいてほしくて、

いろいろやっていました。

先生に抱きついたり。

休み時間になると、

先生の手を引っ張って、

遊具に連れて行ったり。

とにかく、

先生と一緒に遊びたかった。

今考えると、

かなり積極的です(笑)。

先生からすると、

かなりウザい子だったでしょうね。

いや、

ウザいを通り越して、

ストーカーに近い。

……やばい(笑)。

そして、

砂場の底が見えるまで、

砂を掘ってみたり。

……これは、

先生の気を引きたかったのか、

単なる好奇心だったのか、

今となっては分かりません(笑)。

さらに、

持久走大会で1番になりたくて、

他の園児から、

「砂を食べると早く走れるらしい」

と聞き、

砂を一つまみ食べました。

……はい。

食べました。

特にお腹は痛くなりませんでした。

ただ、

今思うと、

なぜそれを信じたのか(笑)。

子どもって、

本当に何をするか分かりません。


じゃあ、私は先生の何が好きだったのか?

ここまで思い出してみて、

私は先生のことを、

いったい何が好きだったんだろう?

綺麗だったから?

優しかったから?

もちろん、

それもあったと思います。

でも、

もう一つ、

はっきり覚えていることがあります。


先生の「笑顔」です

私は、

先生の笑顔が大好きでした。

とても、

笑顔が素敵な先生でした。

先生が笑っていると、

なぜか私も嬉しかった。

だから、

先生のそばに行きたかった。

先生と一緒に遊びたかった。

先生に気づいてほしかった。

今になって考えると、

私がやっていたことは、

全部、

「先生に笑ってほしかった」

のかもしれません。

抱きついたのも。

手を引っ張ったのも。

もしかしたら、

砂場を掘りまくったのも(笑)。


今でも覚えている

何十年も前のことなのに、

先生の顔は、

はっきりとは覚えていません。

声も、

細かいことまでは覚えていません。

どんな話をしたのかも、

ほとんど覚えていません。

でも、

笑顔だけは覚えています。

不思議ですよね。

人間って、

昔の出来事を全部覚えているわけではありません。

でも、

なぜか一部分だけ、

ずっと残っている。

私にとって、

ずっと残っているのが、

先生の笑顔でした。


幼稚園児の「好き」って何だったんだろう

もちろん、

今の私が考える「恋愛」とは、

まったく違うものだったと思います。

手をつなぎたい。

一緒に遊びたい。

自分を見てほしい。

笑ってほしい。

ただ、それだけだったのかもしれません。

でも、

それでも私は、

あの先生のことが好きだった。

そして、

何十年経った今でも、

そのことを覚えています。

だから、

今になって振り返ると、

「なんで先生だったんだろう?」

の答えは、

意外と単純なのかもしれません。

先生の笑顔が好きだったから。

それだけです。


息子にも「好き」と言ってくれた子がいた

ここまで書いていたら、

息子の幼稚園時代のことを思い出しました。

卒園式の日、

息子のことを好きだった女の子が、

「一緒に写真を撮ってほしい」

と言ってきたんです。

その子は恥ずかしそうにしながら、

息子と一緒に写真に写っていました。

その姿を見ながら、

私は、

「うーん……」

と思いました。

息子のモテ期、第1回目が来たのか?

私の周りでは、

「モテ期は人生で3回ある」

なんて言われています(笑)。

まあ、

都市伝説みたいなものですけど。

息子は、

ポカーンとしていました。

お前、もうちょっと喜べよ(笑)。

でも、

その子の恥ずかしそうな顔は、

本当に可愛らしかったです。

そして、

ふと思いました。

「そういえば、私も幼稚園の頃はこんな感じだったのかな」

と。

先生に気づいてほしくて、

そばに行って。

一緒に遊びたくて。

笑ってほしくて。

もしかしたら、

あの女の子も、

そんな気持ちだったのかもしれません。


最後に

先生は、

今どうしているんでしょうね。

もう何十年も会っていません。

今どこで、

何をしているのかも分かりません。

もしかすると、

先生自身も、

当時の私のことなんて、

覚えていないかもしれません。

でも、

私の中には、

ちゃんと残っています。

種子島の幼稚園。

お寺のお堂。

先生にくっついていた幼稚園児の私。

砂を食べた私(笑)。

そして、

先生の笑顔。

あの頃の私は、

それが「初恋」なんて、

もちろん知りませんでした。

ただ、

先生のそばにいたかった。

笑っている先生を見ると、

嬉しかった。

今振り返ってみれば、

たぶん、

あれが私の初恋でした。

幼稚園の先生が、私の初恋でした。

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初恋から一気に時代は進み、私と妻が結婚するまでの話です。

記事の最後で少し触れた、息子の「モテ期」その後の話はこちらです。


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