マップの罠と、都会人が知らない田舎道の真実。攻略日記Vol.87
今日は日帰りで実家(田舎のダンジョン)に戻っている。
目的は、お客様をお迎えすること。
神戸から来てくれるお客さんを、
大阪からわざわざ奈良の実家まで戻り、
「よう来てくれはりましたね。」
と、お出迎え。なんか、シュールやな。
無事に到着してホッとひといき。
実家はぽつんと一軒家に出られそうなほどの田舎で、
回覧板を回すのに車で移動する(歩いていけないこともない)。
私は伯父の作った東屋でぼーっとしながらお客さんを待った。
相変わらず蚊が多いな(# ゚Д゚)👂
お客さんが登場・・・ぇ?
私たちが普段利用しない方の道から黒の神戸ナンバーのアルファードが登場した。

なんと、ナビの指示通りに来たら、
地元の人すら絶対に使わないような
あの、ぽつんと一軒家で出てきそうな道を通ってきたとのこと。
いや、無事で本当に良かった。
その道、どれくらいヤバいかと言うと。
地元のおじいちゃんが軽トラで落っこちて、
近所のみんなで協力して救出したレベルの道なのだ。

慣れた人でも落ちる道。
たまたま野菜を持ってきてくれていた近所のおばあちゃんも、
「都会の人は怖いもの知らずやなぁ。」
と呆れ顔だった。
街暮らしが長くなった今の私には、
ちょっとだけその理由が分かる気がする。
都会(特に市内や商店街周辺)での運転は、
一方通行の表示があり、
対向車が来ると困る道には入れないようになっていることが多い。
そして、
道が狭いこと以上に「人通り」への緊張感がハンパない。
どこから自転車や歩行者が飛び出してくるか分からないため、
神経をすり減らしながら「人」に注意して走っているのだ。

勇者(私)も田舎の道に来たとき、こう思ってしまう。
「人、誰も歩いてへんし、行ける行けるー。」と。
そう、
田舎の細道の恐怖は「人」ではない。
「ガードレールのない崖」
「一度入ったらバックで戻るしかない行き止まり」
落石注意は落ちている石じゃない・・・ほんまに落ちてくる石。
鹿の看板は、ほんまに急に鹿が飛び出してくる・・・。
自然界の恐怖を、都会人は踏み込んでから気づくことになる。
レベルが足りないのにラスボスと戦ったことの後悔。
私も地元を運転するときは、少々の細道ならズカズカ入っちゃう派だ。
しかし、
今回のルートだけはさすがにナビを疑うべきだった。
レベルが足りなかったのに、運だけでボスを攻略したお客さん。
客人:「こんな道、ほんまに家があるんか心配したわ。
知っとう道でもこれは通らん。帰りは、ちゃう道教えて。」
ナビという文明の利器は素晴らしい。
しかし、田舎への案内は気をつけたほうがいい。
みなさんも、田舎へ冒険に出かけるときは、
文明の利器(ナビ)を信じすぎず、
時には「この道、怪しない?」という野生の勘を大切に。
迷ったときは、バックで引き返す勇気も必要だ。
と、まぁここまではお客さんの話。
実はこの細い道、うちの母は長年住んでいるのにも関わらず、
一度も通ったことないらしい。
母はこういう人↓
母が弟に聞いていた。
母:「なぁなぁ、この道、うちの軽トラでも通り抜けれるん?」
弟:「軽トラは通れるやろうけど、
おかんはもうちょっと痩せんと無理ちゃうか。」
母:「せやな、軽トラ通れても、
私は道で詰まる・・・ってなんでやねん。
ほんま、失礼な子やで。親の顔が見たいわ。」
父は亡くなっているので、母は鏡を見るしかないな。
そう思いながら、お客さんのお茶を準備する勇者だった。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
勇者マーキーでした( *´艸`)
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