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教員夫婦・教職うつ・退職|3年休職した元教師の夫が、週1回から社会復帰する話。攻略日記Vol.53

子育て世代でありながら、

夫婦同時に「公務員(小学校の先生)」という

安定の王道ギルドを脱退。

人生3回目の裏コマンドを入力した我が家。

詳しくはマガジンへどうぞ(※今のとこほぼ無料)

あれから1年3か月。

無職クリエーターとして

noteの世界を大冒険している私(勇者マーキー)の隣で、

我が家のパーティメンバーである夫(吟遊詩人)のステータス画面に、

ついに歓喜のファンファーレが鳴り響いた。

タッタラ~♬

1.新クエスト 仕事を週1回からスタートせよ!

そう、過酷な教育現場という名の魔境で心が完全に消し炭になり、

3年間の長期休職を経て退職を選んだあの吟遊詩人が、

ついに新しいワールドへ一歩を踏み出すことになったのだ。

鬱病が完治したわけでは無い。

療養しながら社会復帰への一歩を踏み出したのだ。


「教職うつ」の真っ只中にいる時や、

キャリアブレイク中で焦っている時って、

どうしても

「早く元のレールに戻らなあかん。」

「フルタイムで働けるようにならなあかん。」

と、一足飛びにボス戦に挑もうとしがち。

しかし、彼がここまで心を回復させ、

次の一歩を踏み出せたのには、

人生RPGならではの攻略法があったのだ。

今日はこの「明確な3つの攻略法」を紹介したい。


攻略法①「公務員」への執着をスパッと手放した

かつて私たちが過酷な不妊治療の沼にはまっていた頃、

「二人だけの人生も楽しいやん!」

と執着をスパッと手放した瞬間に流れが変わり、

長女を授かった経験がある。

今回も同じ。

「学校に戻らなあかん」

「公務員を続けなあかん」

という執着を夫婦で同時に手放してギルドを辞めたからこそ、

現実のパラダイムがひっくり返って、

新しい風が入ってきたのだ。

夫婦で無職になることに興味をもった方はこちらの記事をどうぞ。



攻略法② 安全な初期エリアで「地道なレベル上げ」


退職後、

彼はいきなりビジネスの戦場や フルタイムの仕事に向かったわけじゃない。

まずは、推し活を家族にカミングアウトすることから始めた(笑)

そして、

「地域のボランティア」

という収入にはならないけれど徹底的に安全な草むらで、

コツコツと社会と繋がり直す リハビリクエストをこなした。

ここで少しずつperfumeの鼻歌が増え、

すっからかんだったMP(メンタルポイント)が

じわじわと回復していったのだ。

一足飛びに復帰しようとせず、

まずは安全なエリアで足慣らしをする。

これが、焦る心を落ち着かせる最高の攻略法だったのだ。

攻略法③ 隣の勇者(妻)が全力で人生をエンジョイしていた


夫が動けない間、

私はやりたいことリストに残っていた

「起業したい」

という夢を追いかけ、

無職クリエーターとして

毎日めちゃくちゃ楽しそうに生きていた、、、たぶん。

気持ちの切り替え方に興味のある方はこちら↓



家庭内の環境を

「イージーモード」

にする勇者の存在。

これぞ最強の魔法である。※自画自賛

夫が安心して宿屋で休めたのは、

隣で安全なレールを外れて

ワクワク楽しむ私の背中を見せ続けていたからかもしれない。

そんな彼に、

ボランティアの知人を通じて

今回、

不登校の子のためのフリースクールから 協力依頼が舞い込んできた。

しかし、

吟遊詩人の心の中は不安でいっぱい。

「朝、ちゃんと起きられるやろうか。」

「日によって、どうしても外へ出られなくなる日がある。」

「自分の病気のこと、理解してもらえるやろうか。」

うつ病のリアルな波と戦いながら、

彼は震える手で新ワールドの門番(施設の責任者の方)と 直接、

話すことになったのだ。



結果はどうだったか。



責任者の方は、

彼の不安をすべて優しく受け止めた上で、

こう言ってくださったそうだ。

「学校に行きづらい子どもの気持ちが、一番わかる支援者になれるのでは」

その言葉を聞いた瞬間、

彼の心の中に一筋の強い光が差し込んだ。

自分が苦しんだ3年間の暗闇も、

学校からはみ出してしまった痛みも、

全部

「これからの子どもたちを救うための最強の固有スキルかも。」

 と、大きな希望が持てたらしい。

我が家に帰ってきて、

久しぶりに明るく前向きな話をしている 吟遊詩人の姿を見て、

勇者の私は心の中で、

Perfumeの『STAR TRAIN』を全力で歌っていた。

♪ 気付いてくれる人がいる 誰も見向きもしない折れそうな日々に ♪ 迷いながらも 仲間を集めて旅に出る

いつだって隣で肩を組んで歩いてきた私たちの軌跡が、

これからの彼の新しい歌(ステージ)に繋がっていくんだと確信した。

まずは、週にたった1回からのスタート。

「焦らんでいいよ。

新しいダンジョンの入り口の草むら、

楽しんできぃや。」

と、私も笑顔で新しい装備を身につけた彼の背中を見送る。

もし今、

ハードモードな現実に

心が折れて立ち止まっているギルドの仲間がいたら、

伝えたい。

MPがゼロの時は、

全力で宿屋(休職)に泊まっていい。

安全なレールを外れた先には、

あなたにしかクリアできない、

新しい未踏のルートが必ず待っているから。

はい・・・・

と、ここまで最高にエモくて、

全国の休職中の先生たちの涙を誘うような

美しいストーリーを紡いできた。


しかし、

新ワールドへの出陣を翌日に控えた昨夜。

新しい仕事に向けて、

髪型をバシッと整え、

気合い十分でカバンに必要な持ち物を詰め込んでいた吟遊詩人が、

真剣な顔で私に言った。

「明日からのフリースクールやけどな・・・」

ついに社会復帰する男の、

覚悟のセリフが来るか!?

と私も身構えた。

「おひるごはんってどうなるんかな?」

え?そこ!?!?!?

私は急いで我が家の「白王(冷蔵庫)」の中身を確認した。

「もし、お弁当やったら、卵焼き弁当ならできるで。」

私は「白王」の冷気を浴びながら、

内心、

「弁当やったらめんどくさいな。」

とか思ってしまった。

あっ、我が家の冷蔵庫自己紹介リンクつけとこ↓

ちょっと天然な我が家の吟遊詩人(夫)。

中田ヤスタカのファンと言い張りながら、

あ~ちゃん推しの男である。

彼のMP(メンタルポイント)は、

どうやら心が回復すると同時に、

食欲のバーストモードへと変換されていたらしい。

子どもたちに寄り添う前に、

まず食いしん坊スキルを発動しようとしている彼。

週1回のクエスト、

私のお弁当作りクエスト1つ増えたらしい。

今日も素敵な一日になりますように。

皆さんの人生RPGが、

イージーモードでありますように!

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました( *´艸`)


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