経理職の市場価値を3倍にする方法
「このまま決算だけやっていて、10年後自分はどうなっているんだろう。」
そんなモヤモヤを感じたことがあるなら、
今からお話しする内容は、かなり現実的な“脱・消耗のロードマップ”になります。
結論から言うと、
経理の市場価値は「スキルの横幅」と「ビジネス理解」と「発信力」で、普通に3倍になります。
1. 市場価値=「選択肢✖️単価」
まず、“市場価値”を感覚ではなくロジックで捉えます。
選択肢:
何社から声がかかるか、何ポジションを狙えるか単価:
そのポジション1つあたり、どれくらいの年収レンジを狙えるか
この2つの掛け算です。
「経理しかできない」状態だと、
応募できる求人が限られる
年収レンジも“平均的経理”に揃えられる
つまり、選択肢も単価も低いままになります。
2. 横幅を広げる:経理→管理会計→FP&Aラインに乗る
市場価値を上げるうえで、
一番インパクトが大きいのがここです。
仕訳・決算ができるだけ
→ 「経理スタッフ」管理会計・予算・KPIを回せる
→ 「管理会計/経営管理」事業計画・シミュレーション・経営会議の資料を作れる
→ 「FP&A/経営企画寄りの経理」
このラインを登っていくほど、
関われるテーマが“会社の意思決定”側に寄っていく
それに伴い、年収の上限も上がっていく
ので、市場価値は一気に跳ねます。
最初の一歩としてオススメなのは、
予算実績管理を任せてもらう
1つの部門だけでもいいので、KPIを追いかける
月次の分析コメントを、自分から書いてみる
という「数字を“過去の集計”から“未来の意思決定”につなげる仕事」に触れることです。
3. ビジネス理解を深める:現場と話す
どれだけ会計スキルがあっても、
「この数字の裏側で、現場に何が起きているのか」
が分からないと、
“Excelの中で完結する人”で止まります。
市場価値を3倍にしたいなら、
営業と一緒に顧客訪問してみる
プロダクトのデモを見せてもらう
カスタマーサクセスが何に苦しんでいるか聞いてみる
こういった「ビジネス側のリアル」を取りに行く動きが必須です。
これができると、
「この解約率の背景は◯◯の仕様変更」
「この原価増加は、開発体制の◯◯が原因」
と、数字と現場の会話をつなげられるようになります。
その瞬間から、あなたは**「単なる経理」ではなく、「事業を理解しているパートナー」**として見られ始めます。
④ 発信力をつける:数字を“伝わる言葉”に翻訳する
4. 発信力をつける:数字を“伝わる言葉”に翻訳する
市場価値が高い経理は、例外なく説明がうまいです。
難しい会計論点を、経営陣や現場にかみ砕いて伝えられる
1枚のスライドで「何が問題で、何を決めたいのか」を整理できる
書く文章が分かりやすい
ここはセンスではなく、トレーニングで伸ばせる部分です。
例えば、
「数字だけ」ではなく「一言コメント」を必ずセットにする
会議資料を作るとき、「問い」から書き始める
例)「なぜ広告費を増やすべきか/増やすべきでないか」noteやXで、自分の学びをアウトプットしてみる
少しずつでも続けていると、
社内でも社外でも**「この人はわかりやすく説明してくれる人」**という評価がつきます。
それはそのまま、
転職時の評価や、独立したときの信頼にもつながっていきます。
5. 3つを回し始めた瞬間から、「普通の経理」から抜け出す
まとめると、市場価値を3倍にするには、
守備範囲を広げる(経理→管理会計→FP&A)
ビジネス理解を深める(現場と数字をつなげる)
発信力を鍛える(数字を“伝わる言葉”に変える)
この3つを“同時多発的”に回していくことが大事です。
どれか1つだけだと大きなブレイクスルーにはなりませんが、
3つが揃った瞬間、
「あ、この人は“ただの経理”じゃないな」
と、周りの目線が変わります。
そのときには、
あなたの選択肢も単価も、自然と上がっているはずです。
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