あなたは必ず、だれかの光|エッセイ
学生のころ。
夏休み明けが、どうしてもくるしかった。
明日から学校かと思うと、体が重い。
4月からなんとか、頑張れたけどな。
大丈夫、私は、大丈夫。
夏休み最後の日、
自転車に乗って図書館に行く。
小説を読む。心の本も読む。
あ、でも待って。
占いの本も読んでおこう。
私の明日からのことを教えてほしい。
夏休み、ずっと続け。
明日なんか
あれから随分たって、大人になった。
花火には、ひとつひとつに名前があるらしい。
私はこの夏、はじめて知りました。
息子の通っていた大好きな保育園の盆踊り大会に行った。1歳の時からのお友だちと一緒に、通い慣れた保育園に戻れた。
先生にもお友だちにも、ぎゅーってされている。
盆踊り大会の日は、園庭にやぐらが組まれる。先生が太鼓を叩く。子どもたちは自然とその輪に走って行き、やぐらを囲んで踊っている。
きっと毎日聴いて、歌っていた音楽なんだろうな。
この保育園でよかったな。
最後には、すべての光を消して、
毎年恒例の小さな花火が打ち上げられる。
0歳さんから卒園児の大人まで、
みんなで花火を見守る。
園長先生が、花火の合間にお話をしてくれる。
今年も、優しい声でお話ししてくれた。
花火には、ひとつひとつに名前があります。
みんながそれぞれの名前をもっているように。
今から打ち上げる花火の名前は、
『キラキラひかる!』 です。
今、暗いでしょう?
でもね、花火が上がる、その時間は
みんなのかわいいお顔が見えるのよ。
みーーんな、きょうまで大きくなったね。
さぁ、今から火をつけるね
『キラキラひかる!』が打ち上げられた。
わーーー!
と、歓声。
小さな赤ちゃんも、花火を見ていた。
その赤ちゃんの目にも
キラキラが映りこんでいた。
夜の風が吹いて涼しくなった。
これが、最後の花火になります。
なんだか涼しい風が吹いてきましたね。
この風に乗って、
夏をつれていっちゃうみたいです。
まだつれていかないで〜って思うけど。
みんなには、また明日があります。
最後の花火の名前は、
神と炎と書いて、神炎。
花火たちも、自分のできることを
探しているのかな。
神炎は、思ったよりも儚かった。
もっと、大きくドーーンとなると思ってた。
夜空に向かって、ボーッと噴き上げる。
とっても綺麗だった。
泣く子は、いなかった。
花火の最後の光が消えても
みんなの拍手の音だけが、夜に響いていた。
🐰🐰🐰おれい🐰🐰🐰
きっと明日が夜みたいな人が
いるんじゃないかな。
でもね、大丈夫。
あなたは
いるだけで
だれかの光になっているよ
いつもコメントやスキ、
本当にありがとうございます🌷
✨Special thanks✨
「こんな大人になりたいな」と、思わせてくれるnoteクリエイターの方が、たくさんいます🌷
ひとりぼっちにしない人がいてくれました。
🐰🐰🐰

もうちょっと深く書いているときもあります。
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