幸せの哲学──問いだけが灯る夜
問いは、答えを欲しがるためだけにあるんじゃない。
ときどき、自分の心に触れるために置いておくものかもしれない。
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幸せって、なんだと思う?
どんなかたちで、
どんな匂いで、
どんな温度だろう。
そこはどんな場所?
建物の中? それとも外?
もし建物だったら──
あたたかい光が差し込む古い家。
窓から季節の風が入ってきて、
床には犬が転がっているような。
もし外だったら──
遠くに山が見える、静かな緑の草原?
それとも、せせらぎの聞こえる森の中?
誰といると、幸せなんだろう。
血のつながった家族?
気心の知れた、ケンカ友達?
日本人? それとも、文化の違う誰か?
何をしていると、幸せ?
誰かと笑ってるとき?
コーヒーを淹れたばかりの、あの湯気の匂い?
飼い犬の、香ばしい足の裏のにおいだったりして。
ひとり、部屋で好きな音楽を聴いている時間?
それとも、ライブ会場で推しの名前を叫んでる瞬間?
もう会えない人のことを思い出してる、
ちょっと切ない夜?
それとも、
大切な人をぎゅっと抱きしめた、
あの温もり?
幸せって、なんだろう。
———
思い出すだけで、胸の奥がふっとあたたかくなるような、
そんな問いを、あなたの手にそっと。
still.は、問いのかたちで灯りを置いていきます。
———
読んでくれて、ありがとう。
あなたが、ここにいてくれてよかった。
よければ、ひとことだけでも、残していってね。
still.
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