『失われた時を求めて』ミュージックプレイリスト vol.2「サロンとベル・エポック」|読むより音楽で「聴く」プルースト
『失われた時を求めて』を音楽でたどるプルーストの世界へようこそ。
2回目の今回は「サロンとベル・エポック」として、プルーストと関わりが深く、また作品内に描かれるサロンの空気感が味わえる3人の作曲家の作品を取り上げてみました。
ベル・エポック(仏: Belle Époque:「美しい時代」)は、厳密な定義ではないが、主に19世紀末から第一次世界大戦勃発(1914年)までのパリが繁栄した華やかな時代、およびその文化を回顧して用いられる言葉
演奏家は私の好みで選ばせていただきました。
第1回目(ミュージックプレイリスト vol.1 「スワンの恋」)は下記のページです▼
1. レイナルド・アーン(Reynaldo Hahn)
プルーストの親友。
ベル・エポックのサロン文化を最も直接的に伝える存在。
「私の詩に翼があったなら」《 Si mes vers avaient des ailes 》
「甘美な時」《 L’Heure exquise 》
2. ガブリエル・フォーレ(Gabriel Fauré)
プルーストが深く敬愛した作曲家。同時代フランス音楽の中核。本記事シリーズvol. 1でヴァイオリン・ソナタ第1番をご紹介しましたが、今回は歌曲ですが弦楽ヴァージョンです。
「夢のあとに」《 Après un rêve 》
6. フレデリック・ショパン(Frédéric Chopin)
言わずと知れたショパン。パリのサロン文化の規範として存在し続けた19世紀音楽の象徴。
プルーストより「前の時代」を象徴する音楽家という位置付け(ショパンはちょっと古い感じだったんですね)。
「舟歌」 《 Barcarolle 》Op.60
vol.3はこちら。
拙作でもオマージュしたプルーストのモチーフ
