はじめての入院日記(1日目):意外と忙しい初日
快晴、絶好の入院日和。
朝ダラダラ過ごしていたら、いつの間にか出発の時間に。昨夏の韓国旅行ぶりにキャリーケースを引っ張り転げるように家を出る。電車に乗った途端、「鍵かけたっけ?」とよぎるが気にしないことにした。
キャリケースを持ってると、はたから見たら「旅行に行く人」に見えてるんだろうなと思う。ある意味、先の見えない入院という名の合宿旅行かもしれない。
退院の日を想定して、普段意識してなかった駅のエレベーター動線を確認。案外行きたい場所にすぐ出れず不便なことがわかる。
そんなこんなで、ギリギリに病院最寄りの駅に到着。コンビニで買ったウィダーインゼリーが昼ごはんになってしまった。
受付やパジャマなどレンタル申込を済ませる。テレビと冷蔵庫は使わなそう、とパスしたが、正解だった。
同じようにキャリーケースをひいてる人は多分入院患者なのだろう。心の中で「頑張ろうね」という気持ちになる。
指定された病棟フロアに上がり、インターフォンで「今日からお世話になる者です…」と伝える。なんかリアリティ番組で途中参加する人みたい。
共同生活始まる
病室は希望通り4人部屋の通路側(窓側だとプラス5千円くらい)。
ベッドはカーテンで仕切られているので狭小個室感覚。共同のトイレが隣に位置し、出てすぐの廊下にはソファがあるのが良い。
同意書など書類を提出し、病棟フロアのオリエンテーションをしてもらう。その後は体重を測ったり、個別に今後の流れを簡単に説明を受ける。手術の2日前に入院したので、明日は検査など受けるらしい。
あんなに事前に色々用意したのに、新たに買うべきものを告げられ、慌てて院内のコンビニで調達。意外と色々忙しい。
そうこうしているうちに晩御飯の時間。この日のメインメニューは「鮭のちゃんちゃん焼き」。食事は配膳される時に、毎回名前と生年月日を伝えるため同室の人の年代がなんとなくわかってしまう。この部屋では今のところ最年少らしい。
明日から流動食(重湯)なので、ちゃんとした食事はこれを持ってしばらくお預けとなる。この先「ちゃんちゃん焼き」を私は忘れないだろう。
夜、多目的ルームでぼーっとしていたら、日中、一緒に院内説明を受けてた人と再会し話し込む。彼女は手術は明日らしく「眠れないかも」と心配していた。同じ病気と戦う仲間がいると心強い。お互いエールを送り合う。
夜は同室の人のナースコールで何度か目を覚ましたが、気づいたら気絶するように寝ていた。
