【本編要約】勇者が二人産まれたら #25~#28

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みそすーぱーです。

本記事では、自作の小説「勇者が二人産まれたら(小説家になろう/カクヨム)」の#25〜#28を要約したあらすじを掲載いたします。

「このあらすじを読めば、次の話の本編から問題なく合流できる」という水準を目指して情報を詰め込みつつ、文字数を1/3以下に圧縮しています。

お時間をいただき本編をお読みいただくかをご判断いただくお試し版として、あるいは本編の復習としてご活用いただければ幸いです。

なんなら、あらすじだけでも話は追えるので、コチラだけお読みいただくのも歓迎します。

いずれにせよ、まずは#1のあらすじから是非、お気軽にご一読ください。
各記事【次回へ】の項目にて、次のあらすじ記事へのリンクを掲載しております。

#29以降のあらすじも随時、以下のマガジンに追加していきますので、よろしければそちらもご確認ください。

温かいご感想は活力に、厳しいご意見は学びとさせていただきますので、忌憚なくお気軽にお寄せくださいますと幸いです。

以下、«»内の文字は、要約版の他エピソードへのリンクとなっています。


【#25 勇者一行、関所で実験】

 見張りをしながら待つリエネの元に戻り、スウォルとレピは望んだ成果を得られなかったこと、手合わせの結果シェリルが勝利したことを報告する。
 そのシェリルは、リエネの予想と異なり嬉しそうな表情は見せず、“疲れているから” と、そそくさと馬車に消えた。

 レピが疲れている中で付き合わせたことを申し訳なく思う一方、スウォルとリエネは“シェリルも魔術増幅を解明したいはず”と励まし、見張りをレピに任せ、布切れ一枚を敷いた地べたで眠りについた。

 翌朝、目を覚ましたリリニシアがレピと挨拶を交わした後、地べたで眠るスウォルを一瞥すると、レピは“気になりますか”と尋ねる。
 ≪スウォルへの想いの話(#22)≫ かと動揺を見せるリリニシアに、レピが“お姫様を地べたで寝させられない”と、仲間たちが順番に馬車で眠る中、彼女だけが常に馬車で眠りについていることが気になるか、を尋ねたと明かし、動揺する彼女を見てニヤけた。

 さらに帰路を進め、国境近くの関所に戻った一行。
 戦った際に最後に残った男、“ニギム”と多少言葉を交わし、リエネ主導で交渉した末、場所を借りる承諾を得ると、最初に魔術増幅を確認したのと同じ環境で、再びシェリルの剣に魔術を纏わせしばし待つも、増幅は発生しない。

 続けてスウォルも剣を抜き、“環境”・“盾の近く”の他、“戦闘中”であることを再現すべく手合わせを始め、シェリルが攻め、スウォルがしのぐ展開が続く。
 その様子を眺めていたリリニシアがシェリルの発する違和感を指摘すると、リエネも“余裕がない”として同意。

 スウォルがようやく反撃に転じようとした所で、既に充分と見たレピによる止めが入る。
 思い付く限り状況を再現した今回の実験でも、シェリルの剣に纏わせた魔術は消失していた。

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【#26 魔術師と国境の廃村】

 依然発現しない魔術増幅の条件について、レピは改めて、“実戦と訓練の意識の差”、“相手側のシェリルに対する殺意に反応する”、“相手の人種や特徴による”と三つの可能性を提示し、いずれにせよ、関所でなければならない理由は消滅したとみて、ヤクノサニユとの国境の廃村で再び一晩を明かす為、一行は再び移動することにした。

 リリニシアが ≪長距離の徒歩に文句を言わなくなった(#5)≫ ことを双子にからかわれ、三人でじゃれ合う中、少し離れた位置で、リエネはヤクノサニユとの和睦に不満げなニギムに“国を任せる”と残す。

 リエネが話を終え仲間の元に戻ると、レピは“廃村での滞在時間が減る”ことを理由にじゃれ合いを仲裁し、移動を開始。
 歩みを進める中、リエネが“廃村に滞在したい理由”を尋ねると、静かにじゃれ続けていた三人も興味を示し、≪レピと初めて会ったのも廃村だった(#7)≫ことを回想する。

 レピの祖国、マキューロからハリソノイアに入るのにヤクノサニユとの国境にある廃村を通る必要はないことをリエネが指摘すると、レピは単なる通り道ではなく、禁じられた魔法とは別に、村が滅んだ理由を調べたく、敢えて廃村に訪れたことを明かした。
 シェリルはリリニシアの言葉を思い出し、≪“15年程前に滅んだ”(#6)≫ と口にすると、リエネは“16年前”と訂正しされ、リリニシアは誤差を笑ってごまかす。

 レピは続けて、魔物がハリソノイアの北から攻めてくるようになった16年前、国の最南端に当たる村を襲ったこと、にも関わらず近隣に被害が出ていないことを疑問視し、次いでリエネに“防衛戦を突破されたことがあるか”を尋ね、否定を引き出すと、“何もない所から現れた魔物が、あの村だけを狙って襲ったようだ”と疑問を語り、リエネは明らかに不自然な状況に疑問を持てなかったことを悔やむ。

 前回は到着してすぐに ≪小さな魔物と遭遇(#6)≫ し調査出来ず、“せめて分からなかったという結果を得たい”為、改めて調査したい旨を語ると、全員が協力の意を示した。
 廃村に向け進む中、レピは“リエネだけでなく、村が滅んだことを疑問視する民はいなかった”ことを回想し、訝しむのだった。

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【#27 勇者一行の廃村調査】

 廃村へ辿り着いてから、リリニシアは“やはり自身が受けた教育では、村の滅亡は15年前のはず”と唸っていた。
 たかだか一年のズレと気楽なスウォルに対し、“遠い昔ならともかく、王位継承者として最高の教育を受けた自分に、たった16年前の出来事が正しく伝わっていない”と憤慨し、祖父への直訴を心に決めた。

 話が纏まり、レピは“おそらく収穫はない”と前置きした上で、各々気になるものがないか探すように号令をかける。

 滅んだ村の調査を楽しもうとするスウォルとリエネに対し、リリニシアは“ハリソノイアの感覚では負けて滅びた村が悪いのだろう”と、諦めの表情を浮かべながら、リエネに“他国では通じない”と再度言い聞かせるも、シェリルは“自分達にも言えること”と、文化の異なる他国への接し方について、改めて考える。

 マキューロではレピに合わせるとして、ティサンや“ワユギシヘサイ”でのことは国王に相談することに決め、ようやく調査を開始した。

 しばらく後、廃村の中央で火を焚くレピの元に、シェリルが一冊の古い本を持ってくる。
 家屋で見付けたというその本は、古い上に紙も墨も品質が悪くまともに内容を判別することも出来なかったが、記載がある最後の頁に刻まれた16年前の日付から、村人の日記であるらしいことが分かった。

 字は掠れて紙は崩れ、読み取れる文字はほぼないものの、日記の様子から、レピは“最後の頁を書き込んでいる途中で魔物の襲撃があったようだ”と推測すると、シェリルはその頁に書かれている日付が、自身とスウォルの誕生日であることを明かした。

 自らの産まれと同時に一つの村が滅び、多数の死人が出たであろう事実にシェリルが心を痛める中、鞘に納められた ≪剣が震え輝き(#5)≫、同時にスウォルの叫びが響く。
 “魔物だ!”

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【#28 勇者一行と廃村の魔物】

 同じ場所の為、≪苦手とする小さな魔物(#6)≫ の出現を恐れ、日記を丁寧に懐にしまうレピの元に、散って調査していた仲間たちが、スウォルの叫びを聞きつけ合流する。

 まもなく茂みから飛び出してきたのは、やはりレピと最初に出会った時と同じ、小さな魔物だった。
 ただし、自発的に飛び出たというより、何かに弾き飛ばされたような勢いで、再生しながら、ではあれど、血液を撒き散らしながら。

 状況が掴めず困惑する一行の前に、同じ場所から狼のような四足の魔物が三体、新たに姿を見せた。

 “魔物同士の戦闘”という想定外の事態に一行が困惑を深める中、小さな魔物は必死に立ち上がり、四足の魔物たちを威嚇する。
 四足の魔物たちは一行の目の前で、抵抗を見せない小さな魔物をいたぶり続けた。

 耐えかねたシェリルが、四足の魔物に通じるはずもない制止の言葉を叫び、剣を抜いて駆け出すと、スウォルも続く。
 必要があれば魔術で援護出来るレピとリリニシアを、リエネが護衛する形で、自然と二手に別れた。

 頭に血が上り冷静さを欠くシェリルの隙を、スウォルが潰しながら斬り付ける。
 スウォルの斬撃を受けた魔物は、傷を再生させながら起き上がるが、スウォルはその様に、小さな違和感を覚えていた。

 リリニシアの炎の魔術による援護を受け振り返った先の、ボロボロの小さな魔物に怯えるレピの滑稽な姿を見て、シェリルは冷静さを取り戻し、改めてスウォルとの意志疎通を図る。

 襲い掛かる魔物に対しスウォルが盾を構えると、魔物は盾に触れることなく弾き飛ばされた。

 その様子を見たレピは、目を皿にした。
 スウォル以外を弾き飛ばす盾の効果が、魔物に対して作用した為だ。
 これまでの旅で、≪既に魔物が盾に触れている姿を見てきた(#14)≫ にも関わらず。

 レピはリエネに、シェリルとの交代を指示する。
 “ ≪魔術増幅(#8)≫ の条件が分かったかも知れない”と。

 集中を乱されない為、小さな魔物が視界に入らないようにリリニシアを壁として立たせ、リエネと代わって引いてきたシェリルの剣に、焚き火を利用して炎の魔術を纏わせると、関所での戦い同様、側面で叩くように指示を出す。
 従うシェリルの剣が纏う炎は、振るう度に威力を増した。

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【次回へ】

#29以降の要約あらすじは↓

もし興味をお持ちいただけたようであれば#29から、あるいは気になったお話から本編にお進みいただければ幸いです。

#29を「小説家になろう」で読む

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【最後に宣伝とか】

この記事自体が本編の宣伝みたいなモノなんですが、改めて。

勇者が二人産まれたら(小説家になろう)

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