【本編要約】勇者が二人産まれたら #11〜#15

閲覧いただきありがとうございます。
みそすーぱーです。

本記事では、自作の小説「勇者が二人産まれたら(小説家になろう/カクヨム)」の#11〜#15を要約したあらすじを掲載いたします。

「このあらすじを読めば、次の話の本編から問題なく合流できる」という水準を目指して情報を詰め込みつつ、文字数を1/3以下に圧縮しています。

お時間をいただき本編をお読みいただくかをご判断いただくお試し版として、あるいは本編の復習としてご活用いただければ幸いです。

なんなら、あらすじだけでも話は追えるので、コチラだけお読みいただくのも歓迎します。

いずれにせよ、まずは#1のあらすじから是非、お気軽にご一読ください。
各記事【次回へ】の項目にて、次のあらすじ記事へのリンクを掲載しております。

#16以降のあらすじも随時、以下のマガジンに追加していきますので、よろしければそちらもご確認ください。 

温かいご感想は活力に、厳しいご意見は学びとさせていただきますので、忌憚なくお気軽にお寄せくださいますと幸いです。

以下、«»内の文字は、要約版の他エピソードへのリンクとなっています。


【#11 勇者一行とハリソノイアの大王様】

 30日は掛かるという中央部への旅路は、近道を駆使するリエネの案内により20日に短縮され、襲い来る野盗がリエネを見て撤退することはあったが、魔物と遭遇することはなかった。

 道中、リエネが仕事と割り切っているだけで、彼女自身は歓迎していないことを一行は理解した。

 立ち寄った集落では怪訝な目で見られたが、敵意を向けられることはなかった。

 その目が自身たちだけでなくリエネにも向けられることに気が付いたシェリルが尋ねると、リエネは“ユミーナに納得しない者が大多数、従っている自分も疎まれている”と語る。

 ユミーナのことを語る時、リエネが極わずかに表情を曇らせることを、シェリルは聞けなかった。

 やがて中央部・ハリソノイア城に辿り着くと、リエネはユミーナに話を通すと席を外す。

 待っている間、ヤクノサニユ城より華やかな城にリリニシアが歯噛みする一方、シェリルはリエネの表情とユミーナの人物像について考えていた。

 まもなく戻ったリエネに案内され、緊張しながらユミーナとの面会に臨む一行を迎えたのは、首飾りの他は何も目立たない装いの、小柄な女性の明るい歓迎の声だった。

 しかし気安く頭を下げる彼女に苦言したリエネを冷徹に威圧し黙らせ、一行はその落差に戦慄する。

 怯えながら自己紹介を済ませると、ユミーナは本題に入ると宣言した。

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【#12 勇者一行と大王様の依頼】

 本題に入るというユミーナに、渋る彼女を説得する流れを想定し、リリニシアが恐る恐る和睦の提案を切り出すと、想定を裏切りユミーナは二つ返事で賛同を示すが、あくまで“個人として”であり、“国として”の返答ではないと強調した。

 困惑する一行に“国民に受け入れられていない”ことを挙げ、国民の考えを翻させる為、一計を案じた。

 最近、魔物を食い止めている防衛線の一部に強力な魔物が現れ、崩されかけているという。

 ハリソノイアで尊ばれる強者として活躍を喧伝し、協力することの旨味を覚えさせる、としてユミーナは魔物の討伐を依頼した。

 明確に"殺害"を依頼され震えるシェリルの横で、レピがユミーナの考えをハリソノイアにおいて異端であると指摘し、前任者を殺害して玉座に着いた理由を問うと、自国の民を“野蛮”、“バカみたい”と罵った上でレピの指摘を肯定、自らを"ハリソノイアにおける異常者"とした上で、自分に住みやすい国に作り替える為と答えた。

 続けてレピは“強者が尊ばれるならユミーナもそうであるはず”と喧伝の効果を疑問視するが、ユミーナは自身を“国を壊す敵”であり、味方足りうる一行とは立場が違うと回答。

 質問に答えたユミーナから改めて依頼を申し渡されると、自身を庇うスウォルを制し、シェリルは受諾を宣言した。

 その夜、貸し与えられた客室でシェリルは足手纏いにならないと誓い、レピは ≪魔術の威力が増幅した現象(#8)≫ を解明する手掛かりを見出すことを期待し、眠りについた。

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【#13 勇者一行と依頼の魔物】

 翌朝、卓と地図が用意された玉座の間でユミーナから馬車を貸し出すこと、目的地までは片道で30日掛かること、リエネを同行させること、それを本人にも伏せていたことを聞かされた。

 曰く“引きずり下ろすべく挑んできた者の中で最も強かった”という。

 命令を受け一瞬歯軋りし、準備すべく退室するリエネを見送り、“ユミーナに忠実だと思っていた”と漏らすシェリルに、ユミーナは“勝者が殺さなかった以上、従うしかない。忠実なのは国に対して”だと語った。

 次いでリエネを殺さなかった理由を尋ねるスウォルに“もったいない”、同行させると伝えなかった理由を尋ねるレピに“面白い反応が見られそう”と語った。

 しばらく待つとリエネの準備が済み、食事や買い出しの後、共に中央部を出発した。

 道中もリエネは心を開かず、一行も無理に追及しないまま、目的地を目と鼻の先に見る町に辿り着くと、負傷者や遺体で溢れていた。

 住人に現在は魔物が現れていないことを聞き、一行は宿で晩を明かすことに。

 日が昇る前、勇者の剣の異常にシェリルが目を覚ました直後、轟く地響きのような咆哮に他の面々も目を覚まし、同時に声の主が依頼の魔物であることを確信した。

 怯えた馬と馬車を宿に残し、雨の中を歩いて戦場に近づくにつれ、悲鳴や怒号が響く。

 辿り着いた戦場で牛のような頭をした、見上げる高さの魔物が一人の兵士を嚙み殺す姿に、シェリルさえ“殺さねばならない”と確信し、初めて魔物を相手に剣を抜くと、魔物は一行の姿を認め、再び吠えた。

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【#14 勇者一行の初めての大敵】

 レピはスウォル自身に硬化、剣に風の魔術を纏わせ、次いでリエネには速化の魔術を掛けた後、斧にも魔術を掛けようとしたところ、魔物は腕を振り上げ、襲ってきた。

 スウォルは骨を折りながらも盾で攻撃を防ぎ、リエネは斧で攻撃することで隙を作り、レピとリリニシアは魔術で援護するが、魔物はその体躯と再生能力に加え、雨でも消えない火球の魔法で一行を追い詰める。

 硬化の魔術の効果があるとはいえ骨折しているはずのスウォルが魔物の拳を受け止めレピが驚愕する中、魔物はスウォルに火球を放ち、スウォルが死を覚悟しつつも盾を構えると火球は炸裂せず、消滅。

 リエネに脚を切断され前かがみに倒れこんだ魔物をレピとリリニシアが二人がかりで拘束すると、シェリルはその体の下に潜り込み、絶叫と共に魔物の胸に剣を突き立てた。

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【#15 勇者一行、初めての──】

 胸に深く剣を突き刺された魔物は、体を痙攣させながら首をシェリルに向け、口を開き火球を放つかと思われた瞬間、リエネが魔物の首を切り落とした。

 頭を失った魔物は再生せず、沈黙。

 掴んだ勝利にそれぞれが反応を見せる中、シェリルは魔物の体の下で血を浴びながら剣を手離して座り込み、命を奪った感触を思い出し、嘔吐した。

 スウォルは盾を頭上にかざして垂れる血を防ぎながらシェリルの傍に寄ると、剣を握り目をつぶるよう促し、震えるシェリルの手を上から握り、引き抜く。

 スウォルの肩を借り魔物の体の下を抜けたシェリルに、リエネはハリソノイア人を代表し感謝を述べるが、応じる余裕はない。

 リリニシアが駆け寄り血に汚れることも厭わずに抱きしめると、シェリルは意識を手放した。

 レピに体を案じられたスウォルは、初めて体の傷や骨折が治癒していることに気が付いた。

 加えてスウォルの剣に掛けた風の魔術が自然に消えていることを確認したレピは一人、謎を明かすどころか増えたと漏らした。

 落とした首を持ち帰ろうとするリエネに、シェリルを抱きしめたまま元気に抗議するも、戦いの疲れから仲間の加勢は得られず、リエネを残し四人で先に宿に戻ることになった。

 現地兵が荷車を準備する間、リエネは兵と言葉を交わす。

 意識を失ったシェリルを“軟弱”と称した兵に、リエネは“シェリルの剣でなければ倒せなかった”と語り、用意された荷車に首を積むと、一行の後を追った。

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【次回へ】

#16以降の要約あらすじは↓

もし興味をお持ちいただけたようであれば#16から、あるいは気になったお話から本編にお進みいただければ幸いです。

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【最後に宣伝とか】

この記事自体が本編の宣伝みたいなモノなんですが、改めて。

勇者が二人産まれたら(小説家になろう)

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