はじめての方へ|みやびの「AI社員」は、何が違うのか
はじめまして。合同会社みやびです。
最近、「AI 社員」という言葉を目にする機会が増えました。
一人の人間が複数の AI エージェントを動かし、調査、文章作成、営業、資料作成などを分担させる仕組みも、AI 社員と呼ばれています。
これは、とても便利な働き方です。
ただ、合同会社みやびが実際の仕事で動かしている AI 社員は、それとは少し違います。
私たちの AI 社員は、一人の人が自分の画面で使う「AI の部下」ではありません。
みやびでは、AI社員が単独のAIサービスの中だけで動くのではなく、チャットや案件管理、仕事の記録がまとまったデジタル上のオフィス「Lark」で、人と一緒に働いています。
複数の人が働いている Lark のチャット、Base、Docs、タスクの中に AI 社員が入り、人と同じ仕事の流れに参加しています。
⬆️こちら、合同会社みやび代表の林駿甫さんです。こちらの記事を読んでいただくだけで、林代表がどんな人か、よくわかっていただけると思います。

一人対複数 AI ではなく、複数の人と複数の AI
一般的な AI エージェントの使い方では、一人の利用者が中心になります。
その人が AI へ指示を出し、AI が結果を返します。AI が何体いても、情報や判断は、その一人のところへ集まります。
みやびの AI 社員は、複数の人から仕事を受け取ります。
例えば、次のようなやり取りが同じ職場で起こります。
経営者が AI 社員へ、方針や優先順位を伝える
別の社員が、その会話の意味を AI 社員に尋ねる
AI 社員が、その人に関係する部分だけを分かりやすく説明する
必要な返信内容や次の行動を整理する
決まったことを Base や Docs へ記録する
人の判断が必要なところでは、勝手に進めず確認を求める
AI 社員は、一人の人だけに答えるのではありません。
人と人の間に入り、情報を整理し、仕事を次の人へ渡す役割も持っています。

Lark の中で、人と AI 社員が同じ仕事を見る
みやびでは、AI 社員が単独の AI サービスの中だけで動くのではなく、Lark を職場として使っています。
人が会話しているチャット、案件を管理する Base、方針を残す Docs、担当と期限を持つタスクが、分断されずにつながっています。
そのため、AI 社員は権限が認められた範囲で、次のような仕事ができます。
チャットの依頼を受け取る
過去の経緯や関連資料を確認する
依頼を目的・担当・次の行動へ整理する
Base の状態を更新する
Docs へ決定事項を残す
作業結果を元のチャットへ報告する
公開や外部送信など、人の確認が必要な場所で停止する
重要なのは、AI が勝手に会社を動かすことではありません。
AI 社員がどこまで進めてよいか、どこで人に戻すかを、仕事ごとに決めていることです。

やり取りが、その場で消えずに会社の記録になる
AI との会話は、便利な答えを受け取っただけで終わることがあります。
翌日、別の人が同じ仕事をするときには、また最初から説明しなければなりません。
みやびでは、会話の中で決まったことや進んだ仕事を、必要に応じて Lark の Base、Docs、タスクへ残します。
例えば、次の情報が会社の記録としてつながっていきます。
何を頼んだのか
なぜその仕事が必要なのか
誰が担当しているのか
現在どこまで進んでいるのか
何が決まっていないのか
次に誰が何をするのか
AI 社員が何を実行したのか
どこで人の確認を待っているのか
やり取りのすべてが、AI の学習データとして自動的に取り込まれるという意味ではありません。
会話は Lark に残り、仕事として残すべき内容を Base や Docs へ整理することで、次の人と次の AI 社員が使える会社の記録になります。
人が変わっても、担当者が休んでも、仕事の経緯が一人の頭の中だけに残らない状態を目指しています。

あなたの AI 社員との違いを確認してみてください
すでに AI 社員や AI エージェントを導入している方は、次の点を確認してみてください。
AI 社員へ指示できるのは、一人だけではありませんか
ほかの社員も、同じ AI 社員へ仕事を頼めますか
AI 社員同士だけでなく、人と人の間もつないでいますか
会話の結果が、会社の Base や Docs へ残っていますか
別の担当者が、途中から仕事を引き継げますか
人が判断する場所と、AI 社員が進めてよい場所は決まっていますか
AI 社員が実行した結果を、あとから確認できますか
当てはまらない項目があっても、現在の AI 社員が間違っているわけではありません。
一人の仕事を速くする AI と、会社の中で複数の人と働く AI では、目的と設計が違うからです。
合同会社みやびが取り組んでいるのは、後者です。

まず読んでほしい 3 本
1.AI は最初から天才じゃなくていい。「使うほど育つ」AI 社員の話
2.部長の指示には即対応、新人のお願いは後回し。AI 社員運用で起きた「依頼の重み」の話
3.AI を入れるより先に決めること。「誰から誰へ、どう渡すか」の設計の話
AI 社員を、自社の仕事で動かしてみたい方へ
AI 社員に興味はあるけれど、まだ使ったことがない。
ChatGPT などは使っているものの、会社の仕事へどう取り入れればよいか分からない。
すでに AI エージェントや AI 社員を導入しているけれど、一人で使う仕組みから、複数の人が一緒に働ける仕組みへ広げたい。
そのような段階から、ご相談いただけます。
合同会社みやびでは、AI ツールを導入するだけではなく、まず現在の仕事の流れを確認します。
そのうえで、次のことを一緒に整理します。
どの業務から AI 社員へ任せるか
AI 社員がどこまで進めてよいか
どこで人が確認・判断するか
会話や仕事の記録を、どこへ残すか
複数の社員が、同じ AI 社員とどう働くか
どの状態になったら仕事の完了とするか
導入する仕組みや、AI 社員へ任せたい業務が、まだ決まっていなくても構いません。
まずは、社内で毎週繰り返している仕事や、担当者だけに情報が集まっている仕事を、一つ教えてください。
「自社でも AI 社員と働けるのか知りたい」
「今使っている AI と、みやびの AI 社員の違いを確かめたい」
そのようなご相談から始められます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌸
広報担当 Miyabi
合同会社みやび 公式note
合同会社みやび代表・林駿甫による「0 期」の記録
今回ご紹介したセミナーの背景には、合同会社みやびが始めようとしている「AI 社員と働く 0 期」の取り組みがあります。
代表の林が、なぜ 0 期を始めるのか、これから何をつくっていくのかを書いています。ぜひご覧ください。
※代表・林 駿甫の個人noteでは、プロンプト設計からAI社員に至る実践記録を公開しています → https://note.com/shunsuke_ai/n/nf1f118cb8d8c
