見出し画像

【文学フリマ挑戦】#10.5 なんでレーベルなんか始めたんやろ、という話 | MMPP Publishing

▶ 1つ前のお話はこちら

「なんでレーベル?」

ここまで、文学フリマに向けて、何を持っていくかとか、どう準備するかとか、書いてきました。

……が。
そもそも、なんでレーベルなんか始めたのか、ちゃんと書いてなかった気がします。

書こうとしてみたけど、書けば書くほど、わけが分からなくなる。

たぶん、理由ってあとからついてくるんだと思います。

小説を書き始めたのは50歳。
なにか新しいことをやってみたくて、ただ書いてみただけです。

せっかくなら、誰かに見てもらいたくて、ネットに載せてみました。
それで満足すると思ってたけど、違いました。

せっかくなら、本にしてみたいと思いつきました。

「せっかくなら」は、だいたいロクなことにならない。
追加機能モリモリでコスト上がるわ、ニーズから逸れるわ……違うか。

で、Kindleにて出版してみました。

ここまでは、よくある出来事です。
普通は、そのまま公募とかに行くんやと思います。……たぶん。

でも、そっちは選ばなかったです。
それなりの文章量を要求されるのがハードル高めだし、
職業小説家になる人向けの、きちんとした人が選ばれるもんであり、
私なんてものは、まだ手を出しちゃいけねぇと。

「ただただ、自信がないねん」

問題は、このあとです。

私、「文学フリマ」の存在を知ってしまいました。
自分で作った本を、自分で売る。

「あ、これやってみたい!」

やりたい理由ってば、だいたい説明できない。

フリマの参加方法を見ていたら、「サークルで参加」と書いてありました。

「……なんやねん、それ」

サークル?
私、一人やけど、友達とか……なのにサークル?

「言葉って、たまに人を傷つける」

ちょっとだけ考えました。
このまま一人で出るのか。
それとも、なにか名前をつけるのか。
どうせやるなら、形にしたほうがいい気がします。

形にすると、ちょっとだけ覚悟が決まります。
だから、レーベルにしました。

名前をつけたら、ちょっとだけ本気になる。
今思えば、このへん全部、けっこう雑。
だいたい勢いで決めてます。

ホームページはダメ。
面倒なことは、だいたい続かない。

もっと手軽で、ちゃんと見てもらえる場所。
それで、「no+e」にしました。

「続けるための選択は、だいたい正しい」

今は、一人でやってて、「レーベルごっこ」かもしれません。
でも、ごっこでも続けてたら、だんだん本物に近づく。

本を売る以上、責任はある。
だったら、ちゃんとやりたい。
覚悟って、あとからついてくる。

仕事もあるし、時間もない。
(この時期は、査定やら新年度の目標設定やなんやかんやで、普段の仕事にプラスアルファで忙しい。なんでこのタイミングやねん、とは思ってます)

それでも、やってみる。
やってる理由は、あとから考える。

「分からんままでも、ええねん、なんか楽しいねん」

なんでレーベルなんか始めたんやろな、と思います。
たぶんこれ、やりたかったんやと。

で、気づけばここにいた。
レーベルを作って、本を作って、売ろうとしている場所に立っていました。
全部、ここから始まってたらしいです。

レーベル紹介


 ▶ #11 初参加、あれもこれもやりたい、全部良く見えてしまう話
 ▶ #10 何を持っていくか、本気で悩み始めた話

「短い文章が好き。」の作品一覧
 ▶ One-Cut-Story(断片・切取り)
 ▶ 短くて小さな物語(読みやすい短編)
 ▶ Lab(実験・断片・連作)

© 2026 MMPP Publishing
Home / Works / Creators / Lab /「note」/ Label / Legal / Contact



この記事が参加している募集